夏の夜

夏の夜


前スレの>>147が刺さりまくったので

好みと妄想の詰め合わせ

それでも良ければこのままどうぞ















ヌチュ、パチュ

蚊帳の中に水音が響き、荒い呼吸が重なる

一糸纏わぬ肌を汗が流れ、月の光を受けて輝く

穏やかな夜風が薄幕を揺らし、火照った身体に心地よく吹き込んだ


「ハァ…どうだ?気持ち、いいか?」

ゾロは額に汗を滲ませながら不敵に笑う

馬乗りの体制で身体を動かす度に水音があがり、緑色の髪と鍛えられた胸板が揺れる

視線の先にいる男は布団に寝そべり、揺れる胸板を目で追いかけながら笑う

「うん…すっごく、気持ちいい」

その言葉にゾロは「そうか」と返して笑う

「だけど…」

男はそう言うとゾロの腰を掴み、

「そろそろ、おれも動きたいな」

愛しい男の落とした汗を舐め取り、そのままグッと腰を入れた


「あぁっ!」

突き上げるような感覚に、おもわず声があがる

繋がり合った場所があらわになり、内側が切なげに疼く

そのまま一定のリズムで腰が動く

「ハァ…ねェ、気持ちいい?」

「あっ、ハァ…んっ」

男の問いかけにゾロは押し殺したような声をもらす

その背は丸まり、両目は痛みに耐えているかのように固く閉じられている

男はその様子に微笑みながら身体を起こし、胡座をかいた膝の上にゾロを乗せた


パチュン、パチュン

角度が変わり、水音はさらに深くなる

ゾロの左耳でピアスが揺れ、月明かりを受けながらチャリチャリと鳴く

二人の呼吸は荒らさを増し、蚊帳の中に響く

「…ハァ…んんっ、んっ」

「ここ、捕まって…ハァ…大丈夫」

絡み合った指をゆっくりと解き、ゾロの腕を背中に誘導する

「ハァ…ハァ…ゾロ…」

「んっ、はっ…んんっ…」

口を吸い合い、舌を絡める

そして内側を一際深く突いた時、

「あっ、ああああああっ!!」

「んっ、ぐっ!!」

夜風に蚊帳が揺れる中、高く掠れた声と押し殺したような声があがる

そして二人の中に火花が散り、勢いよく熱が放たれた

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