士道が脚と尊厳を折られる話。

士道が脚と尊厳を折られる話。


題名そのままです。

妊娠表現、足が折られる表現あり。

士道が反抗的です。

書き手が士道の口調があまりよくわかっていないので誰おま状態且つSS初心者のため稚拙な文章です。

士道への劣情が先走ってできた話ですのでご容赦ください。


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自分の体内で何かが爆発した。


感じる。

生命の誕生を。

忘れていた、俺がずっと求めていた、

そして今初めて体感した、

あの、真の《爆発》を。

そして蹴り飛ばした。

俺の体を揺さぶって自分だけキモチヨクなっている、爆発してるように見せかけた青い俗物を。

吹っ飛んで、部屋の隅で蹲っている青い塊り。

テメェがそうするのは種の存続のため。

そういう生物だからそういうことをする。

テメェ自身が流された末での選択だ。

だからテメェからは爆発を感じない。

そんな奴が俺に触るな。

そんな奴に体を許した自分が憎らしい。

殺してやる。

今までの鬱憤憎悪全部載せて、コイツら全員殺してやる。

今まで鍛えてきた脚を振りかざした。

確実に殺す。

絶対に殺す。


殺意を乗せた脚はーーー


ゴギッゴギッッブチブヂッッッ


ーーー青い生命体に何の傷も残すことなく、千切られた。


「 は………?」


(俺の、足が………折られた…???)

視界を覆う青い影

背に走る浮遊感

視界に散る紅い飛沫


「ーーーーーッッァァァァぁぁぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛あああ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!!!!!!!!!!!」


自分の声が轟音と鳴り響く。

床が震え、壁が震え、皮膚が震えた。

後頭部に走る衝撃も痛みもどうでもいい。




俺の脚!!!!

俺の生命線が!!!!

だったら!

肺を潰され、心臓を止められた方がマシだった!!!

殺してやる!!!!!!!!

絶対に殺してやる!!!!!!!!

俺の顔を抑えるその手をどけろ!

俺の腕を押さえるその手をどけろ!

テメェの粗チンぶった斬るぞ!!!!!



叫んでいる間にも、その青い非爆発生命体は律動を開始していた。

そもそも俺はこの叫びを声に出したかどうかさえもわからない。


唾を吐き掛けた。

憂さ晴らしにもならねぇが、見事に顔面の中心、眉間のちょいと下辺りに命中した。

ザマァ見ろ。

「腰振るしか能の無え非爆発的生命体が!絶対に殺すーー」

ゴッ、ゴシャッ、ゴッッッ

頭から顔にかけて、3回。

容赦なく拳が振り下ろされたが、今までの屈辱に比べたら安いもんだ。

それはそれとして、殺意のボルテージは上がるんだよ。



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どれだけ踵落としをしようが、殴ろうが、蹴ろうが、ヤツは吹っ飛ぶことはなく、律動は止まらなかった。

抵抗したせいか俺の穴はぐちゃぐちゃで、皮膚が裂けて血も混ざっている。


それよりも、未だ脚は千切られてそのまま。

血は流れっぱなしだ。


流石に出血多量で頭がぼーっとする。

あぁ、クソッタレ!気絶するわけにはいかねぇ。死ぬわけにはいかねぇ!!!

既に視界はぼやけて眩暈も酷くて、視界からはほとんど情報が得られていない。

耳から聞こえる音だけが頼りだ。

もう足がちぎられてどれくらい経ったのか。

2時間か?3時間か?多分15分から30分だろうが、たったの1分や2分にも感じる。


興奮のピークが過ぎたからか知らないが、痛みが、もはや尋常ではない。

つーか腹の子、死んじまうじゃねぇか…

止めろよ、糞ッ垂れ、こんなの一匹止められねぇ、とか、最悪じゃねぇかよ…

好き勝手されて……生命線も絶たれて…

こんなんじゃぁ死ねねぇ、…こんなんで死なねぇ…!

ころす、ぜったいだ。


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