一ゴリラが色々と感じたことまとめ

一ゴリラが色々と感じたことまとめ

ゴリラ

内容としては面白いと思うウホ

ただ少し表現として読みにくかったりする箇所があるのと、基本的な小説の作法として


地の文の前に段落をつける

…と─は二つでセット


なのでそこは修正すると変に突っ込まれずに済むウホ


ここからは一ゴリラが一丁前に添削するけど特に気にせずにそんなふうに読んだんだなと思ってもらえると嬉しいウホ



───



気になった細かい部分を添削するウホ


・月が綺麗な夜だった

これだけだと場所がわからないウホ。

情景を映すためにもっと場所や音で表現を膨らませるといいかもしれないウホ


・差し出す〜

ここは誰に差し出したのか主語を書いた方がいいウホ

例)

握りしめた小さな一輪の茉莉花を私に差し出した男の子は、その頬を林檎のように赤く染めていた。


・純粋なまま〜

ここも少し読んでて違和感を覚えたウホ


例)私への純粋な気持ちのままに告白してくれた幼いその子に、大人としてきちんと応えなければならないと、私は屈んで目線を合わせる。


・じわりと〜

主語を明確にした方がいいかもウホ


・私は一輪の〜

例)私はその小さな手から花を受け取り、近くの花畑から何本かの花を摘んで、花輪にしてその男の子に返した。


・肉食な子は〜

ここは少し言葉としておかしく感じるウホ


例)私の言葉に興奮して、今すぐにでも結婚したいと鼻息荒く袖を引っ張る少年は、私の言葉を聞いて首を傾げた。


・『これから先〜

少し表現が読みづらいウホ


例)『将来、どうして私を選んでくれたのか。

その答えに私が納得できたなら、貴方のお嫁さんになりますわ』


・初めて

これだとさっきまではハイライトオフになってたみたいウホ


・約束の後に立ち去ろうとする魔女

このままだと唐突に感じるウホ


どうして立ち去らなければならないかを明記して、それに対する主人公の反応を書くと別れの切なさがあっていいかもウホ


・未来の弟子に〜

これだけだとたまたま会っただけの少年を特に理由なく弟子にしようとしているように読めるウホ


主人公の素質を見抜いた、とかの一文があると主人公の掘り下げにもなっていいかもウホ



・扉を叩く〜

部屋の主が誰なのか少しわかりにくいウホ


例) 

 懐かしい夢に身を委ねていた俺は、扉を叩く音と怒声で一気に現実に引き戻された。


「アグネス! さっさと出てこい!」


 うんざりした気分で〜


とかで視点が誰なのかを明確にするといいかもウホ



・拳銃が〜

ここらへん少し日本語として怪しいので一度推敲することをお勧めするウホ


・雄弁に

意味としては

話術が上手く説得力があること、またその話

となるウホ


この場合は「吐き捨てるように」とかの方がニュアンスとして合ってる気がしたウホ


・片目を閉じた〜

少し読みにくく感じたウホ


例)

 茶化すように片目を閉じて質問したアグネスへの回答は、硬く大きな拳だった。

ボスに横っ面を殴られたアグネスはそのまま壁まで吹き飛ぶ。ボスは倒れ込んだ彼にずかずかと歩み寄ると、脇腹に蹴りを叩き込んだ。



・セリフ文

少しタメとかが足りない気がするウホ


例)

「アグネス、俺にはよく聞こえなかった。

お前に許されてる返事は『はい』だけなんだよ。

もう一度聞くぞ……俺の命令はなんだ?」


「鼠を捕まえて、差し出す、です」


「……ふう、最初からそう言えばいいんだよ。

ったく、お前みたいな化け物に居場所を与えてやった恩を忘れるなよ。なあ……“魔女の伴侶”」


・拳銃を抜くなんて〜

主語が欠けてるように感じるウホ


・窓から覗く月と目があった〜

ここで10年前のことを思い出すのは唐突に感じるウホ


例)

 そういえば……あの出会いの時も満月だった。


 そう感慨に耽り、今は会えないあの人に想いを寄せる。先生と出会ってから、もう10年もの歳月が経つのか。


「約束……果たせそうにないな」



・だけど〜

ここちょっとわからなかったウホ

たぶん『ボス』の元から逃げ出して、密かに足を運んだ屋敷で聞いた夏の演奏だと思うウホ


・例え

例え

たとえること、例。

この場合はひらがなで


たとえ、

もし…だとしても、仮に、よしんば

の意味の方が正しいウホ



・ソファに行く

ここだとソファで眠ろうとしていると察せられるので、ここはソファに寝転ぶ、とかの方がいいかもウホ


・ふと、窓に影が舞う〜

これだと少し描写に違和感を覚えたウホ


窓に黒い影(かなり近い)

雲に隠れた月に黒点(かなり遠い)

だんだんと近づいてくる(距離が縮まる)

と感じたので、


例)

 ふと、輝く月に違和感を感じる。

雲に見え隠れする月に何か小さな黒点が見えたかと思うと、それはだんだんと大きく近づいてきて、見る間に窓に黒い影が舞った。


とかだと距離が近づいてる感じがするウホ


・飛んできたのは〜

少し読みにくく感じるウホ


例)

 こちらに近づいてくるのは梟、だがその背中には何かが乗っていて、月明かりに照らされたそれは──黄金色のまだら模様の、ハムスター?


 急降下してくる梟を受け止めるために、窓を開け放つと、梟の背中から振り落とされたハムスターがその小さな身体からは想像もできない悲鳴をあげる。



・侵入

意)立ち入るべきでないところに、無理に入り込むこと。

この場合は窓を開けて迎え入れているため、


例)

 汚い高音を上げながら部屋に飛び込み、汚れた床を滑ったそれは、壁にぶつかり、衝撃で棚から落ちたグラスを頭に受けて、ようやく静止した。


ぐらいにしたほうが意味が通ると思うウホ

このゴリラはスピード感が苦手だからこんな感じになったけど、もう少し躍動感も欲しいウホね



・あまりの事態に〜

ここ少し表現が軽く感じるウホ


例)

 ──突然の事態に思考が白く染まる。

 思わず部屋に入れてしまったが、この奇妙な生物は一体なんなのだろうか?


 警戒しながらも、次に何をすべきかわからずに事態を見守っていると、そのハムスターは〜


・ハムスターがしゃべった?

ここ少し今更な感じがするウホ


既に汚い高音を上げているハムスターを確認しているので、改めてここで驚くのは少し奇妙に感じるウホ


・ローラの反応に〜

ここちょっとわからないウホ

文脈からは自己紹介しているローラの反応に満足げに頷くアグネスと読み取れるウホ

ただ描写から察するに満足気に頷くのはローラだと思われるウホ


例)

「ハムスターが喋ったぁ?!」


 驚くアグネスの反応に、ローラと名乗るハムスターは満足気に微笑むのだった。


だとわかりやすいウホ



とりあえずはこんな感じウホ。一度自分で読んで、


①何時どこで誰が何を何故どうした(5W1H)

②主語、述語

③日本語として正しい意味か


を確認するといいかもしれないウホ




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