ンダツ×生き残る

ンダツ×生き残る



ワンクッション












「ねえ、レーベン、 女同士ってできるのかしら」




そんな事知らないよ!!!!!

なんでわたしに聞くの!?!?!?

「な、なんで……?」

「ほら、ゴルシ先輩とジャスタ先輩ってしてるでしょ?

 男同士でもできるのなら、女同士でもできるのかなって」


そうなのか

お父さんってジャスタさんとそういう関係なのか

知らなかった、というか知りたくなかった


「わからないけど、できるんじゃない?」

この話題を終わらせたくて適当に答える

「へえ、そうなのね」



沈黙が続く

普段ならなんともない時間だが、あの話の後だとなんだか気まずい



ソダシと……

いやいやいや!おかしい

こんな事を考えるなんて




「してみる?」


え、するってアレを?心読まれた?





してみたい

いいよね一度だけなら

だって、一度だけだし





「いいの?手加減しないよ?」


やめろ

心の奥で踏みとどまらないといけないことはわかってる

それでも、体は言う事を聞かない




「いいわ、だってレーベンに負けるはずがないもの」




だめな事ほどやってみたくなるのは普通のことよね?



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