初夜のIFロー

初夜のIFロー


・手を出されてる世界線の妄想

・SSではない











初めてIFミンゴに抱かれることになったときのIFロー、必死に「こんなの何でもない」って自分に言い聞かせたんじゃないかなと思った

「こんなの何でもない」「こんなの」「今更」「散々辱められてきただろ」「何でもない」「大丈夫」「体を差し出すだけで」「いつも通り痛めつけられるだけで」「遺品が壊されない」「誰も殺されない」「おれが、だかれるだけで」「大丈夫」「たえられる」「こんなのなんでもない」

こんなふうに何度も繰り返しながら、シーツを握りしめて固く目を閉じて顔も背けてやり過ごそうとしてそう

IFミンゴは当然「こういうときのマナー」を教えるような態度で目を合わせろとかお前からもキスしろとか言ってくるだろうし、恐怖も苦痛も屈辱も普段の拷問とは全く別でとうとう耐えきれなくなって「何でもない」って強がりが決壊する瞬間が見たい

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