口岡、吹っ切れる

口岡、吹っ切れる


※禪院晴作者様の作った作品のIFです

※晴ちゃんも(最終的には)宿儺も死にます

※口岡のクズな性根が見えます


「やられた…」

僕はそう呟いた

禪院晴に縛りを突破されて

術式をコピーされた…

アイツに僕の術式を持たせるのはまずい

早急に排除しなければ

「楽巌寺学長、万が一僕が失敗した場合、それが証拠になります」

そう言って僕は楽巌寺学長に

スマホを渡した

スマホには僕と宿儺の会話が

録音されている、少なくとも宿儺を殺す

口実にはなるだろう

そしたら楽巌寺学長は僕が何をするか

察したかのように、後ろに下がった

「みんな、ちょっとここから離れて」

そう言うと虎杖が僕に聞いてきた

「ん?どうしたんだ口岡?」

「烈火化身」

そう口岡が呟いた瞬間、

口岡がに包まれた

「口岡何やってるの!?てか何それ?」

五条先生が困惑したように僕に言い放つ

他の皆も困惑しているようだ

「禪院晴に術式をコピーされました

本来なら軟禁して宿儺の交渉材料に

する予定でしたが…辞めました

あの老害に僕の術式を持たれるのは

ヤバいので殺します」

僕が淡々と言い放つと

「口岡…何…言ってんだ…禪院先生を…殺す…だなんて冗談キツイぞ」

そう虎杖君が聞いてきた

「もうすぐこの辺りも炎に包まれる

 早く離れて」

その言葉を聞いて、五条先生以外はここを離れた

「口岡!説明しろ!何のつもりだ!」

珍しく声を荒げて五条先生は言った

「悪いですが説明の暇はありません

後で楽巌寺学長に聞いてください」

そう僕は言い放ちリミッターが外れて普段の2倍に強化されている肉体に更に呪力で強化を重ね

脚に力を込めその場を離れた


声が聞こえる。どうやらあの2人はイチャイチャしているらしい

呑気なものだ

「宿儺…私、見えるわ!貴方が見える!そうよ…呪印まで全部」

「ケヒッ…そうか!やはりお前は俺の嫁に相応しい!」

その瞬間、壁を突き破り何かが現れ、辺りが炎に包まれた

「やあ、さっきぶり」

そう言って禪院晴の頭を手で掴み床に押し付ける。ついでに鎖で縛り呪力を無くす縛りを押し付けた。

「晴ッ!」

「今、他人の心配する余裕あるの?

まぁいいけど、黒閃

そう言って黒閃を発動できる縛りで黒閃を発動させた

「グブッ!?」

「はー、そういうのいいから、黒閃

今度は最強の一撃を打てるようにする縛りで最強の一撃とともに黒閃を放つ

「宿儺!!」

「やめて!お願いだから!」

禪院晴が宿儺に対して心配したかのような悲鳴をあげ

僕に対して助けを求めてきた

「へー今まで沢山、罪のない人を殺してきた癖に自分がされる側になったら、そんな反応するんだ。自分勝手だね、僕が言えたことじゃ無いけど。」

「龍鱗、反発、番いの流星

「ああ、やめてよね。

それ打ったら禪院晴を殺すから

そう言うと宿儺は技を打ち渋ったようだ

狼狽えたような表情の宿儺の頭を掴み壁に押し付ける。

もちろん黒閃と最強の一撃の

オマケ付きだ。

「愚かだね、どっちにしろ、お前も彼女も、ここで殺すってのにどうしてやめちゃうんだか」

そう言って気を失った宿儺に鎖を巻き付ける。

そうすると禪院晴が僕にこう言ってきた

「やめて!宿儺を殺さないで!何でもするから!!」

…いいこと思いついた

「ん?今何でもするって言ったよね?」

「え、えぇ宿儺を殺す以外なら何でもするわ!」

「じゃあ縛りね、その1コピーした脱縛術式を捨てること、その2今後は僕の命令に絶対服従、宿儺を傷つけることを除いて、その3僕は宿儺を傷つけない、これらに反したら死ぬ、それでいい?」

「えぇ…いいわ…それでいいわ…」

「じゃあ縛り成立だね」

バカだなぁ僕の術式が何なのか忘れてる。

「じゃあ宿儺殺して?」

「え、何で…縛りで…できない筈じゃ」

「バカだなぁもう忘れたの?さっきまで脱縛術式手に入れたやった!って言ってたじゃん」

そう僕が言い放つとみるみる顔色が変わっていった。

「い、いやできない、そんなこと…」

「あっそう、じゃあ死ね」

そう僕が言って彼女は死んだ

呆気なかったなぁ

「じゃあ、このまま宿儺殺すか」

いや、けど生かしたの方が絶対に宿儺は嫌がるな、いい贖罪になりそうだし

とりあえず新しい縛りでもするか、『戦わない代わりに自然治癒力を上げて』

宿儺に巻きついた鎖で宿儺に呪力を無くす縛りとさっき作った戦わない縛りを押し付け、放置する。

まぁコイツなら生き残れるだろ

あと忘れる前にデメリット消しとこ。

そう思って、烈火化身を解除して

ここから離れようとしたら五条先生がやってきた。

「事情は聞いたんですか?五条先生」

そう聞いても先生は反応しない

この惨状に脳の処理が追いついてないのだろうか?

「…お前がコレを?」

「そうですけど…何か?」

この時、五条先生には僕が悪魔のように見えたらしい


余談だが禪院晴を殺した後に転生に

関する縛りを押し付けておけば

よかったと後悔した

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