人の城を荒らすな
Moeko Ehata
こんにちは。江原萌子です。
普段は、革製品の製作をしたり、ワークテラスのスタッフをしたり、なるべく好きなことをして生きています。
さて、今年はダブル厄年(夫婦揃って)に相応しい、衝撃的な一年になりました。
とはいえ、こうやって呑気にブログなんぞ 書けていますので平和であることに間違いはありません。
昨年の12月20日、2019年アドベントカレンダーの文章を書いていました。
その時の感覚を不思議と鮮明に覚えています。
その時期、なんとも形容しがたいそわそわした感覚(こういうのを直感と言うのでしょう)が続いていて、その気持ちに従うがままに書いたのが、「一期一会」というタイトルで「すべてが一瞬限りの出来事だ」というような内容でした。
そしてその2ヶ月後、夫が運営していた「コワーキングiitoco!!」がなくなるという事実が発覚。イイトコのクロージング作業と、イイトコ閉鎖とは無関係で準備を進めていたワークテラス佐久のオープンが、偶然にも重なることに。
悲しみに耽る余裕もなく、3月と4月が過ぎて行きました。そのままコロナ禍に突入し、あっという間に12月。
閉鎖から10カ月が過ぎ、イイトコは私の中で「一番良い時期に引退した芸能人」みたいな存在になりました。笑
惜しいな、もっと見ていたかった、とは思うけど悲しみはありません。
(もう十分、大きなものを残してくれたよ。ありがとう。)
さてさてさて・・・
改めて振り返ってみると、今年は本当に面白い1年だったと思います。
大した熱量もないのに惰性で続けていた伝統や習慣は、コロナという大義名分を得て強制的にストップ。その分、私たちには時間が与えられました。
個人的には、野外の大きなイベントが相次いで中心になり、多少の打撃を受けました。
が、予想外に私には「あ~もう頑張ってイベント出なくていいんだ~」という安堵の気持ちが湧きました。
毎年冬あたりから始まる、「イベント申込→審査→準備→出展→力尽きる」
という一連の流れが、精神的な負担になっていたようです。
これこそ、惰性の習慣だったのでしょう。
これに伴って「評価される立場を自ら選んでいる(=受け身でいる)」という事実も、薄々、趣味悪いなとは思っていたのですが(笑)、自分で認める事ができました。
その上で、「じゃ、どうしたい?」と問い始めたことは大きな前進だったと思います。
自分が、自分の人生の大まかなシナリオを決めて生まれているのだとしたら、
今年は衝撃的な一年を経験させる( +厄年とかぶせる)にふさわしい年だったと思います。
なんて天才。笑 ありがとう。
そろそろお気づきかと思いますが、タイトルと本文は全く関係がありません。笑
ただ、私が常に心に留めている言葉です。
やりたいコトは自分の城で。人の城に手を出したくなるのは、自分の城を放置している時だ。
来年の今頃は何を描いているかな。
そんな事を妄想しながら、このブログを締めくくりたいと思います。
今年一年も、本当にお世話になりました。
来年も一緒に遊びましょう~!
お読みいただき、ありがとうございました〜。