天使たちがイシュタムに魅了される話
快楽堕ちはハッピーエンド私たちがその天使様に出会ったのは、私の同僚だった天使が天界を追放されて数日が経った頃でした。
褐色の肌、サラサラとした紫の髪、豊満な胸、ムッチリとした太腿…今にして思えばはじめて見た時から私たちはあのお方に魅了させられていたのだと思います。
「あら、貴方達大丈夫かしら?酷く疲れた顔をしてるけど…?」
こちらの心すらも見透かすような彼女の瞳に吸い込まれそうになりました。
「あっ……いえっ……」
「何か困ったことがあれば相談に乗るわよ?」
この時の私たちは同僚の裏切りとお怒りになっている神の間で心を擦り減らしていて心底参っていたのです。
そんな時に現れた彼女からの救いの言葉はとても魅力的でした。
「それでは…その……話を聞いてもらってもいいですか?…あ、えっとお名前は?」
「イシュタムよ。貴方達の悩みが消えるまで何度でも相談に乗るわ…。」
それが彼女との最初の出会いでした。
それから私は何度もイシュタム様にお会いしました。
彼女はいつも笑顔でとても優しくて、私たちの話を聞きながら親身になって聞いてくれます。
私も同僚の天使もイシュタム様と会う度に元気を取り戻していきました。
そして、ある時から私達はイシュタム様こそ、天使の鑑と尊敬し、心酔する様になっていきました。
そんなある日のことです。
「神様のお付きの天使ってやっぱり大変なのね…?」
「そうですね…イシュタム様が居なかったら私たちも耐えられませんでした…。」
「それは大変ね……ねぇ、もっと貴方達を癒やしてあげたいんだけど……いいかしら?」
イシュタム様がそんな事を言って私の腕に胸を押し当てて誘惑してきたのです。
イシュタム様の柔らかな胸の感触と甘い香りが鼻腔をくすぐり、否応なしに『その先』を期待してしまいます。
「イ、イシュタム様⁉︎神様から姦い…んっ♡」
言い切る前にイシュタム様の唇が私の口を塞ぎ、舌を絡めて来ました。
「ちゅぷっ♡れろぉ……♡その先は言っちゃダメ、私はあくまで貴方達を『癒す』だけ、貴方達も私に『癒される』だけ、そうでしょ?」
イシュタム様は口元に手を当てて可愛らしく微笑みました。
「そ、そういう事でしたら……はい!お言葉に甘えて…癒やしてください!」
私はイシュタム様の魅力に逆らえず、そのまま受け入れてしまいました。
同僚も首が千切れるんじゃないかというほど縦に振ってイシュタム様を受け入れていました。
イシュタム様の身体はまさに理想の女性そのものでした。
柔らかく大きな乳房に程よく肉のついた腰回り、引き締まったヒップラインにむっちりとしつつも張りのある太腿……。
どれだけ抱いても飽きるどころかますます愛おしくなるイシュタル様の身体に私たちはすぐに夢中になってしまいました。
「ほら、二人とも遠慮しないで好きなように動いて良いのよ?私が全部受け止めてあげるわ。」
その言葉に甘えるように私たちは何度もイシュタム様の胸を吸い、舌を絡め、性器を擦り合わせ、欲望のままにイシュタム様を求めました。
私たちがイシュタム様の身体の味を覚えてしまって数日経ったある日、私たちがイシュタム様の所を訪れた時のことです。
「あら、今日は随分早い時間に来たのね?ふふっ、私の『癒し』が気に入ったみたいで嬉しいわ♡」
そう言って笑う彼女の羽が黒く染まっていることに気がつきました。
「あっ……だ、堕天使っ…!」
堕天使──堕ちた天使、神様に弓引く大罪人。
まさか、イシュタム様がその堕天使だったなんて…。
私も同僚の天使も警戒して後ずさりします。
しかし、堕天使イシュタムはそれを気にすることなく、私達に近づいてきました。
「何を今更驚いているのかしら?貴方達は心のどこかで気付いていた筈よ、私が真っ当な天使じゃないって。」
堕天使イシュタムの言葉に私は何も返すことができません。
戒律を破る様な彼女の『癒し』をおかしいと思わなかったと言えば嘘になります。
けれど、そんな些細な事より彼女を抱く快楽に溺れる心地良さがそれを上回っていたのです。
「いい子ちゃんでいつ続けるのって疲れるわよね…?」
堕天使イシュタムが私達の片手をとって胸へと持っていくと、服越しにも関わらず、その豊満な胸に手が沈み込んでいきます。
「だからいっぱい溺れましょ?『悦楽』と『享楽』に…♡神を裏切って私に溺れてしまえばもう苦しまないわ。」
堕天使イシュタムの言葉は甘く、優しく、私達の心を蕩かしていきます。
(何で目の前の極上の女体を我慢しなければいけないんでしょう?何で私たちの心を労らない神のために尽くさなければならないんでしょうか?)
手の平に感じるイシュタム様の胸の柔らかさと温かさが理性を溶かし、神への信仰が失せていくのがわかります。
「勧誘はこれが最初で最後。貴方達の好きにすればいいわ。」
そう言って私たちの手を胸から離すと、今度は下半身へ誘導してきます。
「私はいつでも貴方達を待ってるから……♡」
じっとりと愛液で濡れたイシュタム様のおまんこに触れた瞬間、私たちは天界の機密を叫び、堕天を誓ってしまいまうのでした♡──…
え、後悔?そんなものは微塵もしていませんよ?
私たちは今日も極上の女体を抱く『悦楽』を得て、『享楽』に溺れ続けるのですから♡