呆然
この逃走中もどきが始まって1時間程だろうか
他の逃走者が捕まったりミッションクリアを目指したりと
少しスタミナが減った事を感じる頃、それは唐突に始まった
何の前触れも無く点いたモニターに映っていたのは
蜂楽「アン💛アッアッ💛ハア"ッ💛」
見たことない程恍惚とした表情を浮かべ、淫らに腰を振る事に夢中な
ーーー仲間(ライバル)の姿だった
蜂楽「フゥッ💛ウンッ💛💛ンッ💛
ハァァァアンッ!💛💛💛気持ちぃ💛もっと💛もっときて💛💛」
初見の時に悲鳴をあげた者もいただろうが
今はただ映像の真意を知るために、誰もが釘付けになっていた