ロザリア・ロンバルド
【元ネタ】史実、『塵埃を踏み歩くもの』
【CLASS】フォーリナー
【マスター】
【真名】ロザリア・ロンバルド
【異名・別名・表記揺れ】カプチン地下墓地の眠れる森の美女
【性別】女性
【身長・体重】76cm・9kg
【肌色】土色【髪色】金【瞳色】青
【スリーサイズ】年相応
【外見・容姿】ブロンドの髪に青い瞳、土色の肌をした小さな幼児
【地域】イタリア王国シチリア島パレルモ市
【年代】1918年12月13日~1920年12月6日
【属性】混沌・中庸
【天地人属性】人
【その他属性】人型・子供・死者・神性・不滅・人類の脅威・浮遊
【ステータス】筋力:E- 耐久:EX 敏捷:E-(E++) 魔力:B- 幸運:E 宝具: B-
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【クラス別スキル】
領域外の生命:EX
外なる宇宙、虚空からの降臨者。
邪神に魅入られ、権能の片鱗を身に宿して揮うもの。
神性:B
外宇宙に潜む高次生命の“骸”となり、強い神性を帯びる。
計り知れぬ驚異。その代償は不滅と破滅。
【保有スキル】
死に捧げられし身:EX
希少な学術的価値を持つ木乃伊、己の死を契機に大規模な戦乱を発生させた者、議論と混乱を引き起こした身元不明の遺体など、自身の逸話の多くを、或いは全てを「死後」に有する存在が保有する特殊スキル。
サーヴァントとしての本質が自身の死を前提として成り立つものであるため、「生ける屍」に近い肉体で現界している。
「自身の死を含めた一連の出来事の逸話を存在の核としているために、既に死んでいなければ矛盾する」というスキル。強いて言うなら「戦闘続行」のオーバー版。
「致命傷」という概念が存在せず、瀕死の傷を負ってなお戦闘可能。ただし不死身ではない。
Aランク以上となるとほぼ完全に「死者」「死体」そのものの英霊であることを意味する。
このランクになるとその性質は「無辜の怪物」に近い。
フォーリナーの場合はさらに、邪神の干渉により強力な破滅耐性を持つ。
通常攻撃による打倒は不可能に近い。
(デュランダルなどの不滅属性を持つ武器による攻撃、対不滅攻撃に対してはロジックエラーを引き起こし、耐久を本来の幼児相当(E-)として後述のスキル『必滅の不滅』による存在続行能力にも不全をきたした状態でダメージが算出される。また、対概念、対時空攻撃、及び自滅(マスターの喪失も含む)には耐性を持たない)
死相の美:A+
デスマスク・ビューティ。
生きとし生ける者を妖しく惑わせる死の魅力。
美しくも生命力を微塵も感じさせない冷たい肌、光亡き瞳、今際の童顔、恐ろしくも目が離せぬ「死者の美貌」
単体への魅了付与、死に魅入られた事による恐怖付与、即死耐性ダウン。
必滅の不滅:C
全ては必ず滅ぶという不滅の概念の具現。
劣化、寿命、破滅、死を掌りし『塵埃の踏破者』と同化した事による条理逸脱、権能の片鱗行使。
自分以外の滅びを迎えていない存在を存在証明として自身のダメージ、消滅を拒絶する存在続行能力、周囲に経年劣化を与える事で固有結界含む結界や強化バフの継続時間を減少させる、攻撃命中時に敵の魔力、体力消耗を加速させる追加効果を得る...などの恩恵を得る。
Cランク以上の不滅性、時間操作系の攻撃に対する耐性で無効化可能。
【宝具】
ランク:B- 種別:結界宝具 レンジ:90 最大捕捉:9252人
己が眠る墓所、邪神が棲まう暗黒の地獄の断片に侵蝕されたフォーリナーの心象風景が具現化された、異界へと変貌したカプチン・フランシスコ修道会の地下納骨堂を展開する。
膨大な量の塵に埋もれ、薄明かりと静寂に満たされた何もかもが朽ち果てた伏魔殿。
辛うじて所々に原型を遺した骸骨や木乃伊が見受けられるが、それらも軽く触れた瞬間に崩れ落ち、塵へと還る。
霊堂内は時間律が歪曲しており、無機物、有機物、生物、非生物、物理的存在、魔術的存在問わずありとあらゆる存在の老朽、消耗、劣化速度が加速する。
これらの影響は対魔力などの魔術的防御手段で軽減出来るが、それらのスキルや防護術式そのものも劣化の対象となり、時間経過と共に喪われていく。
また、宝具内では『塵埃の踏破者』との同化が進み、神化したフォーリナーが体内の時間経過を加速させながら徘徊しており、仮に肉体に接触されてしまった場合、一瞬を膨大な時間へと加速させられ、瞬く間に肉体と精神が崩壊する。
さらに対象をガラスの棺へと閉じ込め、棺の時間流を無限に加速させ、宇宙の終焉へと送り出してありとあらゆる不滅性を無視して破滅させるという奥の手があるが、サーヴァントの身でこれ程の時間操作行使の反動に耐え切れる訳もなく、使用後はフォーリナーも消滅する。
【Weapon】
『塵』
元が何であったのか完全に分からぬ程に朽ち果てた塵。
これに一時的に骨や武器の形を与え、戦闘時に使用する。
『歪曲せし背骨(スピーナ・ドルサーレ)』
第三再臨以降で解禁される。
正しい骨格構造から逸脱し成長した巨大な背骨が背中より突き出て、戦闘を補助する。
天使の羽のように見えなくもない。
【解説】
ロザリア・ロンバルド。スペイン風邪による肺炎で2歳の誕生日の1週間前に死亡したイタリア王国の少女。
娘の死を悲しむ父マリオ・ロンバルドは、エンバーマーであるアルフレード・サラフィアに遺体の防腐処理と保存を依頼した。
アルコールの注射によるミイラ化の促進、グリセリンによる過度な乾燥の抑制、サリチル酸による殺菌に亜鉛塩による腐敗の防止、頬へのパラフィンの注入により表情を柔らかくさせるなど、サラフィアの優れたエンバーミング技術により遺体は良好な状態で保存され、カプチン・フランシスコ修道会の地下納骨堂の深部にある小さな礼拝堂に保管されており、木製の台座の上に置かれたガラス張りの棺に収められている。
【人物・性格】
純粋無垢な情緒未発達の幼児。言語が発達し、自律性が芽生え始めた頃の幼すぎる少女。
あまり多くの単語を一度に操れず、たどたどしく二~三個の単語を組み合わせて文章にするのがやっと。
微かだが自発性もあり、ある程度自分で状況を判断して行動するなど発達は非常に良い。
なお、邪神と繋がったが故か、時折、特に宝具使用時や第三再臨以降は異様な知性を発揮することがある。
イメージカラー:灰色の塵と青白い光
特技:自分で考えて行動できる
好きなもの:リボン、パパ
嫌いなもの:ひとりぼっち
天敵:スペイン風邪
願い:そもそも聖杯や願いという概念をよくわかっていないが、ひとりぼっちでさみしいのは嫌なので友達を欲しいとは思っている
【一人称】ロザリィ【二人称】呼び捨てか幼児特有のあだ名【三人称】呼び捨てか幼児特有のあだ名