オリジナルサーヴァント マックス
「クラスはアーチャー。真名はマックスだ。よろしく頼むぜ、マスター……いやちょっと待て、契約の詳細を聞かせろ。それで痛い目に遭ったんだ俺は!」
クラス:アーチャー
真名:マックス
出典:歌劇『魔弾の射手』
性別:男性
身長/体重:180cm・69kg
特技:射撃
好きなもの:アガーテ、射撃の腕比べ
嫌いなもの:不明瞭な契約、7番目、7つ目のもの
地域:ボヘミア(当時はドイツ、現在はチェコ)
属性:中立・善
筋力:D 耐久:D 敏捷:C 魔力:C 幸運:B(B++) 宝具:B
クラススキル
・対魔力:D(D++)
一工程(シングルアクション)によるものを無効化する。魔力避けのアミュレット程度の対魔力。
スキル:白薔薇の花冠を使用した際にはD++に上昇する。
・単独行動:A
マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
ランクAならば、マスターを失っても一週間は現界可能。
保有スキル
・射撃:B
銃器による早撃ち、曲撃ちを含めた射撃全般の技術。
スランプに陥らなければ、マックスにとって的に当てることなど造作もないこと。
自身のクリティカル威力UP(3ターン)&自身に猛獣特攻を付与(3ターン)
・一意専心(愛):B-
精神の絶対性。不屈の意志の源泉。愛する妻アガーテへと捧げた心は、決して揺らぐことがない。しかし愛する者と添い遂げたいがため、魔弾の誘惑に手を伸ばしてしまった故にランクが若干低下している。
愛とは時に盲目にさせるものであるが、愛とは時に奇跡を起こすものである。
自身のNPを増やす&自身のスター集中度を大アップ(1T)&自身に魅了無効状態を付与(3T)&弱体耐性DOWN(3ターン)[デメリット]
・白薔薇の花冠:A
マックスの恋人、アガーテが森の隠者から譲り受けた白薔薇によって作った婚礼の花冠。これによってアガーテは7発目の魔弾から守られ、マックスは無事1年後に彼女と結婚式を挙げることができた。
身につけた者に対する呪詛、悪意、魔のものからの攻撃をことごとく弾く。また、マックスが許可することで他者へ貸与が可能。
これをアガーテから借り受けたマックスは常に幸運判定と魔力に対しての防御に大幅なプラス補正を得る。
自身に無敵状態を付与(1ターン)&弱体無効(3ターン)&強化解除耐性UP(3ターン)
宝具
『魔弾の射手(デア・フライシュッツ)』
ランク:B 種別:対物・対人宝具
レンジ:1~100 最大補足:1人
悪魔ザミエルの力が込められた魔弾。全部で7発分。いかなる理由があろうと、いかなる障害があろうともマックスが狙った箇所に命中する弾丸。弾丸の軌道すら思いのまま。
ただし、「必中」なだけであって、「必殺」ではないので確実に相手を仕留められるとは限らない。
7発目の弾丸はそのままであれば「マックスが最も当たってほしくないものに当たってしまう弾丸」であったが、原典においてアガーテとの愛の力と隠者の助けによりその運命は覆され、「当たってほしくないものに当たるが、当人達は不幸にはならない」程度のものになった。例えば、回りまわってマックスの頭にタライが落ちてきたり、小石に躓いて転んだりというものになる。
自身に必中状態を付与(1ターン)&敵単体に超強力な防御無視攻撃&確率で自身にダメージ
解説
魔弾の射手に登場するスランプ気味の若き猟師。アガーテと相思相愛ではあるが、その父親のクーノーからは明日の射撃大会の結果によっては二人の結婚を認めないと告げられていた。
そこに猟師仲間のカスパールが登場し、マックスを唆して秘密裏にかねてより契約していた悪魔、ザミエルの力を借りて魔弾を作成。さらにはマックス、そしてその恋人アガーテの命を差し出すことでカスパールは契約の延長と魔弾作成を依頼した。
そんな事情はつゆほども知らないマックスは、素知らぬ顔のカスパールと共に7発の魔弾を鋳造し、それぞれ4発と3発に山分けするのだった。
翌日の射撃大会。花嫁衣装を着たアガーテはマックスとの結婚を待ち望んでいた。
婚礼用の花冠を取り出すと、何故かそれは死者に被せる葬儀用の冠に変わっている。不吉な予感を覚えつつ、アガーテは森の隠者からもらった白い薔薇で花冠を作り、それを被って会場に入る。
マックスは7発のうち3発を見事命中させ、喝采を浴びた。その後カスパールも3発を使い、マックスの手元に残った最後の1発をアガーテに命中させるようにザミエルに囁く。
マックスの活躍を気に入った領主は、最後の7発目で鳩を撃つように命じ、彼は引き金を引く。だがザミエルの意思により、最後の弾はアガーテに向けて放たれてしまった。
しかし白薔薇の花冠がお守りとなり、間一髪のところでアガーテは命拾いをする。そして逸れた弾はすぐ傍にいたカスパールを貫き、その魂はザミエルによって地獄へと連れ去られるのだった。
マックスは自分がカスパールに唆され魔弾を作った事を打ち明けて懺悔する。領主は激怒して彼を追放しようとするが、そこへアガーテに白薔薇を贈った森の隠者が登場する。真に邪悪なるものは去ったこと、若者の過ちを許し、生きて罪を償わせるようにと領主を諭す。
その結果、マックスには1年の試練が課された。罪を償ったその後にマックスとアガーテは結婚するようにという裁定が下され、物語は大団円で幕を閉じる。
長身で細身の青年。一挺のライフルを所持している。
軽薄そうで軟派な物腰だが、実際はアガーテただ1人に愛を誓っている。
アガーテへの愛ゆえに魔弾に手を出してしまい、それによりアガーテに危険が及んでしまったという面はあるが、自分の過ちを認め、包み隠さずそれを正直に話す性格など、基本的に善人である。そのため周りから手を差し伸べられやすい。
また、その差し伸べられた優しさに応えようとする義理堅さも持つ。
ちなみに、魔弾を提供した悪魔であるザミエルもカスパールの魂を得ることができたため、過不足はないとしてマックスに悪感情は持っていない様子。
開始
1「俺の出番か?」
2「よし、どいつを撃てばいい?」
3「任せておきな」
スキル
1「まぁ見てろって」
2「愛に勝るものなし、ってな」
3「借りるぜ、アガーテ」
コマンドカード
1「了解」
2「おう」
3「そいつだな?」
宝具カード
1「的は決めたか?」
2「仰せのままに」
3「おい待て!7発目じゃないだろうな!?」
アタック
1「そらっ!」
2「動くなよ!」
3「当てるぜ」
4「余裕だな!」
5「ド真ん中!」
エクストラアタック
1「猟師の腕、舐めるなよ!」
2「獲物は逃がさねぇよ!」
宝具
1「避けてもいいぜ。避けられるもんならな。『魔弾の射手』(デア・フライシュッツ)!」
2「汝、この弾丸から逃れること能わず!『魔弾の射手』(デア・フライシュッツ)!」
3「おい、これ大丈夫だよな?7発目じゃないよな!?いや撃つけどさぁ!……(タライが降ってくる)痛ってぇ!」
ダメージ
1「うおっ!」
2「ぐああっ!!」
戦闘不能
1「あぁ…くそ…仕留め損なった、か…」
2「アガーテ、君に……」
勝利
1「終わったな。さーて獲物の回収だ」
2「どうよ?俺の腕も捨てたもんじゃないだろ?」
レベルアップ
1「射撃の腕が上がった感じがするな」
2「うっし、早速シミュレーターに行ってくるか!」
霊基再臨
1「これでも猟師なんでな。身軽なのもいいが森の中で動くためにちゃんとした装備はあるぜ」
2「姿が変わらない?まぁ気長にな。それこそ1年間待たなきゃいけない時もあるさ」
3「驚いたか?こいつはアガーテとの結婚式の時のやつだな。はは、一張羅ってやつだ!お前もいつか、こういうのを着るかもな」
4「ありがとよ。一介の猟師にここまでしてくれるとは思わなかったぜ。こんなに良くしてもらって何もしないってのは嘘だよな?…よし、任せろ。お前が当てたいものに当ててやるさ」
絆会話
1「おう、よろしく頼むぜ。あ、ちゃんと契約は確認してるからな!不正はすんなよ!」
2「マスターか。今から射撃の腕比べに行くんだ。お前も来るか?…あー、でもお前にはまだ銃は早いから観戦でな」
3「カスパール?あー、おう…いや、悪いやつでは…いや悪いやつだったわ。俺はまだしもアガーテの命まで悪魔に捧げようとしたんだぜ!?いや、魔弾の誘惑に勝てなかった俺も悪いんだが……」
4「アガーテの話か!おいおいその話は長くなるぜ?…まぁ、色々省くと俺には勿体無いくらいの女の子さ。ずっと待っててくれたし、ずっと信じてくれた。アガーテとの生活はそれはもう幸せだったぜ。森にいたあの人にも感謝しないとな。寛大な領主様にも」
5「マスター。いつも正直で、いつも誠実でいろ。そうすりゃ手を貸して助けてくれるやつもいるし、そこに惚れるやつもいてくれるさ。そんじゃまずは…俺が手を貸してやる第1号だな!」
会話
1「そろそろ出ようぜ。猟師のサガでな、生計を立てるためには獲物を狩らなきゃいけないだろ?」
2「契約は双方に得があるかとか合意があるかをちゃんと考えなきゃいけねぇ。ま、召喚に応じた時点でお前と契約する意思はあるってことなんだがな!お前も契約には気をつけろよ?」
3「まぁ俺の住んでたとこには領主様がいたし、誰かの下につくってのは別にいいぜ?ただ、出来れば肩肘張らない気安い関係みたいなのがいいな。気が楽だし」
4「おぉ、ウィリアム・テル!いやぁ猟師の憧れだぜ、あの人は!かっけぇよなぁ、息子を救い、悪代官を倒す!理想の父親って感じだ!」
5「ロビンフッド!また腕比べしようぜ!お前とだと気楽だし気が合うし…あ、でもナンパはほどほどにしとけよ。所帯を持つってのもいいもんだぜ?」
6「ビリー、お前本当に凄いよなー。狙ったとこにちゃんと当たるし…猟師にならねぇ?…アウトローのままがいい?…まぁそりゃそうか。悪いな!」
7「へぇ、アンタも魔弾の射手なのか!?どんな悪魔と…は?力だけ抜き取った?霊基に組み込んで?…お前、契約書で隅に小さくとんでもないこと書くタイプだろ」(新宿のアーチャー所持時)
8「案外英霊って妻帯者が多いのな。そういうやつの話を肴に飲むってのもいいもんだぜ?まぁ1番は誰だって自分の愛する妻だろうけどよ!」(シグルド、ラーマ、オデュッセウス、ジークフリート所持時)
好きなもの
「好きなものってそりゃあアガーテさ!ずっと愛してる!…あとは射撃の腕比べだな、終わった後にあーだこーだ言いながら飲むってのもいいもんだ」
嫌いなもの
「嫌いなもの?怪しい契約、7番目に並んだりとか7番目にくじを引くとかそういうの。もうほとんどトラウマみたいなもんだ…アガーテに弾丸が飛んだあの瞬間はもう二度と見たくない」
聖杯について
「万能の願望器ねぇ…アガーテと結婚したいっていうのは叶ってるし、射撃の腕は自分で磨くべきだしな…あー、でもそうだな、魔弾の呪いを完全にどうにかしたい、ってのもいいかもな」
イベント開始時
「お、イベントか?こういうお祭り騒ぎってのは好きだぜ。射撃大会もあったら最高なんだが…ま、とりあえず行ってみるか!」
誕生日
「あぁ、マスターの誕生日か。おめでとさん。獲ってきてほしいものがあるなら猟師の腕の見せ所だな…よし、今日は大盤振る舞いだ。言ってくれればどんな獲物でもやってやるぜ?」