夏の風紀委員、頼光ママの場合

夏の風紀委員、頼光ママの場合



この日も私は夏の熱気にうつつを抜かし、風紀を乱す者がいないかどうか見回りをしていたのです。

夜の街で見覚えのある方が男に声をかけられていました。その正体は巴様でした。彼女は金時や綱より遥かに華奢で、遊び人の風貌を漂わせる男に絡まれていたのです。

これはいけません!御禁制の匂いです!そう思うや否や、私は後ろから男の手を掴み、巴様を逃したのです。

男に説法を説いていると、男は改心したと良い、私と共に風紀委員の活動をしてくれると言ったのです。私はそれを喜ばしく思い、彼と共に風紀を正すべく、夜の街へと繰り出しました。


━━そして気がついた時には、私は既にベッドの上で水着をずらされた状態で仰向けに草臥れていて、丸出しの恥部から液を溢れさせ、荒い呼吸をしながら……男の肉棒で目隠しをされていたのです……。


男に見せられた端末には、まるで悲鳴の様な喘ぎを上げながら胸を蹂躙され、肉棒を受け止めている私の姿がしっかりと記録されており、只々……絶句する事しか出来ませんでした……。


当然、彼等を瞬時に塵芥に帰させることは容易でした。しかし、人を殺め事を大事にしてしまうと、マスターの活動に支障が出てしまうので……私は彼との肉体の関係……「せふれ」という関係を結ばざるを得ませんでした……。


それからは度々彼に呼び出され、浜辺で、木陰で、夜の路地裏で……沢山の場所で男の肉棒を受け止め、欲を吐き出されました……。その度に私は、悔しさと共に……言い表せない開放感を感じてしまっていたのです……。


後日、彼に呼び出された私は、ある部屋へと連れていかれました。中では既に何組かの男と女性サーヴァントが体を重ねていたのです。中に入るや否や、男は私の胸を揉みしだき、まるで戦利品(トロフィー)の様に私の体を他の男に見せ付けながら、仲間と思しき他の男と談笑を始めたのです。その男の傍には━━巴様がいました。

どうやら私たちの痴態はすべて、男の仲間の間で共有されていて、どんな女サーヴァントを堕としたのかを自慢し合っているという言葉が聞こえたような気がしました……。


━━それからは最早、酒池肉林としか言い表せません。私と巴様は乳を揺らしながら快楽に溺れ、続々と部屋に入ってくる他の女サーヴァントとの喘ぎ声の大合唱に加えられてしまったのです……。そして何度も、何度も、中へ種を流し込まれてしまいました……。

それなのに、この体は悦びを覚えてしまっていました。たまには……目溢しをしてしまってもいいのかもしれません……。


だから今夜も私は風紀と開放を守るために、彼との逢瀬を求め、夜の街を征くのです。

お腹に宿った、新たな命と共に……♡


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