一人相撲はやめろ
ふたビビ×鰐
本格的メ◯イキだねぇの開発段階
不安なビビ様とイッてるのに信じてもらえなくて大変なことになってる鰐さん
哀れだけど普段の態度が悪いのが変なイメージ育てられる原因じゃねェかと思うんすがね……
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「うわー、最悪じゃん」
「でしょお?金払い良いから我慢してやってるんだけどねぇ」
青空の下、ご機嫌にお散歩していたお転婆王女の耳に、なんだか色濃い夜のにおいを感じさせるセクシーな声が届いた。ひょいと壁の向こうを覗けば、そこに居たのは三人の美女。艶めくしなりを強調するように纏う派手な衣装、婀娜っぽい雰囲気……夜のお姉さんだ……!気になる砂漠の英雄をあの手この手で手篭めにする為にこっそりと色々調べた王女は、その立場にしては耳年増……晴れて手篭めにしてからは実践経験もそれなりだ。ちょっと男女の為になるお話を聞けるかもしれないし……言い訳一つ、物陰から会話を盗み聞きしてみることにした。
「で?アンタの最近のお得意ってアレだっけ?自分ばっかりで気遣いもしないとか」
「そうなの〜、正直痛いし……そのくせ毎回お前もアンアン言ってヨかっただろ?って〜」
「テク無しの自信持ちとかやだぁ。過剰演技する分追加料金をお願いしたいわぁ」
「こっちの優しさだって気付けないのがウケる。だからこんなとこで素人童貞やってんのよ」
キャハハ!お姉さん方の嘲笑を受け歩き去る王女の背中は冷や汗で湿っていた───演技。テク無し。まさかウチはそんなことないわよね?なんだか生々しい本場の本音を垣間見てしまったせいで、その胸中には不安がグルグルと渦を巻いていた。
"なんだ……やっと気が付いたのか、テク無し王女サマ♡お前の雑魚いヘコヘコに合わせてアンアン喘ぐってのもなかなか気を遣う重労働だったぜ?"
言うか言わないかだったら絶対に言う。クロコダイルという男は口も悪ければ態度も小憎たらしく性格にだいぶ難がある。嫌な信頼だ。クッ…いやらしい顔してバカにして……許せないわ!握り拳を震わせる王女だが、今のところ完全なる冤罪である。
ここのところのあの男は、もう事に持ち込んでしまえばこちらのもの。従順な様は常のイメージを裏切って大変可愛らしく、なかなか躾も行き届いてきたように思う。しかし、そういえば男の逸物が元気な姿をあまり覚えていない。いつからだろう……?背筋がゾッとした。乱れに乱れる男の姿に自信も生まれつつあったが、なんだかんだで夢中でがっついているのはこちらなのだ。もし……あれが演技だったら。なにせ相手は熟れ熟れ完熟ボディのお色気中年、隙あらば王女以外を咥え込もうと企んでいる(と王女は思っている)性悪鰐なのだ。
"あっ♡あっ♡やっぱりヘタックソの誰かさんとは違ってお前のはサイコーだな♡くはは♡あんっ♡"
ファッ……脳内に知らない男に抱かれ悦ぶ砂漠の英雄の痴態が浮かび───青褪め、震えた。許せない……王女はNTRは大地雷だった。
◇
「う……っンン……!あっ……、しつ、けェ……!」
「ちゃんと、気持ち良くなりたいでしょ?」
丹念に解し、ゆっくりと掻き混ぜる。痛いなんて絶対に思わせない。早くしろと急かす声に、まさかこれもさっさと終わらせようとしている言葉なのでは……?と勘繰って少しムッとしてしまった。思い通りになんてならないんだから!王女は可愛らしく頬を膨らませ、男が音を上げるほどたっぷりと慣らし、ぐちゅっ、と可愛げのない音を立てて準備万端の後孔に侵入した。
「あ、ーー……っ!」
「はぁ……あつい……きゅうきゅうして気持ちいい……でもまけない……!」
「さっきから、なにを……っ!ンンっ!あっあっ……!」
挿したまま揺すってやる。嫌そうな顔をしておきながら、下ではきゅんきゅんと肉筒が雄を抱き締め、慣れたように射精を催促するのが淫らだ。
───本当に嫌でさっさと搾り取ろうって動きだったらどうしよう───さっと過ぎった思考に動揺してあっさり放ってしまった。悔しい。滑りの良くなった胎内をねちねちいじめてやる。
「ん、ンン……っそこ、ばっかり……!」
「どこ?どこがいいの?」
「おく……」
「ほんとう?こっちは?」
「あ"っ……!なん、で……っ!ひぐ!?ぅーー……っ!!」
全然関係ない場所を抉ってやった。反応が良いからやっぱり嘘吐きかもしれない。意地悪して色んな所を擦ってやったら、雌穴も胎内もすっかり降伏して、ふわふわ包み込んだりきつく吸ってきたり沢山奉仕してくれる。
そろそろおねだりを聞いてあげたくて、奥の奥、一番好きな部分に思いっ切り捻じ込んでやった。
「ぎゅ……っっっ……!!!」
「……!くぅ……!はぁ……っ!」
「あ"!あ"……♡ぐっ!う"ん、あ"ーーー♡♡」
うねり絞り上げる動きに、ごぷごぷと精が吸い上げられていく。ここで屈してはいつも通りだ。敗けていられないとガツガツ弱い場所を責め立てる。舌を突き出し仰反る男のぬらつく喉仏に噛み付いてやりたくて仕方がなかった。
「!?ん"あ"……っ!〜〜〜!!?ま、て……っ、なに……?くる、クる、きちゃ、ひ、ぎぃ……っ!!♡」
「ふ……っ!、ま、だ……!」
「あ"……?……?♡待っ……!ん"え"っ!?〜〜〜っっっっ……♡♡……??」
「くうぅ……っ!!」
普段より容赦無く責め立てたせいか、痙攣が激しい。有り得ない程の締め付けに堪らずまた大量の精を奥に叩き付けた。搾り取られた白濁が漏れ出し泡立つ程胎内を蹂躙したというのに、それでも股間を見遣ると達した様子がない。
「……は……っ、どうして、イかないの……?」
「……?、??イッてぅ……って、からぁ…………」
「ウソ!演技なんでしょ!だって出てないじゃない!」
「ハ、ア……!?」
「あなたが男の人が気持ち良くなってイくときは射精するって教えてくれたんじゃない!私もココが勢い良くびゅーってなるし……」
「あ"……!?バッ……!それ、ちが、ぁ……」
「わ、私のじゃ気持ち良くなれないの……?う"ー……!絶対にイかせてやる……!!」
「ひあ"あ"あぁ!!!?や"、あ"♡ちがぁ、ほんろ、イって"る"……ひッて"る……!か"ら……っ♡♡」
ゴッゴッ!善がった場所を全部押し潰して擦り上げる。どこも彼処もぐちゃぐちゃで、これ以上ない程に蕩けて出来上がっている男。けれど、そこだけが力無くくったりとトロトロ僅かな白濁を垂れ流している。
こんなあられもない姿を演じられるっていうの……!?もはやこれは大人のお姉さんによるテク無しへの優しさ……?情け……?王女は涙目だった。
「う"……どうして……」
「ヒ、ぃ!!」
「全然良くないの……?」
「や、や"あ"あぁぁ!、!む"、り!むりぃ!!も、イ"ッへ、か"らぁ……〜〜、!!♡♡」
「嘘ばっかり!もう何にも出てないじゃない!」
「ぃや、や"あ"ぁーーー!!!♡♡」
奥をごりゅごりゅ容赦無く突き回しながら亀頭を乱暴にゴシゴシと擦る。全身を痙攣させ腰が跳ねるのも無視して責め続けてやった。こちらの雄を食い千切りそうな締め付けに歯を食いしばって耐えていると、高く引き絞れるような悲鳴と共に、ぷしゃ、ぷしゃあ、と透明な汁を噴き出して男が脱力した。ガクガクと震える脚の間で混乱する。これは女の人が出すって……こっそり見たちょっとピンクな本の知識と違う。
「……え?潮?これ男の人も出すの……?」
「ふ、うぅ……っ」
「クロコダイル?」
「ひ、ぐ……ひ……っ!」
「えっ……!?」
本気で泣いているのが分かり困惑する王女に、身体中を赤く染めた熱い身体が抱き着き、その唇を重ねた。降り掛かる怒りを必死で宥めようと、ぽろぽろと涙を溢し、ちゅ、ちゅうと拙く口付ける姿に王女の混乱と怒りのボルテージが下がってゆく。男の震えと呼吸が整うまで背中を撫でてやっていた。
「ン……、ぐず、……落ち着いたかよ……?」
「え、ええ……」
「はぁ……っ、酷ェ目に、遭った……」
「演技じゃなかったの……?」
「どうしてそうなる……!それが糧に繋がる商売女じゃあるまいし、ましてやこのおれだぞ!?」
目ん玉付いてんのか!?ベッドに沈み、怒る顔は涙と鼻水で凄いことになっていて、確かにこのプライドだけで天を貫けそうな男がこんな姿を演技でも見せるのか?と少し冷静になる。
「でもイッてないのにイッてるって嘘吐いたのはどうして?」
「…………イッてんだよ……」
「??」
「知らねェよ!!後ろで、オンナみてェにイッちまったら前は関係ねェんだよ……!!」
「……射精せずに達したの?女の人みたいに??」
「……ぐ」
「じゃ、じゃあ何度もビクビクしてたのってあれ全部……?」
こくり、と心底屈辱だと歪む真っ赤な顔で頷く。王女に衝撃が走った。アレもコレもソレも、ずーっとこの男は女のようにイキッぱなしだったのだ。
「私に抱かれて、あなたの身体は男の人じゃなくなっちゃったの……?潮まで噴いたのよ」
「このクソガキ、中途半端に変なことばかり学んできやがって……」
「ねえ、あなたは今日私のおちんちんで、女の人として気持ち良くなったってこと……?今までもちゃんと感じてくれてたの……?」
「オイ何今更な話してんだ……?テメェは自分の所業にもっと責任感を持つべきじゃねェのか……!?クソ王女サマのお陰でどこに出しても恥ずかしい、男として終わった身体にされちまってんだぞこっちは!」
「……!!」
ぱあぁ、と王女の周りに花が咲き乱れたように見えてクロコダイルは目を擦った。クレームをぶつけてやったのに奇妙な反応である。何を不安がっていたのかは知らないが、人の身体を散々終わらせておいて気持ち良くないのだの嘘吐きだのは腹立たしい。手前が一から十まで全てを仕込んでおいて責任逃れをするな……文句を垂れる毎に王女の背負う花の量が増えていくような気がする。
「そっか、そっかぁ……」
「……!ハァ!?もう終わった雰囲気だっただろうが!やめ……んア"ッ!?ーーーっっっ♡♡♡」
分かったらもう、堪らなかった。
突然硬度と膨張を増した怒張に侵入され、仰け反りガクガクと痙攣する身体。あんなに憎々しげに文句を垂れていた男が、一つ突き入れてやればもう女の快楽を味わっている。イキ癖が付いて今は何をされても気持ち良くなってしまうらしい。やだやだと首を振るが身体は嘘を吐けない。これは己の手で雌に堕とした身体なのだ。あぁ、こんなにも素直なのに、どうして信じてやれなかったのだろう……王女は晴れやかな笑みで震える太ももを撫でてやった。
「本当にごめんなさい……あなたは全身で私を求め、悦んでくれていたのに……」
「あ"う"……っ!♡なぁ、も、むり……」
「イかせようって躍起だったのが正に自分本位だったのね……恥ずかしいわ……」
「いや……だからもう」
「これからはちゃんと一緒に気持ち良くなりましょうね!」
だからイヤなんだお前、なんて憎まれ口が聞こえた気がしたが、すぐに甘くて可愛らしい鳴き声に変わったので多分気のせいだと思う。