可愛い姿が見たいので

可愛い姿が見たいので



R18注意 ペルニダ×ユーゴー


ペルニダは霊王を構成するパーツの一部である。本体から切り離された自分を拾って、居場所を与えてくれたのは見えざる帝国だ。彼は明確な自我を持ち、特に気に入っていた人間の名はユーグラム・ハッシュヴァルトだった。

「キョウハ…ドウスル?」

「そうですね…少し、散歩でも如何でしょうか」

ペルニダはあまり表に姿を晒せないから、夜になると陛下の命令もあるが、遊んでくれるハッシュヴァルトが大好きだ。


ある日の事…いつもと同じ様にぺルニダの元を訪れたハッシュヴァルト。

「…ペルニダ?」

「ハッシュヴァルト…イツモ、アソンデクレル…オレイ…シタイ」

「…気にするな」

何だかペルニダの様子が違う気がする。身の危険を感じて一歩後退りした時だった。ばちばちと体が痺れる感覚…立てなくなってその場に座り込む。

「ッ、ア…な、何を!?」

「ダイジョウブ…キモチヨク、スル…ダケ」

ペルニダから伸びた神経がハッシュヴァルトの身を侵食する。もはや、自分の意思で指一本も動かせない。

「や、やめ…ア、ッ!」

触ってもいないのに体が熱くなる。

「コエ…キキタイ」

「ぅ、あ、…ひっ、ん!」

ばちばち、ぞわぞわ…。勝手に下半身に熱が集まって窮屈そうにズボンの中から起立している。

「ズボンノナカ…ミタイ!…ミセテ?」

「な、何を言って…!?」

ハッシュヴァルトの体は操られるまま、下半身を覆っていた衣服を脱ぎ捨てる。

「カワイイ!…カワイイネェ」

「…っ、ぐ」

恥ずかしさに声も出ない。ペルニダはじっとハッシュヴァルトを見ている。

「モウスコシ…ツヨクシテモ…ヨサソウ?」

「も、もう、やめ!ガ、ッ!?」

ビリビリばちばち。頭の中が真っ白になって熱を放っていた。

「ノウのシンケイ…スコシイジッタ!モットモット…キモチヨクナッテ…」

「ァ、ア…今イッ、た、のにィ!?」

ばちばちビリビリぞわぞわ。

ペルニダが飽きるまで饗宴は終わらない。



endですが、ちょっとオマケ



【金糸雀は誰の為に鳴く】陛下×ユーゴー


最近は、ペルニダの元に行くのが少し辛いハッシュヴァルト。隙を見せると、途端に身体の自由を奪われて未知の快楽に悶える事になる。

「ふ、ぅ…あっ、ん!…」

今日もペルニダの神経が身体の自由を奪い、心もバラバラになりそうな快楽に喘ぐ事しか出来ない。時折、ハッシュヴァルトの頭を撫でるペルニダ。

「イイコ…イツモ、ガンバッテル」

「私の前で無くとも鳴く様になったか…ハッシュヴァルト」

微睡みそうになった己に掛かる鋭い声。

「っ!へ、陛下…」

「随分と楽しそうにしているな。その身が誰のモノであるか忘れたのか?」

見えざる帝国の主たるユーハバッハが咎めるようにハッシュヴァルトを見た。ペルニダがいて、自ら痴態を晒している状況だ。言い逃れなど出来はしない。

「…も、申し訳ございません」

「何を謝る?別に私は息子達が仲良くしてる事を怒っている訳では無いぞ。」

ペルニダは陛下の側で大人しくしている。いつの間にか身体の自由は戻っていた。陛下は手を伸ばして、ハッシュヴァルトの頬に触れる。

「さぁ、私の為に鳴いてみせよ…ハッシュヴァルト」

「あっ、陛下…♡」

ハッシュヴァルトの目は被虐と快楽の間に揺れていた。


終わり




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