十字架のフェイカー
【元ネタ】新約聖書
【クラス】フェイカー
【真 名】バラバ
【性 別】男
【身長・体重】176cm・74kg
【外 見】四肢と体に太い鎖が巻き付き、口には獣用の口枷がつけられた黒いざんばら髪の男
【属 性】悪・混沌・人
【ステータス】筋力:B 耐久:D 敏捷:C 魔力:D 幸運:B+ 宝具:EX
【クラス別スキル】
・偽装工作 :B+
「フェイカー」のクラス別能力。
ステータスおよびクラスを偽装する能力。
十字架のフェイカーのスキルはそれだけに留まらず、真名の偽装すら可能としている。
・単独行動:C
マスターとの繋がりを解除しても長時間現界していられる能力。依り代や要石、魔力供給がない事による、現世に留まれない「世界からの強制力」を緩和させるスキル。
Cランクであれば一日程度の現界が可能。
【固有スキル】
・十字架の救済:A
本来ならば死の運命を決定づけられていたフェイカーは■■■■■■■■の身代わりとしてその定めから逃れ得た。
自身への害意、あるいは窮地に晒された場合、幸運ステータスが一段階上昇する。
・罪の奴隷:B+
強盗、殺人、暴動。彼が磔刑に処せられる迄に重ねた罪の数々。その罪は■■■■■■■■の身代わりにより赦されたが、フェイカー自身がそれを赦すことは出来ていない。
全ステータスに常にマイナス補正。
ただしフェイカーが善行を重ね、誰かを救うごとにスキルランクは低下していく。
【宝具】
『十字架か、杭か(ペプロメノ・スタウロス)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1〜10 最大捕捉:1〜3人
本来であればフェイカーがいるべきであった場所にして墓標。その罪と罰から身代わりを以てフェイカーは死から逃れた逸話が昇華された宝具。
対象を強制的に磔刑に処する。対象のアライメントが善であった場合強制力、拘束力にプラス補正が入る。
『主よ、今こそ罪の清算を(フェイト・スタイライト)』
ランク:EX 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
罪の奴隷スキルがEランク以下となった場合に使用可能となる宝具。
本来のフェイカーの逸話の逆……『フェイカーが身代わりとなることにより■■■■■■■を死の運命より救う』という因果逆転を発生させることにより、自身の消滅と引き換えに■■■■■■■をごく限られた短時間だけこの世に顕現させることが出来る。
【解説・人物像】
新約聖書の福音書に登場する数々の罪を犯したユダヤ人の囚人であり、■■■■■■■の代わりに恩赦を受け釈放された。
───────そして、■■■■■■■が生前に最後に救済した人間でもある。
バラバという名は渾名であり、『Bar-abba(御父の御子)』という意味の名前が■■■■■■■『父なる神の子』に重なること、『代わり』として解放された逸話から影武者、偽物としてのクラスである『フェイカー』として召喚される。
新約聖書においては罪を赦され解放された後のことは記載されていないが、その後の彼は■■■■■■■の復活を知りそれまでの自分の罪深さを思い知り改心。己の罪に向き合い、人知れず誰かを救うために行動し、生き続けたが死の間際まで罪への意識は拭い去ることは叶わなかった。
聖杯戦争においてもその意識は変わらず、誰かを助け、善行を積むことを第一とし自己犠牲も厭わない性格。
願いは「■■■■■■■に懺悔する」ことである。