初めては母のナカ

初めては母のナカ



「ぁ、ぅっ!?」


 突如の快感、それもこれまでの経験の中で最も強烈な物にゆうたは悲鳴を上げる。ぱちゅん、というような気の抜けた淫らな音が下半身からしたのだ。


 騎乗位するには男性側に一定のサイズがなければ、つるっと抜けてしまうものである。ましてや幼い彼の男性器は形だけ無理矢理整えられたもののあまりに可愛らしく、彼が公衆浴場の女湯に入っても誰も気にしないほどの大きさだ。実際にプールの更衣室では誰も気にしていなかった。


 だが、腰を叩きつけるように動くさおりは我が子をしっかりと咥えて離さない。生来の名器が、甦りにより魔性となり幼くとも男性を逃さないのだ。


「ふ、う……ふ、うっ」


 だが流石にまだ完全な変貌を遂げていない彼女でも気を抜くと筆も抜けてしまいそうなのか、丁寧に腰を叩きつける。その動きは単身赴任の夫と致すときの濃厚な夫婦の営みのときの動きのようだが、妻の頭の中に愛した男の姿はない。

 あるのは、その男との間にできた愛の結晶。愛おしい幼い息子のことだけだ。


「おか、また、あたまっ……」


 生前に永遠を誓った相手とは全く違う華奢な身体に腰を激しく落とすと、彼はまたびくんと跳ね上がる。未熟な股間は痙攣するもののまだ射精できない。


「でも……そろそろ、よね」


 眼下の男の子に臨界点に達しようとしているものを感じ取ったさおりは腰の動きを再開する。生前から異性どころか同性すら目を奪ってしまいそうな乳房と共に激しく揺れた。

 彼に帰ってくることを願われたことで十二センチも豊かになったそれは純粋な大きさも然ることながら、張りと質量を両立させ長さも増している。幼い身体に叩きつけるように腰を落とすと上へ、短い肉棒をギリギリまで吸い付かせながら腰を浮かせると下へ。慣性の法則で腰振りと逆になったり同調したりする胸をわざと見せつけるようにして動く。


「あ、あ、お、が……っ、なにか、もれ、う゛ぅ゛っ」


 そんな母性の象徴が頭上で揺らされ、何度も叩きつけるような動きで性的な快感の絶頂を経験させられたゆうたの身体が特異点に達するのは必然である。

 悲鳴のような喘ぎ、矯声の悲鳴を上げながら幼い息子は母親へ精を解き放った。

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