レベッカの災難 ~VSカワカブリブタ~
MEyzmgD3ZQある日、ヴィオラの侍女として船旅に出ていたレベッカはサイクロンに遭い船から身を投げ出され、気がつくとこの島に流れ着いていた。
「んん………あれ、ここどこ……?」
レベッカはひとまず船か人里を探そうと砂浜を海沿いに歩き続けたが、一向に見つかる気配が無かったため、ひとまず飲み水を確保するため島の内陸へ探索しに行った。
森林をしばらく進んでいると、そう時間のかからない内に小さな池が見つかった。幸い、水も澄んでいる。レベッカは安心して喉を潤した。
……のとほぼ同時に、こう思った。
(そう言えば、潮に流されたうえにさっき歩いて汗かいたから、ちょっと体がベタベタしてる……。
そうだ!丁度水辺も見つかったことだし……)
自分の体の汚れに気づいた彼女は、この池で水浴びをすることにした。
早速服を脱ぎ捨て、その身体を池に浸ける。
(本物のお風呂じゃなくても、やっぱり汗を流すのって気持ちいい……!)
ご機嫌で体に水をかけて汚れを落としていく。すると、池のそばの茂みからガサガサという物音が聞こえた。
(……⁉︎)
レベッカが警戒し、その茂みをジッと見つめていると………一頭の、皮がダルダルな豚が出てきた。
肉食動物でないと分かりレベッカはひとまず安堵した。しかし、それでもなるべく刺激しないようジッとしながら豚を見ていると、豚は池に足を踏み入れ、そのままジャブジャブと浸かっていった。どうやらこの豚も水浴びがしたかったようだ。
そうこうしている内にレベッカは汗を落とし終わり、池を出ることにした。
「ふぅ……体も綺麗になったし、また島を出る手がかりを探さないと……ん?」
池から上がった直後に、何か違和感を覚えた。ふと気になって池を振り返ると……豚がこちらを食い入るように見つめていた。
(他所から来た私が気になるのかな……?)
すると豚は唐突にレベッカの方へと向かって走り出し、池から飛び出した。
レベッカ「っ⁉︎」
そして豚が池から上がると同時に、生臭い臭いが立ち込めた。豚が勃起したことで包皮がめくれ、その中の恥垢の臭いが出てきたのだ。
レベッカ「うっ…!何この臭い……⁉︎」
豚はレベッカへと飛びかかっていく。レベッカは怯むも、護衛のため持って来ていた得意の「刃無しの剣」を咄嗟に掴み、豚を受け流した。豚が転んだのを見て、レベッカはすぐに走り逃げ去った。
レベッカ「はぁ…はぁ…助かっ……
あ、服………」
~~~~~
その後、服を失ったレベッカは木の実などを採って生き延びていた。幸いこの辺りには果樹が多いため食糧に困ることは無く、その上この前のようなカワカブリブタが近くにいても悪臭によって居場所が分かるため、しばらくは豚に襲われることも無かった。
しかしこの島に漂着した日から3日後、事件は起こった。
この日、レベッカはとあるジャングルで実を取るため木に登っていた。
レベッカ「よし、今日の分はこれで十分…!」
収穫に満足したレベッカが木を降りる。すると、近くの茂みからガサガサと音がした。例の悪臭はしなかったためレベッカは「せいぜい狐か山猫だろう」と安心して見ていると……
どういう訳か、その茂みから出てきたのはあの皮の垂れた豚だった。
レベッカ「なんで……臭いはしなかったはずなのに……⁉︎」
それもその筈、この時このカワカブリブタは偶然にも勃起しておらず、恥垢が皮に包まれたままだったのだ。
しかし、それもこの瞬間までの話。一糸纏わぬレベッカを目撃した豚の竿は激しく反応し、みるみるうちに膨らんで皮が剥けていった。
レベッカ「うっ…なんで臭いが……遅れて……⁉︎」
たちまち臨戦態勢に入った豚はやはりレベッカへ飛びかかった。
レベッカ「きゃあぁっ‼︎」
レベッカは果物を抱えていたため以前のように剣で受け流すことが出来ず、そのまま押し倒されてしまった。
そして豚は下腹部をレベッカの頭に近づけ、仰向けになったレベッカの頭上に、汚れのこびり着いた生臭い棒をそそり勃てた。
レベッカ「ひっ⁉︎く、臭……‼︎」
そして棒はレベッカの顔面に触れ、口元へグイグイと押し付けられた。
レベッカ(や、やだっ……口に入っちゃう……‼︎)
危うく口に入りそうだったが、レベッカは固く口を閉じ、何とか耐え忍んだ。
豚はどうにかしてそれをこじ開けようと上から下からと何度も汚いものを押し込んだが、そのガードが一向に綻ばないのを見て一度それを引っこめた。
やっと息苦しさから解放されたレベッカは、口を開け大きく呼吸した。
レベッカ「……ぷはぁっ‼︎はぁ……はぁ……
お、終わっ」
ずんっ! がぽっ‼︎
しかし、それもカワカブリブタの策略であった。レベッカが安堵して口を開けるのを狙い、わざと攻撃を緩めていたのだ。そしてレベッカはその狙い通り口を開け、汚いものを受け止めてしまった。
レベッカ(いやぁぁっ‼︎臭い!苦い!助け…嫌っ舌に当たっちゃっ……‼︎)
豚は汚れを拭き取るよう竿を内頬や舌に何度も強くなすりつけてくる。その度に口内にカスが着き、ひどい臭いが貯まっていく。
そうこうしていると、急に豚の動きが緩まり、体を痙攣させ始めた。
レベッカ(えっ、まさか……や、やだっ…!)
彼女は猛烈に嫌な予感を感じ、必死に棒を振り解こうとした。しかし残酷にも、豚は何のためらいもなく生暖かいものを口の中に放った。
豚「ぶっ……ぶぶっ………‼︎」
レベッカ(やあぁぁぁぁぁぁぁっっ!!!)
豚は強い快感に肩を震わせ、軽く嬌声を吐いた。
一方、レベッカの表情は苦悶に満ちていた。
大量の子種でいっぱいの口の中は苦味で満たされ、頬はリスのように膨らんでいた。息苦しい、苦い、臭い、熱い……レベッカの気分は最悪だった。
しかも、事を終えたはずの豚はどういう訳かまだ竿を引き抜かない。
レベッカ(早く抜い…ヒッちょっと飲んじゃった……)
あろうことか、豚はまたしても竿を内頬や舌に擦り付け始めた。さっきよりも慣れた手つき……改め竿つきで、レベッカの口の中をかき混ぜるように動かした。
レベッカ(えっ……まさか2回目……⁉︎やだっ‼︎誰か止めて……‼︎)
───数十分後。
外と中どちらの汚れも綺麗さっぱり洗い落とした豚は、汚れていたものをやっとレベッカの口から引き抜き、満足げに去っていった。
レベッカ「ガハッ‼︎ゲホッゲホッ…オェ……‼︎はぁ……はぁ……」
やっと息苦しさから解放されたレベッカは口から大量の種汁を吐き出し、大きく何度も息を吸った。
レベッカ「こ、こんな島……早く、出なく……ちゃ……」
この島の恐ろしさに気付いたレベッカは一刻も早くここから脱出することを心に決め、立ち上がった。
……しかしその矢先、レベッカの目の前にはその決意をへし折るような絶望的な光景が広がっていた。
レベッカ「嘘………なんで、豚が……こんないっぱい………⁉︎」
そこには何匹ものカワカブリブタがいた。先程までの騒ぎを音と臭いで感じ取り、自分たちも彼女の口で竿を洗おうと集まってしまったのだ。
レベッカ「そ、そんな……もう、嫌……ヴッ‼︎臭……!」
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───その後、レベッカの口が自由になる頃にはとっくに日が暮れていた。
朝に採った果実は変わらず側にあったが、今の彼女の胃袋にはそれを摂る余裕など欠片も無かった。