大人の遊びは2人きりで
「はぁ…♡あなたを独り占めできるって良いわね♪」
「それはそうだけど…膝の上に座るなんていつでもできるんじゃない?」
「2人きりで、っていうのが重要なの。こんな風に遊んでも騒がれないし。ふー…」
「っ!?…耳はやめようか」
「あははっ、良い反応ね♪」
今イチャついてるわたしとマスターがいるのは彼のマイルーム。まあ最近ではわたし達も一緒にいることがほとんどなので、実質わたし達のマイルームでもある…なのだが今日は珍しくイリヤも美遊も別の予定が入ってるためここにはいない。つまり今部屋にいるのはマスターとわたしだけなのである。なのでわたしはこのチャンスを逃さないようにマスターとイチャイチャすることに精を出している。
「あっそうだ!今度みんなで映画観ましょうよ。怖いやつ」
「それは良いけどイリヤが納得するかな」
「そこはなんとかするわよ。わたしに任せておいて」
最初はこんな風に会話して戯れるだけでも楽しめたが、その内刺激が欲しくなってきた。というわけで今からもっと大人な遊びを決行してみる。
「マスター、ちょっとこっち見て」
「うん?どうかしたの」
「んむっ♡…」
「!?」
不意打ち気味にマスターの唇を奪う。彼とは色んなことをしてきたけど…やっぱりこれが一番好き。だってこうすると慌ててる顔がよく見えてすごく楽しいし、それに恋人って感じがして胸がドキドキするから。そういうストレートな愛情表現はマスターとの繋がりが感じられて、特別な関係なのだということを自覚できる。だからわたしは彼とキスをするのが好きだ。
「ちゅ♡……ちゅる♡…じゅぱ♡…」
「っ〜〜〜!!!」
絶対に逃さないように腕を首筋に回しながら舌を絡める。わたし達とは何回もシてきたマスターでも、流石にキスのテクではまだまだこちらが上らしい。終わった後のマスターの目の色は明らかに変わっているのがそれをよく示している。
「……ぷはっ……ごちそうさま♡中々いい感じだったわよ♪」
「…はぁ…はぁ……クロっ!」
「やんっ♡マスターのけだもの♡」
本気のキスでスイッチが入ったマスターに押し倒される。こんな風にわたしへの欲が分かりやすく伝わってくるのはすごく嬉しい。それはつまり、マスターがわたしに女の子としての魅力を感じてくれていることの裏付けになるから。
「クロとシたい…駄目、かな?」
「もう、しょうがないわね…良いわよ、いっぱい気持ち良くしてあげる♡」
その言葉で最後のブレーキが外れたのか脇目も降らずわたしの服を捲り上げる。そのまま慣れた手つきで下着も外してしまうと、あっという間にわたしの成長途中の上半身が露わになってしまった。
「今日は胸が良いの?」
「駄目かな」
「んーん、全然そんなことないわよ。ほら、好きなところ触って♡」
「…どこで覚えたんだそんな誘惑っ!」
「あっ♡」
抱き抱えられるようにして胸を弄られる。マスターとシてばかりだったせいか前よりも敏感になった気がする。
「っ♡…ふあっ♡…」
「クロの胸…フニフニしてて気持ち良い…」
「そこっ…先っぽばっかりいじっちゃって…えっちなんだから♡」
「…クロがエロすぎるから……」
「んっ♡…仕方ないマスター♡」
そう言いながら首筋を甘噛みする。噛むたびに身体を震わせるのが余裕がない感じが現れているようで可愛らしい……こんなことを言っているがわたしもマスターが欲しくてそろそろ我慢の限界が近づいてきた。なのでこの辺りでおねだりをしようと思う。
「マスター♡そろそろ"こっち"もお願い♡」
「……わかった、脱がすよ」
マスターが息を荒げながらわたしの下着に手をかける。そこうして全てを委ねてされるがままの状態になるのはとても興奮する。
「すっごい濡れてる…」
「マスターにえっちなことされたからこんな風になっちゃったのよ?だからきちんと責任とって最後までしてね♡」
「ん……」
「あんっ♡(必死になって弄ってるの可愛い♪)」
マスターの指でかき回されるたびにくちゅくちゅとやらしい音を立てるわたしの秘所。この時点でもう気持ち良すぎてどうにかなりそうだ。
「ふあっ♡ダメっ♡イっちゃう♡」
喘ぎ声と共に体中に電気を流されたような感覚がほとばしる。1人では絶対味わえない快感に軽く痙攣しながら今度はマスターの方に向き直る。次はわたしが彼を気持ち良くさせる番だ。
「はぁ、すごかった……♡次はマスターの番ね」
「…お願い」
「うん、任せて♡」
ズボンと下着を下ろして隆起する"それ"と対峙する。先から少し透明な液体が流れてる辺り、マスターも大分興奮してるみたいだ。
「はむっ♡……じゅる♡…」
「っ…!」
「どう?ひもひいい?」
「最…高…!」
咥えながらマスターの方を見上げてみると、気持ちよさそうにしている彼の姿があった。
そんな顔を見てるとわたしの方もキュンキュンしてしまう。
「やばっ…出るっ!」
その声と同時に大量の精液がわたしの口の中に流し込まれる。溢れんばかりのそれをこぼさないようにきちんと受け止める。
「んくっ……んっ…もらっちゃった。あなたの特濃せーし♡」
「…クロ…俺、まだ……」
「うん、わかってる。次はこっちで相手するね♡」
まだ収まりが見えないマスターのモノにわたしのアソコをあてがう。ずっと濡れていたのもあって一気にわたしの中に入っていってしまった。
「っ〜〜〜♡♡♡」
「全部入った…な」
「…ちゃんと準備したおかげね♡それじゃわたしから動くけど途中でギブアップしないでよ?」
ちょっとした強がりを言ってから身体を前後に揺する。動くたびにわたしの中を擦られるのがすごく気持ちいい。これではどっちがどっちにご奉仕してるのかよく分からない。
「っ…♡どうかしら、あなたが気持ちよく感じる動きは覚えたと思うんだけど」
「最高に気持ちいいよ…クロの蕩けた顔とか喘ぎ声とかもすごくエロいし…」
「…ほんっとマスターはわたしのこと大好きなんだから♡」
マスターがわたしにメロメロなのを再確認したのでちょっとだけ動きを早くしてみる。するとさっきよりもわたしを抱きしめる力が強くなり、息遣いもさらに荒くなった。こんなことを言っているがわたしもわたしでついさっきまでの余裕は全くなくなり、ひたすらマスターの上で腰を振っている。
「お゛っ♡マスターのちんぽ♡気持ちいいところに当たるっ♡♡♡」
「クロっ!……そろそろ…」
「うん、わたしにいっぱい出して♡」
「…出すぞっ!クロ!」
「んあっ♡イっちゃう♡ますたーといっしょにイっちゃうううぅぅ♡♡♡」
先ほど口でシた時とは比べ物にならないぐらいの精液が注がれる。あまりの気持ちよさに身体中に力が入り、わたしがイくのと同時に一気に解放される。快感でとぶ、というのはまさに今この時のような状況のことを言うのだろう…
イった後もわたしのおまんこはしばらくヒクヒクと快感の余韻が残っているかのように動き、頭の中は気持ちよさで埋め尽くされていた。潮も吹いたせいかわたしがいた場所の下はびしょびしょに濡れている。まだまだ収まることを知らない息遣いを無理やり飲み込みながら、同じく気持ちよさで頭が真っ白になっているだろうマスターに声をかける。
「……またイかされちゃった…♡次もお願いね、あなた♡」
〜〜〜〜〜
「♪〜」
「あの…そろそろ離してもらっても?」
「だーめっ♪わたしが満足するまでこのままでいて」
「…仰せの通りに」
「聞き分けが良くてよろしい。ついでに頭も撫でて欲しいなー」
「はいはい…」
「んっ……ずっとこのままが良いわね…」
「そうだなーって言いたいけど、イリヤ達に怒られそうだからなぁ」
「…今は2人の話はしないで。わたしだけを見て」
「ごめんごめん。クロに集中するよ」
「うん♪それでこの後なんだけど…」
のんびりと流れていく2人だけの時間。多分後もう少ししたら終わってしまうけど…だからこそ楽しめる内に楽しんでおこう。恋人との時間は少しでも長く過ごしたい。
「……大好きよ、マスター♪」