ライダー・菊池武光
「こんにちは!私、菊池肥後守武光です!この子は相棒の白菊!
クラスは、見ての通りのライダーだよっ!
私の誉は貴方と共に!さぁ、どこまでも征こっ!マスターさん!」
【出典】史実、『太平記』
【クラス】ライダー
【真名】菊池武光
【性別】女
【身長・体重】162cm・54kg
【外見】明るい髪色の少女、天真爛漫な笑顔が似合う
【年代】南北朝時代
【属性】混沌・善・人
【その他属性】人型
【ステータス】
筋力:D++ 耐久:C++ 敏捷:B++ 魔力:C++ 幸運:A++ 宝具:A+
【クラス別スキル】
対魔力:C++
第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。但し、愛馬に騎乗している間は全ての魔術が彼女に追いつく事は無い。回路を魔力が流れるよりも尚速く、彼女の行動と因果が決定している為である。
「ねぇっ!この景色を覚えておいてね、マスターさんっ!私が居なくなった後も、何十年先もずっと!時間が流れるよりも速く、誰かに思いが届くよりも速く!これが私の輝き、貴方の心を鷲掴みにする、空を流れる星の光なんだってこと!」
騎乗:A++
乗り物を乗りこなす能力。「乗り物」という概念に対して発揮されるスキルであるため、生物・非生物を問わない。A++ランクの彼女にもなると、竜種を含む全ての乗り物を乗りこなす。
「えへへ…奥の手は秘密ですよ!何せ、一族累代の信仰を束ねたお祭り騒ぎ、ですから!ヒントは…ええっと、白馬、です!楽しみにしてね!」
【固有スキル】
巨星進撃:A
彼女の有する血戦走法。愛馬と共に駆け抜けた軌跡に星の如き燐光を生み出し、爆裂させながら戦場を駆け抜ける。最終的にはその輝きすら身に纏いながら進軍し、単騎による戦術行動を可能とする。天さえ踏み越える最高速度を前に、何者もその歩みを止める事は出来ない。
「それじゃあ白菊!行っくよぉーーー!!
これが私達の…全力疾走だぁーーーーっ!!」
我に弓引くべからず:A
懐良親王を擁立して忠勤に励み、遂には九州を席巻した時代の寵児としての風采。カリスマや友諠の誓いと同系統のスキル。敵対者には彼女を敵に回した事に心胆を寒からしめ、肩を並べる者には死をも恐れさせない勇気を与える。彼女は文字通りの光として、暗澹たる思いを照らす英雄として振る舞う。
「その勝負!この私が義によって横槍を入れちゃいますねっ!聖杯戦争は、まだまだこれから。何が起こるか分からない、未曽有の厄災が降りかかるかもしれない。血戦を楽しむのは、盤面を整理してからでも遅くは無いと思うんです!こうやって、邪魔されても嫌でしょ?」
竜驤麟振・白菊:EX
北朝からは名指しで脅威として扱われ、一時ではあるが九州における南朝の優勢を成し遂げた神懸かりの武勇。騎乗している間のみ、彼女のステータス全てに莫大な補正が掛かる。果たして彼女の騎乗スキルの賜物か、或いは騎乗している白馬が特別なのか、はたまた何らかの加護を得ているのか。何にせよ、騎乗中はトップサーヴァントとでも言うべき能力を発揮する事が出来、その英姿を世界に刻み付けることだろう。
「私は無敵でも、最強でも、至高でもありませんでした。はい、何分負けてしまいましたから!けれど、私は輝くことを止めませんよ!栄光と名誉を捨てた先に残った、武士として研ぎ澄まされた私。それじゃあ、白菊も連れてこれませんのでっ!」
【宝具】
「あはっ!もっと、もっと。楽しませてあげるからね!」
「私達も、もっと駆け巡りたくて仕方がないもんっ!」
「白龍様もっ!一緒に面白い事しましょーねっ!!」
『白龍大礼・水殿遊戯(はくりゅうたいれい・みどののたわむれ)』
ランク:A+ 種別:祭礼宝具 レンジ:1~90 最大捕捉:1000
菊池累代の白龍信仰を、彼女の果て無き夢路を以て世界に顕現させる。真名解放によって、金銀に光る番の龍と、若く猛る龍、幼く燥ぐ龍、計四頭もの神秘の結晶が噴水の様に地を貫きながら大空へと解き放たれ、周囲には水が氾濫し龍の住まいに相応しい御殿が形成される。局所的な霊脈の爆発によって間欠泉は沸き上がり、空には日が昇って虹が掛かり、戦場は神秘渦巻く水の宮殿へと変化するのだ。菊池一族の取り仕切る祭礼の空間で世界を覆う事で、一時的にだがテクスチャの上に新たな神界・仙境を縫い付けている、固有結界に似て非なる大儀礼と言えるだろう。
白龍とは本来であれば天帝に仕える最高峰の竜種であるが、今回はあくまでも水の化身としての側面が強い。と、いうよりも対軍でも対国でもなく『祭礼宝具』という括りでの召喚である以上、彼らは戦闘には参加しない。それ故の"たわむれ"であり、大規模な召喚にも応じてくれている所以である。彼らは自らの魔力によって霊脈を活性化させ、御殿を呼び出し、そして現代に呼び出された菊池の一族がどのような戦いぶりを披露してくれるか観戦するのである。
つまりこの宝具は、白龍を楽しませる為だけの宝具と言えるのだが、彼女はその持ち前の明るさと英姿によって様々な応援を得る事が出来る。意識的に白龍たちにとって格好良く、美麗であり、優雅且つ激烈に立ち回るのである。これによって彼らを魅了し、例えば傷や呪いといった穢れを湧き水によって癒して貰う、水流に乗せて貰う事で水殿の中を縦横無尽に立ち回れるといった優位が得られる。まるで舞台に上ったかの如く、彼女は人馬一体となって神域を駆け抜けるのだ。
「あはははっ!!煌くよっマスター!!」
「だって貴方の、光になりたいからっ!!」
「ふーっ、楽しかったぁ~!」
「私達の、勝ちだねっ!勝利のブイっ!」
【英霊解説】
南北朝時代の武将。肥後の名族菊池氏の出身。南北朝の動乱で南朝方に味方し、菊池氏を再興させ当主となる。その後、後醍醐天皇の皇子であった懐良親王を迎え入れ、北朝方の九州探題を悉く撃退し、南朝の九州支配を確立。1359年には反旗を翻した少弐・大友連合軍を筑後川にて劣勢を覆して勝利し、1361年には太宰府を陥落させた。しかし、幕府方の大内義弘や今川了俊に勢力拡大を阻まれて衰退。征西府の衰退の最中1373年に病没した。
ともすれば、祭礼を介して最も戯れているのは彼女なのかもしれない。
宝具のイメージは太陽に照らされているSEKIROの源の宮。
【人物・性格】
イメージカラー:白、黄
特技:騎馬突撃
好きなもの:突撃、懐良親王
嫌いなもの:なし
天敵:海
願い:ライダー・菊池武光として、求められた戦場を駆け抜けたい