ルフィがナミを抱き潰すお話 その5 -白に染まる果実 後編/4-

ルフィがナミを抱き潰すお話 その5 -白に染まる果実 後編/4-

調子に乗ってSSを書き始めた人






・・・ギシギシとベッドが軋む音がする。

淫らな水音と、肉がぶつかり合う音がする。


ベッドの枕とシーツは乱れ、辺りには大量の白濁液と愛液が散乱し、床や壁まで汚している。

部屋に漂う空気は淫猥な匂いで満たされ、嗅げば鼻腔をくすぐり脳まで痺れさせるような錯覚さえ覚えた。


そんな部屋の中、お互いの指と指を絡ませ、ナミとルフィは抱き合っていた。

汗だくになりながら、息を荒くして、互いの腰に脚を絡め、全身で相手の体を感じている。

結合部は泡立ち泡立ち、白い液体が溢れ出ていた。

そして、それは今もなお流れ続け、二人の間に糸を引いている。


激しさはない。只ひたすらに絡み合う。

まるで蛞蝓か、蛇の交尾のようだ。


「ァ・・・♡ぁ・・・♡んっ・・・♡う・・ぁぁ・・♡」


ギア5を解除しても、行為は終わらなかった。

流石に激しくなかったが、それでもルフィはナミへ精を放ち続けた。

場所は最奥に留まらず、口に、胸へ、顔へ、全身余すところなくルフィの色に染める。

夜などとうに明けており、日が高くなっている。

最初こそナミは激しく嬌声を上げていたが、5回、10回、30回、50回と絶頂を繰り返し、もう小さく甘く呻くことしかできない。

瞳は焦点が外れ虚空を彷徨い、身体は触りもしないのに痙攣を繰り返している。

絶頂の波が断続的にずっと襲い続け、快感の高みから降りられないのだろう。


「・・・・・ナミ」


それでもルフィは行為を止めず、そのままの体勢で呼びかける。

それに応えるようにナミの視線がゆっくりと動き、目の前にあるルフィの顔を見つめる。


「これで、最後にするからな・・・」


何を、とは言わなかった。

それでもナミは意図を察し、ルフィの目を見ながら笑顔の形を作り、コクりと首を縦に振った。

ルフィはそれに答えるよう、優しく微笑む。

そして最後の1回を最高の1回にするために、"心臓の音"を上げた。


-ドンドットット♫ ドンドットット♪ドンドットット♫ ドンドットット♫


再びルフィの姿が白く染まる。

長き渡る情交で、体力も覇気も限界だ。

これが最後になる。

気力を振り絞り、ルフィはナミに覆い被さった。


-ぎゅぼっ♡!ぎゅぼっ♡!ぎゅぼんっ♡!ぢゅぼっ!♡ずぼっ!♡


「・・うぁ♡・・・あ・・がっ♡・・・はぁっ・・ひぐぅっ♡・・・」


ルフィはナミの両脚を掴みながら覆い被さり、体重を掛けた。

いわゆる屈曲位の体位だ。

今までほど激しい動きではないが、一撃一撃が非常に重い。

ナミの身体に自分の存在を刻み付けるよう最奥を突く。


-ぎゅぶっ♡!ごりゅっ♡!ぐにゅっ♡!ぬぶっ!♡ぢゅずっ!♡


「んぁっ・・・あぅ♡!・・・ぅう・・・・・はぁ・・・んっ・・・♡」


逞しい肉竿は突くたびに最奥へ届く。

亀頭が子宮口を押し潰し、子宮自体もひしゃげさせる。

カリ首は膣肉を余すところなく耕し、Gスポットを容赦なく刺激する。

ナミは女体の芯から響く快感に身を悶えさせ、膣壁はぎゅむぎゅむと貪るように強く締め付けた。


-ずじゅっ!♡ぐぷっ!♡ぢゅくっ!♡ずぬっ!♡ぬぼっ!♡


「ししし、気持ちいいか?ナミ」


「あひっ・・あっ!・・・ひっ・・・ひもち・・・いいっ!♡」


ぐりぐりと子宮口を亀頭の先端でこねくり回すと、流れ続ける淫液の量がさらに増す。

膣肉を蹂躙され、肉欲の歓びに悶えながら、ナミは何とか言葉を紡ぎルフィの問いに答える。

ルフィはナミの答えに満足し、顔を近付け唇を重ねた。

ちゅくちゅくと互いの舌を舌で舐め、口内を蹂躙し合い、唾液を相手の口の中に入れて飲ませる。


「んぅ、ちゅぅ、じゅるっん、ふぅん、ちゅくっ、ちゅうっ、・・・・・ふぅ」


「んふぅん・・・ふぁう、ちゅっ、ちゅぅ・・・うぅん・・・ぷはっ・・・はぁぁ」


長い長い接吻の後、ゆっくりとお互いの顔を離した。

つうっと唾液の糸を引いて唇が離れる。

お互い見つめ合い、ルフィはナミの名を呼んだ。


-・・・ナミ。


「・・・?」


「・・・オレ決めた。」


どうするか、決めた。

散々迷ったけど、ナミの"お願い"を受け入れることに決めた。

だからナミを、仲間を、愛する人を


「・・・オレの、オレだけの"宝物"≪もの≫にする・・・。いいな・・・・!。」


「っ!・・・・・いい・・よ・・・る、ふぃ・・・わらひ・・・を」


-ルフィのモノにして


ナミがルフィの言葉に応えた時、ルフィはナミの最奥まで一気に貫いた。

今まで以上に力強く蜜壺を蹂躙し、子宮を揺さぶり、すり潰す。

それだけではない。

ナミを貫く逸物は"黒く染まっていた"。


びぎゅっ!!♡♡ずぼっ!!♡♡じゅぶっ!!♡♡ぐじゅっ!!♡♡


「あ゛ひっ・・う゛ぁっ・・あ・・・ぐ・・・あ゛あっ・・・!♡」


あの"切っ掛けの夜"と同じように"覇気"を纏っている。

ただし、"武装色"だけではない。

纏っているのは"覇王色"もだ。

ナミは"あの夜"と同じ、いやそれ以上の快楽に狂っていった。


ぶじゅんっ!!!♡♡♡!ごりゅんっ!!!♡♡♡ぐにゅんっ!!!♡♡♡ぬぶんっ!!!♡♡♡


「お゛お゛っ♡、ぁ・・・ぐぁっ♡・・・あ゛・・・はぁっ♡」


"見えない鎧"よる"内部破壊"。

それはワの国における武装色の覇気"流桜"の技術。

そして数百万人に一人の「王の資質」である"覇王色の覇気"においても、極少数の選ばれし強者だけが同様に纏うことができる。

ルフィは"覇王色"を纏い、肉竿だけなく"内部から"ナミを犯した。


「(っぅう゛、す・・・ごいぃぃ・・・♡)」


膣、子宮口、ポルチオに留まらず、触れていない陰核、子宮や卵巣といった触ることのできない箇所まで刺激される。

文字通り女性器そのものへの快感が走り、ナミは意識が飛んでしまいそうになる。

しかし、気絶することは許されない。

気絶しようにも強烈な快感と覇気に強制的に意識を引き戻されるからだ。

ナミは生かさず殺さずの、快楽の天国と地獄を味わい続けた。

そして・・・


「イくぞォ!!!ナミ!!!」


「・・・っ!!!」


ルフィはトドメを刺すべく、一気にスパートを掛けた。

纏う覇気の量も、ぐんと上がり、今まで以上に激しく擦り上げ、突き崩す。

ナミは涙を流しながら快楽に善がり狂い、膣肉はもっともっとと逸物へ纏わりつく。


-ぎゅぼんっ!!!♡♡♡!にゅぼんっ!!!♡♡♡ごりゅんっ!!!♡♡♡びぎゅんっ!!!♡♡♡


「っひぎぅ・・!♡ぁあ゛あ゛っ・・・♡ぅぅ・・・が、あ・・・あ゛ぅぅ♡」


止まらない快楽の大渦に飲み込まれ、ナミは懸命に耐え続けた。

下半身だけに留まらず、上半身、頭にまで快楽の衝撃が伝わってくる。

善がり狂うナミを前に、ルフィは滾りに滾った肉竿で最後の一撃を見舞うべく、全体重を掛けた。


-ずぶぐぬぬぬぬぬっっっッッッ・・・・ごちゅんっっッッ!!!!♡♡♡♡


「あ゛あ゛あ゛ーっ♡あ゛ぅっー♡・・・・ぁぁう゛ぁ・・・♡・・・・はっ、あ゛ぁぁ・・・!♡」


散々犯され続けたナミの子宮は雄に屈服し、子宮口はぱくぱくと口を開かせ、涎を垂らすように愛液をだらだらと垂らしていた。

そこへ全霊を掛けた肉竿に一突きが飛び込んだ。

口を開かせた子宮に"黒く染まった亀頭"が突き刺さり、容易に内部へとめり込む。

そしてバリバリと"黒い稲妻を走らせながら"灼熱の欲望の塊と化した精液を叩きつけた


-ぶびゅるぅ!!!♡どびゅぅ!!!♡どくどくどくっっっ!!!♡♡♡ごぷんっっっ!!!!!♡♡♡♡♡


「・・・あ゛っ♡・・・あ゛あ゛あ゛あ゛ァァァーーーーっっ!!!!♡♡♡・・・・ぁ♡・・・・ぁ・・・うぅ・・・あ゛っ・・あ゛ぁっ・・・がっあ゛あ゛♡」


精が放たれた瞬間、ナミは身体でが快楽が爆発した。

子宮いや、下腹部で衝撃ともに灼熱の快楽が駆け巡る。

激しい絶頂で視界で何度も閃光が瞬く、身体中で快楽の電流と溶岩が荒れ狂い、ランダムに痙攣して制御できない。

ルフィはナミが絶頂するタイミングで、"覇王色の覇気"を纏いながら射精した。

その覇気の量はカイドウを地に沈めた"猿神銃≪バジュラングガン≫"に勝るとも劣らない。

ナミへ津波の如く流れ込んだ覇気は、身体中の神経や細胞を刺激し、屈服させ侵し尽くした。

ともすれば神経や脳細胞自体が破壊ないし、障害が残ってしまうレベルの快感だ。

しかし、麦わら海賊団の一員であり、更にギア5の影響下にあるナミの身体は尋常じゃないタフさで殺人的な快感を受け入れ続けた。


「(あ・・・、は、・・・・ぁ、・・・・・・う・・・・・。)」


身体中で快感が荒れ狂い、脳内が絶頂の台風で滅茶苦茶にされる。

もはや言葉も出ず、思考もできない。

今、何秒経過して、いつ何時なのかも分からない。

発狂寸前の快楽の中で、ナミの意識は光に包まれた。


「ゼェー・・・ゼェー・・・。・・・っう・・・・あ・・・。」


度重なるギアと覇気の使用により、ルフィの体力は尽きた。

ナミの秘所から逸物を引き抜くと、フラフラとナミの身体に覆い被さらないようにしながらベッドへ倒れ込み、そのまま意識を失った。

一方のナミは・・・


「あ゛ー・・・、あっ・・ひっ・・・・かひゅっ・・・・ふふっ・・・・・・あぁ・・・」



ある意味、悲惨な状態だった。

四肢は投げ出され、身体中は白濁液に塗れている。

時折ビクンッと痙攣し、絶頂し続けているようだ。

瞳の光は消え、視点の焦点は合わず、虚空を見つめ続けている。

ここまでなら強姦に遭い、精神崩壊を起こした被害者と変わりないが、一点が大きく違った。

その表情はとても満ち足りた笑顔であり、誰が見ても幸せの顔そのものだったからだ。



「・・・る・・・ふぃ・・・・あっ・・・・ひぅ・・・ぅ・・・だ、い・・・・す・・・きぃ・・・・あはぁ・・・・♡」


本人が聞いてるかどうかなど関係ない。

こうして本気で抱き潰してくれて、自分の想いに応えてくれた。

その感謝の念が意識のないナミの口を動かし、言葉を紡いだ。

そしてナミもまた眠るように意識を失った。



「んぅ~~~~っっ、気持ち良かったぁぁ~~~っ!」


湯船の中で胸を揺らし、大きく背伸びをしながらナミが言う。

倦怠感もあり、足腰は立たないが、事後のお風呂はまた格別だ。


あの濃密な情事は夜を超え、翌日の昼近くまで続いていた。

2人が事後に意識を取り戻したのは既に日が落ち始めた頃だった。

乾ききった喉を水差しで潤し、空っぽの腹を念のため用意していた非常食で最低限だが膨らませた。

何とか脱水と飢餓から抜け出した2人は、腰が抜けて動けないナミを抱きかかえて浴室へ行き、汚れを落として湯に浸かっていた。


「・・・・・・・」


ルフィは湯舟のフチに顎をのせ、だらんとしていた。

悪魔の実の能力者は水に浸かると能力が封じられ、脱力してしまう。

当然、お湯も例外ではないが、どうもルフィの様子を見るに、それだけが理由ではなさそうだ。

ナミはそのことを感じ取るとルフィへ声を掛けた。


「ルフィ・・・もしかしてだけど、後悔してるの?」


私のことを自分のモノにしたこと、言外にナミはそう言った。

ルフィは自由が好きだ。

いや、それこそがルフィという男を表す言葉だ。

偉くなりたいわけじゃない。

力で支配したいわけじゃない。

この海で一番自由な男≪海賊王≫を目指している。

だからこそ、ナミ≪女≫を支配≪モノ≫にしたことに未だ葛藤しているのだ。


「ルフィ、よく聞いて・・・。」


ルフィは何も答えない。

それでもナミは微笑みながら、子供に言い聞かせるように言葉を続けた。


「あんたはさ、私のことを縛り付けたと思ってるんでしょ・・・。」


「それは違うわ。私は自分で選んでルフィのモノになりたいと思ったの。」


本来、ナミにとって支配されるということは"恐怖と嫌悪の対象"そのものだ。

かつて"アーロン"にされた仕打ちを考えればその通りだろう。

しかし、ナミは違うと言う。

自分でそうなることを望み、お願いしたのだだと。


「ルフィは海賊王になることを決めたのは、誰かに言われたから・・・?」


「・・・ちげェ、自分で選んだんだ。自分がなりたいと思ったから、そうしたんだ。」


「私もそれと同じ。ルフィが私をモノにしたのも同じじゃないの?」


あの時、ナミから"モノ"にして言われた時、葛藤した。

実のところ、ナミを自分だけのモノにしたい気持ちはずっと奥底に存在していた。

だが、それは自分が最も嫌うこと一つである"支配"するも同然。

更に、あの"アーロン"と同じことではないか。

だから、思っていても言葉に出したり、行動したりしなかった。


「私は感謝してるの」


「あの時の、初めてギア2と覇気を使った夜・・・私の中の・・・"ルフィのモノになりたい"気持ちが目覚めたんだと思う」


「でも、私はずっとのその気持ちに気付かなかった」


「ルフィはそれを見つけて、気付かさせてくれた」


「私はその気持ちに従って、お願いしたの」


「そして、ルフィが受け入れてくれて、この気持ちを満たしてくれて」


「すごく嬉しかった」


ナミは気だるい体を動かして、ルフィの背中に抱き着きながら言った。


「だから、そのことで後悔しないで・・・」


「・・・・」


しばらく沈黙の時間が続いた。

湯気がポタリと天井から落ちる。

ルフィは突然、ざばぁと立ち上がった


「よし、分かった!」


「え・・・・「ナミ!」」


「オレもナミも、お互い"自由に選んで、受け入れて、こうなった"。そういうことだな!」


「・・・・うん!よろしい!」


突然の行動に呆気に取られながら、ルフィはナミに宣言した。

どうやら踏ん切りついたようだ。

ナミは元の太陽のような笑顔するルフィに笑い返す。


「ねぇ、ルフィ」


「なんだ」



「私、幸せよ」


「シシシ、オレもだ!」


2人は顔を見合わせて笑い、口付けをする。

唇が触れ合うだけの軽いものだが、十分だった。

それだけで暖かい気持ちが溢れる。

幸せな時間が過ぎていった・・・・。



余談ではあるが寝室はもの凄くぐちゃぐちゃになっていたので、その日は客室で夜を明かした。

更に言えばお互い疲労により寝坊して、サウザンドサニー号の出港予定時刻を大幅に遅刻することになる。

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