ローラ
迂闊だった
後ろで響く鍵の音を聞いた瞬間、少年は即座に後悔した
少し休みたいからベッドルームへ連れて行ってくれと言われた時点で警戒すべきだった
「お兄ちゃん…♡」
抱きついてきたローラはそのまま少年を押し倒し、キスをする
「お前っ…!ちょっとぐらい大人しくしとけよ…!」
「やだ♡お兄ちゃんすき♡だいすき♡」
どうやら少年への愛が限界突破してしまったらしい
精一杯少年の体を触り、愛撫し、奉仕する
「おにいちゃん♡おにいちゃん♡」
「ふっ♡うっ♡」
騎乗位で挿入してからのセックス
時折キスを交えながらの行為は少年が久しく忘れていた普通の性行為だった
「気持ちいい?おにいちゃん…♡」
グリグリと腰を押し付けながら耳元で囁くローラ
「くふぅ…♡うあぁ…♡」
それに対して、少年は喘ぎ声でしか返せなかった
「おにいちゃんがきもちよくなるように動いてあげるからね…♡ほら、ここでコリコリってするの好きでしょ♡」
「ひっ♡やっ♡」
少年をじっくりと観察し、弱点を的確に突いてくるローラの甘々な攻めに、少年が負けるのに時間はかからなかった