マリモポイントデザインリニューアルのお知らせ
*ゾロの目の傷は鷹の目との修行中についた事になっている
*短い
*会話文だけ
*書式は結構適当
××年〇月〇日
マリモポイントデザインリニューアルのお知らせ
日頃より、マリモポイントをご利用いただき誠にありがとうございます。
この度、一身上の都合によりマリモポイントのデザインをリニューアルする事になりました。現在お集めいただいてるポイントのデザインはそのまま次回からのポイント獲得時にリニューアルしたデザインのマリモポイントが追加される仕様となっております。
今後とも引き続きマリモポイントをよろしくお願いします。
マリモポイント監督責任者
ロロノア・ゾロ
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「…で、何だこれ?」
「この前の鷹の目との修行でパックリ目切っただろお前、その傷が何故かこのびっみょっ〜に可愛くないマリモ共にも反映されてたからそれのお知らせ作ってやったんだ感謝しろロロノア〜!」
「んなもん頼んでねぇよ…つか何だこの書式」
「い・い・か・ら!大人しくもっとけどーせお前のことだし聞かれてもろくに説明なんてしないんだろお前の一味と合流出来たら掲示板にでも貼っとけよ」
「……おう」
おまけ
目を切られた時に鷹の目にマリモ強者ポイントがどさどさ追加されるのが見たかった
こっちの方が長くなっちゃった…
刹那、瞬きすら追いつかないその一時の内にゾロの左目は縦一線に斬られていた。食いしばっていたはずの口から和道一文字がカランと音を立てこぼれ落ちる。遅れてやって来る痛みに顔を顰め膝を着かぬ様に踏ん張り鷹の目を睨みつけた、この程度の傷でまた地に伏せてなるものか。
鷹の目は何時の様に感情の読めない目でゾロを見ている。バラティエで斬られたあの頃と比べれば格段に強くなっただろう己の全力でもまだ世界最強は程遠く、鷹の目は遥か高みに存在している。一太刀すら入れられなかった事に悔しさが溢れる、じくじくと痛みを主張し続ける目を無視してもう一度挑む為和道一文字を構えた次の瞬間。
ポン!
「あ?」
ポンポンポンポンポンポンポンポポポン!!
もう見慣れた緑色の塊が鷹の目へと降り注いだ。マリモポイントだ。
「これは…」
「あ゛ぁ〜!!クッソ!!」
何故降り注いだのかを瞬時に理解したゾロは顔を赤らめ地団駄を踏む。遥か高みにいる男への言わぬ憧憬や倒すべき壁の高さへの喜びがマリモポイントとなって鷹の目に降り注ぐ。注がれている本人はと言うと無言でマリモポイントを手に乗せ眺めていた。
大量に降ってきたマリモポイント達はわらわらと鷹の目に集いもふもふと帽子に付いたり夜にぶら下がったりと各々の好きな場所へと群がり始めた。ゾロと同じくマリモポイントも強者が大好きなのだ。
「おい!何かヤバい音してたけどどうしたって…ぎゃあああああああ!?何!?みどっ!?いや血!!ロロノアお前なにぼーっと突っ立ってんだ早く止血しろ!!!」
片や目に傷を負い血を流す男、片や緑色の物体とかし始めている男。そんな奇妙な男たちに加えてマリモポイントの増殖は音にびっくりして飛んできたペローナがゾロの目を手当てするまで続いた。