”剣聖卿”

”剣聖卿”


ミホーク・ジュラキュール・フォン・ノスフェラス


ミホーク・ジュラキュール・フォン・ノスフェラス

【紋章概要】黒字に純白の大鎌と獅子の頭部

【血統】  ノスフェラス家

恥を雪ごうとする失墜せし血族

【家門】  大鎌

決断迫られし血統 冷たき決意 犠牲を躊躇せず

【道】   遍歴

勲功と武勇を求め旅する騎士

【象徴】  鳥翼

鳥の両翼 自由なる遍歴 武勇譚の語り手 華々しき英雄

【名声】  勝利

討伐、血統、トーナメントなどの勝利

【逸話】  獅子頭

獅子の頭部 結果を伴う勇猛 力強き存在 安心感

【叙勲年齢】24歳

【騎士歴】 15年

【特徴】  痩せぎす、淫靡な唇

【原風景】 太陽の夢

今はなき太陽の照らす......美しく生命に満ちた世界を、幼い頃から夢で見る。奇妙な疑念がうちから消えない。

【叙勲】  思わぬ武勲

貴卿は従者の身ながら、思わぬ武勲を立てた。その功は叙勲を受けるに十分のものである。

【叙勲後】 伝説

貴卿は未だ偉業僅かなれど、その逸話は伝説の域。すでに吟遊詩人らの歌にさえ歌われている。


”不死なる者”の名を持つ、失墜せる血統を持つ騎士。

かつて騎士ですらない頃に上げた武勲により叙勲を受けて以来、さらなる武功と武勇を求め旅する"遍歴"であり、未だ無敗の輝かしき英雄。

所詮従者でしかなかった彼が上げた武功は果たしてまぐれだったか実力か、それは叙勲され騎士となった彼の逸話から後者であると皆が分かるだろう。

まだ若いがその武勇からなる逸話は最早伝説の域に達しており、ノスフェラスの復興、或いは”冥王”クローディアの解放を成し遂げる者として同じノスフェラスの騎士からは慕われている、のかもしれない。

若しくは対抗意識を燃やす者も少なくはないだろうが、彼らを気に留めることはないだろう。

なぜならば彼が追い求めるものは正しく強者であり、その者との戦いであるからして、対抗意識なぞ彼の視界に留める価値もないものである。

価値もないのに羽虫が如くまとわりつく有象無象に嫌気がさしたのか、最近は専ら己が血統の地であった場所にほど近い”月光海”に浮かぶ孤島にて過ごしている模様。

結果として彼は望む強者との邂逅の機会すらも失ってしまったと思いきや、その決断は寧ろ"剣聖卿"と謳われる彼に挑まんとする一握りの強者が彼を目指して会いに行くため、羽虫のふるい落としとして機能していた。

彼の決断は何事においても、まさに己が紋章の大鎌の如くすっぱり行われるのだ。

それにより何かしらの犠牲を払わなければならなかったとしても彼はその犠牲を払うことを厭わず、そして払った犠牲以上の結果を手に入れることとなる。

因みにだが、彼に会いに行くときはワインを持っていけ、と一部の騎士で囁かれているのは彼のあずかり知らぬ話だ。


彼が今のこの銀の優しい光だけがが照らし続ける世界にどこか疑念を抱いていることをほかの騎士が知る術はなく、彼の胸の内に秘められるのみである。

金の暖かな光のもと青々と茂る草葉や真っ赤に色づく果実、そして甘く湿った土の香り...そのようなもの、己は一度もこの鋭き瞳に映したことがないというのに。



紋章に翼を入れるとくどくなったので外したのですが、そうすると今度はミホーク感がなくなってしまったのが悲しいです。

ついでにあまりに原作通りすぎてドラクルージュ風に説明文を書いてみても文字数が伸びませんでした。

というか彼自身がこのシステムと相性が頗るいいというのもありそうですが。



Report Page