偽マスター
「!おお!マスターでは無いか!」
違和感を感じながらも道を進んでいると、ネロの主であるマスターを見つける。
いるはずがない存在だが、今のネロはそれどころでは無かった。
「ここに来てから犯されてばかりだ!余が魅力的とはいえ、尊重というものを持って欲しいな!」
愚痴をこぼすように話すが、マスターからの反応はなくどうもおかしい。
どうしたのかと、近寄ると予想外のことが起こる。
「?突然胸を揉むだなんて、どうしたのだマスんんッ♡」
違和感に問いただすも、その口は唇で塞がれてしまう。しかし、ネロはどうも抵抗はできない、心無しか安心する相手を求めていたのだろうか。
「マスターもそのようでは仕方あるまいな。」
テントを張るマスターの股間に思わず目が入る。ネロの脳も熱にやられているのか、壁に手をつけ受け入れ態勢に入る。
「色々あって準備は出来ておるぞ♡」
ズプゥ♡
その言葉に答え、マスターはネロの膣へ向けて一突き。
幸せな感情で脳がいっぱいになる。
「ふぅ♡そんなにがっつくでない♡」
息荒く、ネロの腰を掴み打ち付ける姿に少し愛らしさを感じるネロ。
次は自分から唇を求め、マスターと重ねる。
(やはり余にはマスターが♡)
今までのよりも愛を感じる行為に、快楽とは別のものが脳を覆う。
「はァ♡余の腟内で大きくなっておるな♡♡良いぞ、そのまま中に出すのを♡」
完全な許可を得たマスターは、再度濃厚なキスをしながら腰を必死に打ち付ける。中で膨張する肉棒は、熱を持ち、火傷しそうであった。
(来る♡)
ビュルルルルゥゥゥゥゥ♡♡♡♡
「んんっっ〜〜♡♡」
好んた相手とキスをしながらの、体験は体が温まるようだった。
「余は満足であったぞ♡さて、マスター♡」
ネロは、次の要望を言おうとした瞬間、マスターの様子はおかしくなった。
否、元からおかしかった。
「……純情な余の心を!!!」
その怒りは、擬態したエネミーへと向けられた。