ボズヴァル・ビャルキ

ボズヴァル・ビャルキ



【CLASS】バーサーカー

【真名】ボズヴァル・ビャルキ/Bödvar Bjarke

【性別】男性

【身長・体重】188cm・85kg

【属性】混沌・狂

【ステータス】筋力A+ 耐久A++ 敏捷A 魔力B 幸運E 宝具A+


【保有スキル】

狂化:B

バーサーカーのクラス特性。理性と引き換えに驚異的な暴力を所持者に宿すスキル。全能力が上昇するが、理性の大半を奪われる。神性を感じ取ると、マスターの制御が効かなくなって暴走する。


ベルセルクの誉:A

熊の戦士とはまた異なる、屈強な勇士に贈られていたベルセルクの称号。「勇猛」と「戦闘続行」スキルの効果を含む。ただし狂化によって勇猛の効果が発揮されていない。


第一の者:A+

フロールヴ・クラキが統べる十二のベルセルクの中で最強の名を欲しいまま戦士の称号。「無窮の武練」の亜種スキル。


獣性の剛腕:A

遺伝子の半分以上は獣の因子で構成されている人外の剛腕。筋力・耐久・敏捷のパラメーターを上昇させる圧倒的な身体能力を有し、幻想種すら捻じ伏せる。加えて、鋭い第六感をも備えており、直感のスキルとして機能する。


血の結束:A++

兄弟の血を身に宿し、血を通して力を授かるスキル。魔力と幸運を除いたパラメーターを上昇させる。バーサーカーで召喚されたボズヴァル・ビャルキは、これを過剰に受けている状態であり、後述の宝具の影響もあって一種の暴走状態として白熊頭の異形と化している。


【宝具】

追憶せし白き咆哮(ベルセルクル・ドールグスラシル)

・ランク:A

・種別:対人宝具

・レンジ:0

・最大捕捉:1人

生前の最期の戦いにて、ボズヴァルの獣霊たるフィルギャが熊の姿で戦った逸話が由来となっている。

体内に存在する獣の因子を活性化し、霊核に宿るフィルギャと同調する事で発動可能。まさに『熊の皮を被った者(ベルセルク)』そのもの呼べる異形の肉体へと変身する。発動中は「獣化」と「異形戦士」のスキルが発現し、ランクB以下の宝具を含む攻撃を軽減させる。

バーサーカーで召喚されたボズヴァル・ビャルキは常時発動している状態であり、通常のサーヴァントより高いステータスを獲得しているが、しかしその分、魔力消費も通常より激しくなっている。


犂星の契(スニルティル・ラウヴィ)

・ランク:A+

・種別:対人宝具

・レンジ:1

・最大捕捉:1人

王を選定する“刺さった剣”が由来となっており、カリバーンと原点を同じくする。鞘から剣を引き抜き、戦闘を行えば3度勝利すると言われている氷の如し蒼き刀身の魔剣。

鞘から刀身を晒しただけでパラメーターを1ランク低下させる“重圧”の負荷を周囲にかけるが、神性持ちと怪物には通用しない。

隠し要素と言う程ではないが、刀身に魔力を込めると氷が形成されるギミックも搭載されている。

真名を開放する事によって、剣に込められた“三つの勝利”という形をした膨大な魔力リソース、その一つ分のストックを消費して持ち主の念じた内容を奇跡として実現させる……だが、狂化の影響で複雑な効果は望めず、無意識下による単純な効果しか発現できない。

そして、ストックを全て使い果たし後に“とある神霊”の攻撃を受けてしまえば、この宝具は破壊される。


冴ゆる夜の凍て星(フリュールニル・ヴェトル)

・ランク:A

・種別:対人宝具

・レンジ:1

・最大捕捉:1人

実兄たる猟犬脚王ソーリルから譲り受けた魔法の鞘。氷のような蒼色に銀の象嵌がなされている。

周囲のマナを収集し、蓄積、一種の魔力生産保管工場を端末化させたようなもので、鞘に収められた剣は魔力を付与、または補充する事が可能。前述のスニルティルが消費した魔力ストックは、この宝具に納刀する事で回復できる。更に、マスターが不在になった場合の予備魔力としても流用でき、鞘が機能している間は独立した行動を取る事も可能となっている。

また、上述の剣の柄頭と連結させる事で、鞘に魔力的なエネルギー状の刃を形成し、両剣として機能させる事ができる。

双方の同意があれば託す事もでき、バーサーカーが消滅しても所有者が消えない限り現存し続ける。


【解説】

北欧のサガ「ビャルキの歌」に登場する人物。デンマークの伝説的な王フロールヴ・クラキが持つ12人のベルセルクの一人であり、最強のベルセルクと謳われていた。

ノルウェーの最北端にあるウプダラルナの王子で、灰色の熊に変えられてしまったビョルンと、彼の幼馴染であったベラとの間にできた三男。長男のフロディは下半身がヘラジカであり、次男のソーリルは猟犬の脚を持っていたが、ボズヴァルだけは人間の姿をしていた。

ビョルンを熊に変え、姦計によって命を奪ったフヴィトを討ち取り、父の仇討ちを成し遂げた後、“岩盤に刺さった選定の剣”を引き抜く事に成功する。

魔剣を継承した後、実兄二人の下へ訪れ、フロディからは血の繋がりによる更なる強さと、ソーリルからは銀の象嵌が施された蒼色の魔法の鞘を授かり、そして敵の手にかかるような事があれば必ず仇を討つ誓いを三人で立てる。

ノルウェーを出て名声を得る為にデンマークへ渡り、フロールヴ王との出会いを果たす。

王の精神性、魂、能力、その全てに感銘を受け、部下になる事を志願し、アディルスとの戦いを含めた数々の武功をあげたボズヴァルはベルセルクにおいて『第一の者』としての席を賜る。

フロールヴによって齎されたフレイズラの理想的な平和に、ボズヴァルはより一層感服し、今後とも一介の戦士として仕える事を改めて決意する。それは第三者の視点からすれば恋慕しているように見えたかもしれないが、彼のそのような心情はなかった。ただ、女の身でありながらも、屈強な戦士以上の剛腕さと、気高い精神の支えになりたかっただけだった。

しかし、その理想も長くは続かなかった。

王の妹であるスコーネの王女スクルドの計謀、それによって引き起こされた惨劇により、フロールヴ王とボズヴァルを含めた十二人のベルセルクは壊滅してしまった。

そしてこの終焉に介入したオーディンを『最初から全てを仕組んでいた黒幕』と認識し、抗おうとしたビャルキであったがグングニルでスニルティルを砕かれてしまう。

この時、ボズヴァルは怒り狂った。このような誉なき最期を齎した魔女を、神を。何より大切に思っていた王や、仲間の運命を無様なものにした理不尽の権化を。

ボズヴァルは神を拒絶し、公正であった王の忠義を尽くす為に復讐を誓い、最期には王を想い、その生涯に幕を下ろした。


【人物】

黒い甲冑を纏い、白銀色の毛皮のマントを羽織った戦士。

騎士のような紳士的な言動とは裏腹に、戦士としての高潔さが狂化によって失われており、獣のように暴力的で、無辜の民の命すら厭わない程に獣性に身を任せている。

本来であれば勇猛という言葉を体現したような人物で、進取果敢な気性を以って最善を尽くそうとする誠実な性格。

表情筋が動き難いが、内心での感受性が豊かで、自分にも相手にも正直者。堂々と自身の意見をはっきりと言うので、好印象に映る者と鬱陶しがる者に分かれる場合が多い。そしてカッコいい言い回しが何故か多い。

自らの忠義に信念を尽くしており、決して折れる事のない不屈の精神を持ち合わせている。

このように、ベルセルクの中でも突出した戦士ではあるが、主君であるフロールヴの敬愛の念が、時折イキすぎて面倒くさいドルオタみたいに見られる事もしばしば。

嘗て信仰していたオーディンは最期の瞬間を経て憎悪の対象となっており、破滅させられて尚オーディンを信仰するフロールヴに複雑な思いをする事も。スクルドに関してもオーディン同様憎しみの対象となっている。

現代に紛れる際には動物の毛皮を使用したジャケットを好む。女性関係では割とフリーダムなので、すけこましな一面も。

聖杯に願う望みは『オーディンとスクルドを、この手で殺す機会』である。


【能力】

規格外ランクのベルセルクのスキルを有し、その恩恵でパラメーターが全て高い。筋力に至っては諸々のスキルを掛け合わせる事で驚異的なまでの膂力を振るう。加えて「無窮の武練」によって如何なる状況下においても技量が落ちず、バーサーカークラスのままで無類の強さを発揮する。

一方で燃費は悪く、動かすだけでも膨大な魔力を用する。熊化した状態では更に法外な魔力を要求し、並みの魔術師なら即干からび、一流の魔術師であっても魔術行使が出来ない程の量を持っていかれる。

ただし魔剣の宝具開帳では、魔剣に内包された魔力を使用するので例外的にマスターから魔力を要求せず、最低でも三回(鞘も使えばそれ以上)は無制限で魔剣を振るうことができる。


一人称「俺(本来は“当方”)」

二人称「お前(本来は“貴君”)」


第一再臨「兜で顔が見えない鎧姿」

第二再臨「兜を脱いで熊の頭が露わになった鎧姿」

第三再臨「生前の人の姿」


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