ライダー・仁科盛信
「ふふっ。まさかボクを呼ぶ者が現れようとはね!
ああ済まない、こう見えても敗軍の将でね。
父や兄と比べても凡将だが、キミの為に戦うよ!」
【出典】史実
【クラス】ライダー
【真名】仁科盛信
【性別】男
【身長・体重】182cm・74kg
【外見】貴公子然とした赤を基調とする服を着こなす青年
【年代】戦国時代
【属性】秩序・善・人
【その他属性】人型
【ステータス】
筋力:B 耐久:C 敏捷:B 魔力:D 幸運:A+ 宝具:A
【クラス別スキル】
対魔力:B
魔術への耐性を得る能力。魔術詠唱が三節以下のものを無効化する。大魔術・儀礼呪法などを以ってしても、傷つけるのは難しい。
「武田家のプリンスとして、ある程度の泥は自然と跳ね除けてしまうものなのさ!ま、家臣達の寝返りは止められなかったがね!あっはっはっは!寧ろ生き残る事を思えば、それでいいとも!」
騎乗:B
騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。特に白馬を乗りこなす際にはキラキラとしたエフェクトがかかる(特に意味はない)。
「やはり武田の血を引く者として、ボクに似合うのは馬以外にあり得ないからね!それがどんな暴れ馬でも、手懐けて見せるさ!」
【固有スキル】
高貴なるカリスマ:C-
彼には自負がある。故に、彼は逃げない。軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。カリスマは稀有な才能で、小国の王としてはCランクで十分と言える。高貴なる義務の下、死地を望む者だけが彼に付き従う。
「皆に慕われているからと言って、生き延びて良い理由にはならないさ。負けた癖に領民からは慕われてるとか、統治の邪魔だからね!だから、ボクにお行儀よく、大人しく、合理的にってのは似合わない!ただキミと、武田の為にだけ輝こう!」
没落の貴公子:A
そのスキル名とは異なり、彼に敗軍の泥や敗北の苦心惨憺は存在しない。武田はただ、負けるべくして負けたまで。皆が皆、必死になって走った結果だと受け入れている為だ。このスキルは周囲への賦活だけでなく、敗北からの再起、或いはここぞという場面での底力を与える。
「聖杯にかける願い?当然、甲斐国と信濃国…だけじゃなくて、東海道も関東もひっくるめて、武田が支配した事のある土地の繁栄さ!流石にそれ以上となると無礼にもなるが、この程度であればまぁ欲張りで済むだろう?」
武田の花道:A
自らの運命の地である、高遠城の守護。魔力を注ぎ込む事で、限定的だが高遠城の防備や兵士を召喚可能。サーヴァント戦においても有用な分、「仁科盛信は高遠城を放棄してはならない」という誓約の為にみだりには使えないのが難点。簡便的にあちらこちらへと堅牢な野戦陣地を作れる、というスキルではないのだ。
「それに、色んな所に呼び出したりしても悪いからね!あちこちで此処を高遠城とする!なんてやってたら城主失格だよ。勝つ為には酷使もするけれど、ボクの運命になった城だ。粗略に扱う訳にはいかないのさ!」
【宝具】
「さて、ボクのハイライトなんて高遠城(ここ)に決まっているが…」
「当然だけど、全滅まで戦った逸話で勝てる訳が無い!」
「勝つためには、こういう手品も必要だろう!」
『新城神生・法堂院(ごしょうらんあれ、しなののたみよ)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
御照覧あれ、信濃の民よ。
信濃の領民から厚く敬慕され、高遠城にして死して後、今度は高遠城の守り神として舞い戻った無二の輝きの具現。彼が果たしてきた高貴なる義務の結実であり、それに答える民の信仰こそが彼の宝具である。この宝具を発動後、高遠城を召喚した際に彼の霊基は凄まじい後押しを得る事となる。城塞そのものとの一体化による耐久値の上昇や、微弱ながら神性の付与、新城神としての神格由来による更なる耐久値の上昇、加えてそれらを配下の兵士に加護として付与したりと、兎に角固く、気高くなる。当然ながらカリスマは本来の力を発揮してBランクになり、その威光は庇護を望む民衆を満遍なく守る事だろう。
「人は城、人は石垣、人は堀…ってね?父上や兄上が甲斐を背負うのなら、ボクが背負うのは信濃の国さ!」
「これが武田の、いや、ボクの戦だ!」
【英霊解説】
戦国大名、武田信玄の五男。勝頼とは異母兄弟にあたる。信濃の豪族・仁科家の名跡を継ぐ。信長への寝返りが続出する中で勝頼に信頼され、信濃の要衝・高遠城を任される。信長の信濃侵攻に対し防戦するが衆寡敵せず、別れの酒宴を開き、腹を十文字に掻き切って自刃した。
【人物・性格】
イメージカラー:赤・白
特技:内政
好きなもの:領民の笑顔
嫌いなもの:なし
天敵:なし
願い:みんなが末永く栄えますように!