【六花降る、微睡みと熱】

【六花降る、微睡みと熱】



―2024_1/2―


ブルーロック、新英雄大戦《ネオエゴイストリーグ》の半ば、招集された高校生サッカー選手達は思い思いに所謂【冬休み】に当たる長期休暇を楽しんでいた

そんな中、ドイツ【バスタードミュンヘン】対イタリア【ユーヴァース】の試合を経て、人らしい感情を取り戻し、ユースチーム【バンビ大阪】の先輩、烏 旅人の家に転がり込み“氷織”は転がり込んだ烏家の炬燵で微睡んでいる


『ん………ふぅ………すぅ…』

「こーら、氷織炬燵で寝とったら風邪引くで?」

『ん〜………////からす……あったかいね…』

「暖かいのはええけど、寝るなよ…」

『ん〜………』

「氷織、なら“姫初め”、すっか?」

『ひ、め……?何?』

「姫初め、要は年始めのすけべな事する奴やな…」

『すけッ!?………/////ぁ………』


炬燵の中で足を触れ合わせ、足先をにぎにぎと握るとヒクン、と震える氷織

氷織、スる事はしとるんに何でかちょっと初なんよな…

でも、そいう所もかわえぇと思ってまうのは惚れた弱みなんかもしれんなぁ


「氷織、風呂行こか」

『ッ………ぅん////』


氷織の手を取り、風呂場へ

あんま風呂一緒に入るのも、俺が長風呂するのも無いんやけど、今日は別

氷織のナカ、俺が解したい

前々から氷織一人で出来とるんけど…でも年の初め、一番初めのセックスは俺が全部してやりたい

着てる物や下着を洗濯籠に放り、お互いに裸になって風呂に入る

先にシャワーで身体を洗い、準備する氷織に声を掛けた


「氷織、濯ぎ終わったら解すの俺がやる」

『へ!?な、何で…』

「今日はやってやりたいん」

『ッ……♡////ぁ、んま……しつこくせんでょ……/////』

「でも、痛くした無いやん…」

『で…でもッ…!』

「でも?」

 『………からす、ぇっちな触り方するし……しつこいから………スる前に…へろへろなってまう……////』

「なってや…俺の前だけ、どろっどろに…」


耳許へそう落とせば、ゾグっと細い肩が揺れた

赤ぉなった氷織の耳にまた唇を寄せ、とろとろにしたくて囁やき続ける


「な?折角デカい休みに姉ちゃん等もまだ帰ってこうへんし……しっぽり姫初め…シよか?」

『〜〜〜ッ!!/////』


―ぴしゃッ!―


「おわッ!?」

『烏のすけべ…////』

「そんなスケベな俺に惚れとるお前もスケベやな?」

『ッ………////』


びッ!て水鉄砲が俺のデコに直撃する

めっちゃ吃驚したけど、氷織がこういう事出来るようになったんが嬉しくてニヤニヤしてまう


『でも本当に、浣腸だけはやらんで…それに見んで…/////』

「ん、じゃ済んだら呼んでな?」


一旦風呂場から出て、氷織がナカを洗浄し終えるのを待つ

本当は洗浄から全部やったげたいんやけどなぁ…と思いつつも、唯でさえ女抱けへんかもしれんのに、ケツを始めっから隅から隅まで好き勝手されんのは流石に氷織も恥ずかし過ぎたんやろな…

それに、やり過ぎて嫌われとう無いし…


『……………ナカ、濯ぐの…ぉ、わったよ…』

「おう、ちょっと待ってな」


ローションのボトルを持って風呂場に戻ると、内股気味に膝を擦り合わせながら赤い顔で待つ氷織の姿

やっぱり、こういうちょっと初な感じが堪らへんな


「ほら、ケツこっち」

『ん………////』


鏡の方に手を着いて、俺に尻を差し出す様な体勢にさせる

柔こい尻のもちもち感を楽しみつつ、ローション塗れの人差し指をソっと上そっくりのちっさいおちょぼ口に埋め込んでいく

ヒクッと震える尻孔と、肩

俯き気味に顔を隠しても、項と耳が真っ赤なんは隠せてへんな…

かわえぇ…

キュッ…と締まるナカを解しながら、いい所へ指を伸ばす

ぬちゅぬちゅ…♡くぷッ…♡くぷッ…♡

ビクンッ!と跳ねる背、粘ついた水音を立てれば立てる程に恥ずかしげに嫌々と首を横に振りながら、必死に耐えてるのもかわえぇ…

必死に声が漏れるのを我慢しとって…ふぅっふぅってか細い吐息が溢れてるのもエロい


「氷織のナカ、温いなぁ…」

『ぁ……からすッ……♡もっと、ぉくぅ…♡』

「ココ、な?」


指を進めて、コリコリと前立腺を擽るとビクンッ!て全身が跳ねて、ぴゅくッとカウパーが溢れ出す

キュウンッとナカも締まって、尻孔がヒクヒク食んでて堪らへん


『ぁうッ…♡もっと……こりゅこりゅしてッ…♡』

「久しぶりやしな、ゆっくりじっくり解したるわ」

『ぅッ…♡ふぅぅぅッ…♡ぁっぃ……♡』

「尻孔が俺の指はむはむしとるなぁ…かわえぇなぁ…♡」

『ッ…♡だめッ……♡そんッな…♡ぃわへんでぇ…♡』


くちゅくちゅッ…♡くぷッ…♡

ぬッぷッ………♡

ゆっくり、擽るように前立腺と腸壁をなぞり、ぬぷッ…♡と濡れた音と共に指を引き抜き、指を増やす

くぷ…♡ぬち…♡ちゅぷ、ちゅぷ…♡

2本に増やした指でくちくち、と尻孔を拡げてみたり、腸壁を優しく擽ってみたり…優しく、やさぁしく、氷織のナカを解していく


『ふぅぅぅぅ~〜〜ッ…♡ぅう〜ッ…♡』


必死に声を堪えとるけど、気持ち良さそうな甘ったるい氷織の声聞きたいなぁ…


「我慢せんで、今親父ら居ないし声いっぱい出してえぇで?」

『ッ♡ぅッ♡ぁッ♡からすッ♡だめッ…♡みみもと、こぇ…♡』


俺の声に弱い氷織はビクンッと肩を跳ねさせ、尻孔をきゅんきゅん締め付ける

甘く蕩けていく氷織の様子に、ゾクゾクしとる

ツルッと指先が落ちて、ガクンッと落っこちそうになる氷織を抱き留めれば、ドロドロに蕩けた瞳の氷織と目が合う


『ぁ……♡』

「流石に鏡に手ぇ着くんは危なかったか…ゴメンな、氷織…指とか爪痛くないか?」

『へぃ、き……からすッ…』

「ん?」 

『正面、向き合って……シて欲しい…』

「!じゃあかわえぇ顔全部見せてな?」

『………ッ♡…は、ずかしぃけど……ぃいょ…♡』


風呂椅子に座って、氷織を縋り付かせる体勢にさせて、解すのを再開する

人差し指、中指の2本をソっと差し込み、くちゅくちゅとナカを解し拡げていく

くぷくぷッ♡ぐちゅッ♡ぐっちゅ…♡ぐっちゅ…♡くぷぷぷッ…♡

濡れて粘ついた水音が上がる度に縋り付く氷織の手に力が籠もり、ヒクンと震える肩や腰、潤んだ瞳に見つめられると堪らへん


『ッあ〜…♡ふッ…♡ぅぅぅッ……♡ぁっつい…♡ウズウズする……♡』

「大分柔こくなってきたな………そろそろえぇか?」

『はゃッくぅ………♡』


くぽんッ…♡とかわえぇ音と共に指を引き抜き、氷織をタオルに包んで抱き上げる

首に手を回してしがみつく氷織がかわえぇくて、ニヤケ顔を隠せへんかった

タオルに包んだ氷織をベッドに下ろし、向かい合うように膝を着く

内股気味に股間を隠しながら、改めて恥ずかしそうに氷織は潤んだ目で俺を真っ直ぐ見つめる


『からす…シよぅ……////』


そ、と開かれた足

まだしっとりと湯気を纏った柔らかそうな太腿、細くて白くて……俺よりずっとおぼこくてかわえぇちんこ

寂し気なヒクつく尻孔まで丸見えで、俺にのすっと乗っかって、ちんこの上に跨り腰をゆっくり下ろしていく…

緩んだ氷織の尻孔と俺のちんこが触れ合い、ちゅ…とキスする様な音がする位に近付いた

そのまま氷織は潤んだ瞳で俺を見つめながら、ゆるゆると腰を下ろしていく

ちゅ…♡と触れ合った尻孔に俺のちんこがナカへと飲み込まれていく

ちゅぅッ…♡ぐっぷ…♡ぐぷぷぷぷッ……♡

熱くて、柔らかくて、狭くて、キツい

氷織がちんこの質量がクるのか、必死に俺にギュウっと抱き着いていた

『ぁ…♡ぁ〜…♡ふぅッ…♡はッ…♡はぁッ…♡』

と、細くて熱い吐息が漏れる

腰を掴んで、奥へ押し付けるとビクンッと震えた氷織のナカがキュンッと締まる

ぬぢぬぢとナカを進み、柔らかい腸壁の感触を堪能すれば、『ほう…////』と甘くて熱い吐息が漏れる


『ッ……♡ぁっついね……♡』

「あぁ、氷織のナカ熱々とろとろで気持ちえぇ…♡」

『からすの、ちんちんも……ぁっつくて、かたくて……ぉっきいね…♡』

「これ、あんまギュウギュウしたら動けんやん…」

『〜…////だって…きもちぇぇ…から…』

「ッ……ほな、俺がギュッてしたるから、足離せ、な?」

『ぅん…♡』


腰に巻き付いた氷織の脚はのろのろ離れていく

背に手を回し、腰を引き寄せ、より密着してちんこごと腰を奥へと押し付けると、『くッあ!…♡』とビクンッ!と氷織の背が撓った

奥をノックするように当たったのがキタらしい

きゅぅん…♡と甘イきしたナカがきゅんきゅん締め付けてきて思わず熱い溜息が漏れた


「ッ…♡何や?奥突かれてイッたか?」

『ッ♡ッ…♡は、ぁッ……♡だめッ♡ぉく、コツコツって…♡』

「奥、優しくされるの好きやもんな」

『ッ……ぅん…♡』


ねっとり、ゆっくり

優しく、優しく

細やかに腰を押し付け、優しく奥を小突けばヒクンッと背がしなる


『ぁッ♡ぁ〜ッ♡ひぃ…♡こつこつ、好きッ♡』

「きゅうきゅう締め付けて来よるなぁ…温かくて気持ちえぇ…」


べッドに沈み、抱き合って互いの熱を分け合い、触れる緩やかな時間に愛おしさが込み上げて、ギュウっと強く氷織を抱き締め、奥へとまた腰を押し付けた

勇気を出して、外へ一歩踏み出して、未来を見つめて、新たに世界へ踏み出した氷織が俺にだけかわえぇ蕩けた姿を見せてくれるのが嬉しい

少しずつ、偽りや諦観の仮面が剥がれて、年相応の男子高校生、そして一人のサッカープレーヤーとして、まだ近くに居られる事に安堵を覚える

まだ、俺の居て良い余地を残してくれとる…

一時、一時を噛み締めて氷織のナカをゆっくり円を描くように掻き回せば、甘イきしてるせいか溢れたカウパーがぷちゅぷちゅと溢れ、抱き合う俺と氷織の腹を濡らす


『からすッ♡からすッ♡も、そろそろげんかぃ…♡』

「そか、んじゃ最後は一緒にイこか」


ぱちゅッぱちゅッぐちッぢゅぷッぢゅぷッ

ごつッ!ごつッ!ごッ…!

ぐっぷ…♡


『ッくぅぅぅぅぅぅッ!♡♡♡』

「ッ!!」


ナカへ放たれる精の奔流に氷織は大きく背を撓らせて絶頂する

射精する事無くナカイきだけの快楽にガクガク腰を震わせ、ギュウギュウ抱き締める力を強める


『ッ…♡ッ…♡すご…かったぁ………♡』

「初めてやな、射精せんかったの」

『………ぇ…?』


今までナカイきしかしなかった日は無く、まさか射精すらしなかったイき方をする日は無く、段々と惚けた顔からぽぽぽっ…と顔を赤らめていく


『〜〜〜〜〜ッ!!/////』


所謂、“メスイき”

そう、今日の氷織は姫初めで人生初のメスイきしか出来なかったセックスを体験したようだった…

その気恥ずかしさに耐えかねてか、それからえっちに誘っても『僕メス男子や無いもん!』と拗ねられ、断られてしまう日々が来ることになるが、それはまた別の話…


〜Fin〜

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