吸血鬼にご注意
かな「あーくんその衣装かっこいいわね。」
アクア「そうか?」
ドラマで撮影した吸血鬼の衣装を身に纏う。有馬に褒められて悪い気はしない。むしろいいぐらいだ。
アクア「牙も再現してあるからな。」
かな「おー。本格的ね。セリフも言ってみてよ。」
アクア「そうだな…『美味しそうな体だ…』…ちょっと待ってくれ、今の無し!さすがに急に過ぎた。すまん。」
かな「…血、吸ってみる?」
そう言うと有馬は髪をかきあげ首元を見せる。
姫川「…なぁ、星野。」
アクア「どうした?姫川さん。」
姫川「なぜ有馬の首元に絆創膏が貼ってあるんだろうな。」
アクア「…」
姫川「今朝はつけてなかったのに休憩終わったら貼ってあったなぁ。」
アクア「…」
姫川「本人は『虫に刺された』って言ってるけどどう思うよ、吸血鬼。」
アクア「俺が有馬の髪かきあげて首元見せた姿が色っぽくて我慢できなかったみたいな言い方はやめてくださいよ!」
姫川「そこまで言ってねぇよ。」
そんなハロウィンの日の思い出。