ランスとドットvs三男戦 序章(茶番)
前回のあらすじ
なんかいろいろあってランスとドットはマゴル城の中に入れた
ランスは血だらけになった
2人がいつものように喧嘩しているところにプリン教の魔の手が迫る
エピデム「オーバッキャラマーオ」
ランスとドット「!」
エピデム「オーバッキャラマーオ」
ランス(……こいつが神覚者を倒した)
ドット(なんという異様な雰囲気……)
エピデム「ああ、貴方たちがマッシュのお友達であるランス・クラウンさんとドット・バレットさんですね。私はマッシュの兄である三男のエピデムです。弟がお世話になっております」
ランスとドット「「えっアッハイ……」」
ドット「……なんか思ったより話が通じそうだな。話し合ったら通らせてくれたりしねえかな」
ランス「そう思うならお前はスッこんでろ。ここはオレ一人でいく」
ドット「テメェバカかよ!!話し合いで済むならそれでいいだろ!!」
ランス「触るなオレに」
ドット「!!」
ランスとドット「「ギャーギャーー」」
ランスとドット「「殺す!!」」
エピデム「……あの、ケンカはいけませんよ……特にそちらのランスさんは怪我をしているみたいですし……」
ドット「アッハイ」
エピデム「落ちついてください。話なら聞きますよ」
ドット「え?」
ドット「いやなんか……あいつが助けてやった恩も感じずオレばっか責めてくるから……。紅茶美味しい」
エピデム「そうですか……それはお辛いですね……。他にもあるんじゃないですか?抱えていること…。紅茶がお気に召したようでなによりです」
ドット「抱えていること……モテないこととか…」
エピデム「それはお辛い…分かりますよその気持ち…」
ドット「え…分かってくれますか?」
ドット「本当につれぇんす!!みんな二重だし!!イケメンだし!!みんなスカしてるでしょ!?正直今のケンカも妬み半分っていうか!!」
エピデム「分かります分かります」
ドット「う゛う゛う゛う゛う゛話したら少し楽になりました…!!……あのお願いがあるんですけど、ここを」
エピデム「いいんですよ人々は救いを求めている………あなたも入りますか?」
ドット「通らせ……え?入る?」
エピデム「プリン教に」
ドット「プリン教!?」
ドット「気になる…こんな私でも生まれ変わることはできるでしょうか……。いやでも今はそんなこと言ってる場合じゃ」
エピデム「ハイ生まれ変わることはできますよ。だいたいの悩みは濃い糖分を摂れば治ります。ほらどうぞ」
ドット「……!!そういえば今日なんも食べてねぇ…なんか悪い人じゃなさそうだし…善意でくれるのを断るのは失礼だし…」
ドット「じゃあ…お言葉に甘えて」
ランス「なっお前!!」
プリンをパクッと食べたドット
一瞬動きを止めたドットだったがすぐに崩れ落ちた
ランス「ドット!?……毒か!だから言ったのに……」
エピデム「……あっごめんなさい。メイドさん特製手作りプリンと栄養補給用プリンを間違えました」
ランス「は?」