予告 ???? 厭世編
気が付くと貴方は、見知らぬ駅のホームにいた。
ホームの外に広がるのは色鮮やかに輝く無数の星々と常闇。
普段の生活では決して見ることのない景色に、もしかしたら貴方は感嘆の息を漏らすかもしれない。
その横で、貴方の莉イ髢も同じように外を見て、余りの美しさに感動している。
そこで漸く、貴方は貴方以外の人間がいることに気付くだろう。
しかも、日常的に過ごす貴方の莉イ髢がいることに。
「おや、今宵は乗客が多いようですね。」
ふと飛び込んできた知らぬ声に、貴方はきっと驚く。
その方向を向くと、制服姿の眼鏡をかけた男がいる。
「あぁ、そうでしたそうでした。今宵は多いと仰っていた。成る程、それが生者の貴方方というわけですね?」
混乱する貴方を他所に、言葉を投げかける男は一度咳払いをして、深く礼をした。
「歓迎しましょう。生者の貴方方を、今宵の永久六文鉄道の乗客として迎え入れる事を。」
迎え入れられたが幸い。
今宵、鉄道の旅へと貴方は誘われる。
平穏と別れと共に。
形式:対話重視シナリオ
人数:多ければ多いほど良い
エンド分岐:4
ᛟᚾᚲᛖ ᛟᚢ ᛋᛏᛟᛈ ᛏᚺᛁᚾᚲᛁᚾᚷ, ᛁᛏ'ᛋ ᛟᛖᚱ.