初任務
高専に入って初めての任務 竜美と日下部はペアででいくこととなった
竜美(術式なしでその上根性なし...まあ実質一人か)
日下部(御三家とよくもめてるやつだよな...面倒なことになってもいやだから極力
かかわらないようにしよう)
竜美「公園?」
伊地知「はい。この公園で少なくとも30人が行方不明となっています。」
日下部「にしても広い公園だな....」
伊地知「では帳を下ろします」
徐々に帳が下りる
竜美(私のソナーに引っかからない....低級呪霊はいっぱいいるけれど)
二人は別々に探索をする........
竜美「いた、こいつだな」
土管のような遊具の後ろに異様な雰囲気をはなつ呪霊がいるのを見つける
竜美「きずかれる前に祓う」
呪霊「みーつけた」
ニタニタと笑う少女がこっちを向く
竜美「きずかれた?だがまだこっちのが有利」
竜美「!?」
突如竜美の体に激痛が走り鼻血が出る
ボタボタ
呪霊「じゃあまた10秒数えるね?10-。9-。8-。7-。」
竜美「今の間に....幻妖放散[刃]!!」
パチンッ斬撃がはじかれる
竜美「?!硬い!!」
呪霊「6-。5-。4-。」
竜美(なら!!呪力を伝播させて内部から!!)
呪霊「3-。2-。1-。」
バチバチバチ竜美の斬撃は内部から入ったがダメージはあまりないようだ
竜美「なんなんだよ!!私はこんなとこれで死んでたら!!」
呪霊「みーつけた」
竜美の口から大量に血を吐血する
竜美「カハッ」
竜美の意識はだんだん薄れていく.......
五条家に反発していたらこんなことにはなっていなかったのか
自分の判断は正しかったのか
自分の中の後悔の念が強まっていく
竜美(違う.......私は,,,,,,,!!)
日下部「起きろ!!」
竜美「!!」
竜美が目を覚ます
竜美(ここは...滑り台の下?....でもあの呪霊は.....)
竜美「術式の持ってないあんたにはあの呪霊には勝てない、無理だよ。」
日下部「わかってないようだから教えてやる、この公園は最初からあの呪霊の領域
だったんだ、この領域ではあいつに見つかると必中でダメージを食らう
だから見つからないように隠れなければならない、そしてあの呪霊には
ダメージが通らない」
竜美「それで、どうすんの、」
呪霊「3-。2-。1-。」
日下部「これはすべて領域の効果だ。」
竜美「?」
呪霊が近づいてくる
呪霊「みー」
日下部「新・陰流 簡易領域」
日下部の刃がが呪霊の首をとらえる
日下部「抜刀!!」
呪霊の首が切られ祓われる
竜美(私でも入らなかったのに!!)
簡易領域によって領域効果が中和され呪霊に刃が通ったのだ
竜美「あんた..名前は?」
日下部「? .........日下部」