モルガン陛下(♂)バレンタインシナリオ妄想

モルガン陛下(♂)バレンタインシナリオ妄想


一応、注意事項

・モルガン(バーサーカー)のバレンタインシナリオのネタバレしかない

・全てが自己解釈なので解釈違いならそっ閉じしてくれ

・ぐだ子前提な上、【】式で話してる






「本日の案件は他でもない

10日後にある特殊な祭り……バレンタイン

運命を共にすると決めた者に

日頃の感謝を告げ、将来の契約を交わすのだとか

フッ───

妖精騎士であれば分かっているだろう?

つまり。


『我が妻に贈る品について会議』だ」


「──!」

「──え?」


妖精騎士ガウェインは狼狽える。

モルガンが選ぶ"ひと"はきっと素晴らしいのだろう。しかし、具体的な人物は思い当たらない。それよりもこの祭典に怖じ気づく己を叱責しなければ。と


妖精騎士トリスタンは動揺する。

敬愛する父が知らぬ間に妻を娶っていたことに。しかし、祝福は偉大な父に見合う女でなければ贈ってやらない。まあ、そんな人間は存在しないのだから滅茶苦茶にしても構わないだろう。と


「ああ、そういうコト。

分かるよ。彼女の事だね

とても目が覚めた。僕は応援するとも。

恋人と妻は別のジャンルだからね」


たった一人、モルガンの妻の正体を知る妖精騎士ランスロットはただ穏やかに微笑んだ。


「というか陛下は貰う側だから僕達の意見はアテにならないんじゃない?」

「いや。返礼の品もそれと同等に選別せねばならないもの。妻からの贈り物を無下にするのは王としてあってはならない」

「その通りだと思います。

いたずらに伴侶を傷つけるのは愚者のすること。常識です」


ガウェインの言葉に頷くと話を切り替えるためなのかモルガンは一度息を吐いた。

「チョコレートを贈られる事は既に調査済みだ。

ノクナレアが輸出していた菓子であろう。

知ってはいるが、それだけでは

妖精國の統治者として些か足りぬ。

祭りと名の付くもので失敗は許されない。


遠慮は要らぬ。述べよ。

妖精円卓議会、その叡智を結集する時だ……!」



辺りに静寂が包み、

玉座に腰掛けるモルガンが杖で地面を小突き反響した音がやけに大きく聴こえた。



「王として箔を付けたいってコト、なの?


なら、やっぱり造形美は必要よね……

勝つ、って意味なら『格好いい』要素、かな

高級ブランド的な。

今どきカワイイだけなんて

魅力不足でマイナスだと思うし。

お父様、クールでアイスでダークなの、得意でしょ?建築限定だけど」


おずおずとだったが、話し出したのはモルガンの娘であるトリスタンだった。このアドバイスはあくまで父のためであり、決して顔も知らない"妻"のためではない。


「任せなさい。ビルド星5等プロ級だ」


表情こそ崩さなかったがその目には闘志が伺える。それを見たガウェインは負けじと声を上げた。


「陛下。造形も大切ですが、重要なのは

やはり  愛  ではないしょうか」


「具体的には」


「愛着があるもの。愛しているもの。

そういうものを模してみるのはどうでしょう?

陛下が愛しているものを、同じように愛しく感じてくれるのなら、それは理想の伴侶ではないでしょうか?」


ガウェインの助言を聞いたモルガンは

伏せた瞼を上げ、ほんのりと頬を淡く染めた。


「ほう……さすが愛の多いガウェイン卿。

頼りになるな……」


現在進行形で更新されていく初めて見る父の顔をよりにもよって自分でない妖精騎士に持っていかれたトリスタンは呆然とその光景を眺めている。


「僕はやっぱり『自分自身』だね!

でも、さすがにこの体は差し出せないし、

人間では歯が立たないだろうし。

妥協して、『心』を表したものにしたよ。

妖精騎士としての『証』も添えて」


そしてランスロットは愛しい恋人がその『心』を受け取った未来を想像して破顔した。


「自分自身……

それは些か、動物的すぎるか……

いや。『自分自身』とも言えるものを、

モチーフにすればいい、という事か?」

「そう。陛下には可能なはず。

道具作成EXなんだから」


「───言われるまでもない。

凄いのを、作る」


不敵に笑みを浮かべるモルガンから返礼品を受け取る"妻"はというと、

来たるバレンタインという名の戦場に向けてマシュと共に切磋琢磨と

『誰にでも喜ばれるチョコレート』をカルデアキッチンの皆様と研究しているのであった。


__________



この後、マイルームで唐突にマスターに10日工房に籠ってたことを伝えて困惑させた後に


「……今日はバレンタインだろう。

理由は即座に察して然るべきだろうに」


【まだチョコレート渡すって伝えてなかったと思うんだけど……】


「バレンタインデーに夫たる俺にマスターがチョコレートを渡さない。

という選択肢はない。

そうだろう?」


【うん。

それに、それだけ楽しみにしてくれてるのは

すごく嬉しい】


「…そうか。ならば先ず、マスターのチョコレートを受け取ろう」



ってなるしお返しの物を貰ったマスターに

すっごーーーい!美味しそう&カッコイイ!って言われて

「そうか。まあ、そうだろう。

わかりきった反応だが、良しとする」


と言ったり


「………まったく。

我慢の利かないマスターだな。

呆れた。

本来なら無礼打ちをするところだが、

それほど嬉しかった、という解釈で流す。

感謝するように。」


となったりするモルガン陛下(♂)も存在する。





↓この先はただのモル(♂)ぐだ♀話なので閲覧注意















このあと自分の工房に戻ろうとするモルガンを下の選択肢で引き止めたぐだ子に

「自室に夫を招き入れ、

併せてそのような事を口にするということは

『そういうコト』

と受け取るぞ」

となって濃厚なイチャイチャしはじめる

モル(♂)ぐだ♀が読みてぇ!!!読ませろ!!


ぐだ子にそういう意図がなくてもあっても良い。197cmの大男が平凡な少女に心を掻き乱される様が見たいんだ…。あと個人的な癖としてモルガン陛下は性別問わずいい匂いしそうだからその匂いをぐだ子に移してトリ子に「……?…!なんでオマエからお父様の匂いすんだよ!」って引っ掴まれてトリ子はお父様の妻の正体を知って欲しい 。

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