主人公との出会い
読む前の前知識
・主人公の名前はタツヤ。
・主人公が旅をする場所と竜恵の里は同じ地方。
・サイランは各地でBPが使用できるバトル施設を立てている。
・主人公がモブトレーナーとのバトルをした後
「失礼 先ほどのバトル見せてもらった ポケモンときみが お互い信頼しているのがわかる 素晴らしい試合だった」
「きみの名前は…そうか タツヤ君というのか」
「ジムバッジを集めるために〇〇地方をめぐっていたのか なるほど 実力があるのも納得がいく」
「私はサイラン 政治家だ」
「ジムめぐりの最中 トレーナー向けのバトルトレーニング施設を見かけたことがあっただろう」
「あれはトレーナー全体の質を高めるため 私が立てたものだ」
「利用したことはあるかね?」
「(はい)そうか きみのような将来性のある若者に使ってもらえるとは 嬉しい限りだ」
「(いいえ) それは残念だ しかしきみのような実力者には不要だろうな」
「…政治家がなぜこんな山奥にいるか 気になるようだね」
「ここへ来る前に都市開発計画の看板があっただろう 実は竜恵の里を含めた周辺地域の都市開発計画を立てたのは私だ」
「さきほど きみが戦った相手は 開発反対派の人間だ」
「開発を進めなければ過疎化は止まらず 人が減り里は消滅するしかないことを 彼らは理解していないようだ」
「開発が進めば 里に住む彼らのドラゴンポケモンを育て上げる知識が伝わり トレーナーの能力向上に繋がる」
「それだけではない」
「ポケモンリーグの誘致や 別地方にあるバトルフロンティアといったトレーナーの実力が試される施設を立て きみ達のような凄腕のトレーナーが更なる高みを目指せる場所を作りたいのだ」
「この話に興味があるなら 私の本部へ来るといい」
「私の名刺を渡しておこう これを入口の者に見せたら通してくれるはずだ」
(サイランの名刺 を手に入れた)
「またきみと会えるのを楽しみにしているよ では失礼」