ワクワクモンダー

みらい「みんなー！こーんにちわー！ワクワクが大好き！ワクワクちゃんだよー！今日もワクワクするものを作ろうねー！」

バッタモンダー「こーんにちわー。ワクワクちゃんのお友達モンダーくんだよー。ワクワクちゃん、今日は何を作るんだい？」

みらい「今日はペットボトルロケットを作るよ！」

バッタモンダー「わー、間に合わせみたいなチョイスー」

みらい「用意するのはペットボトル二本に牛乳パックにその他諸々！」

バッタモンダー「材料説明しきる尺もねえのかよ。大丈夫かこの番組」

みらい「さあさっそく作っていこう！」

バッタモンダー「おー！」

〜〜〜

みらい「完成！」

バッタモンダー「作るところ大幅カットって工作番組失格じゃねーの？」

みらい「さあモンダーくん！一緒に飛ばすよー！どっちが遠くまで飛ばせるか勝負だー！」

バッタモンダー「負けないぞー」

みらい「よーし位置についてー！」

バッタモンダー「いやこのクソ狭いスタジオでやんの？明らかに向いてないだろこの場所でペットボトルロケット」

みらい「さあモンダーくん行くよー！」

バッタモンダー「しょーがないなー」

ワクワクちゃんとモンダーくんはお互いペットボトルロケットを位置につけて。

みらい「発射ー！」

二人のロケットは飛んで行った。

みらい「やったー！わたしの勝ちー！」

バッタモンダー「いや速攻カメラの外出たから絶対視聴者わかんねえよ」

みらい「みんなワクワクしたかな？来週は割り箸で銃を作るよ。来週も一緒にワクワクモンダー！」

バッタモンダー「この番組絶対打ち切り確定だよ。おいスタッフー、俺のギャラ大丈夫なんだろうなー？」

〜〜〜

バッタモンダー『最後までチャンネル変えないでくれてありがとうー』

みらい『来週もワクワクしようねー！』

ダークドリーム「…ペットボトルロケット、どんな感じなんだろう？」

夕方頃適当なチャンネルをつけていたダークドリームはその番組を視聴した。

正直ペットボトルロケットについてはよくわからなかったが、逆にわからなかったゆえに知りたがりの彼女に火をつけた。

拓海「ただいまー」

ダークドリーム「おかえり拓海！ペットボトルロケットの作り方教えて！」

拓海「お？またなんかの番組か？いいぞ」

この日から品田家の習慣が一つ増えるのだった。

〜〜〜

のぞみ「どういうことブンビーさん！？工作番組の主役はわたしと舞ちゃんとみのりちゃんじゃなかったの！？」

ブンビー「いやこの番組にはうちの会社関わって無いし、私に聞かれてもねぇ」