リリィss

リリィss

リリィ



みんな…どうして

【リリィの周りの霞は人の形を成している。濃茶色の短髪の少女が口を開いた】


『アタシらにもよくわかってないんだ。気づいたらこの山にいて、そしてお前がいた』


ここまでの道のりで聞こえてきた声は…


『そ!私たち!いいアシストだったでしょ』

【桃色の髪の少女が自慢げに言った】


ありがとう…

…っ

【リリィは思わず涙を流してしまった】

みんな…ありがとう…ごめんなさい…!私が、みんなを死なせたようなものなのに…!わたし、みんなには生きていてほしかったのに…!


【大粒の涙を流すリリィをオレンジ髪の少女と茶色の長髪の少女が頭を撫でて慰める】

『確かに死んじゃったのは苦しかったし、悔しかったよ。でもそんなことで恨んだりしないよ。むしろ感謝してる。あんたは私たちに希望をくれたんだ』

『そうだよ。あなたが生きていてくれてるだけで、私たちは幸せだよ』


『私たちはあなたの幸せと自由をいつでも願っていますよ』

【紫色の髪の少女がリリィに語りかけた】

…うん、うん…


『…アタシらはそろそろ限界だ。ごめんな、最後まで守ってやれなくて』

…大丈夫。みんなは私を守ってくれた。それだけで、有り余るくらいだよ


【リリィの友達が霞に戻り消えていく…】

『さよなら』

さよなら…


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