ペリノア王
【元ネタ】アーサー王伝説
【クラス】セイバー
【真 名】ペリノア王
【性 別】男
【身長・体重】187cm・88kg
【外 見】白髪混じりで無精髭を生やしている、筋骨隆々のイケオジ。
【属 性】秩序・中庸・人
【ステータス】筋力:A 耐久:B 敏捷:B 魔力:C 幸運:E 宝具:A+
【クラス別スキル】
対魔力:C
第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。
騎乗:B
騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。
【固有スキル】
蛮勇:B
後先を省みない攻撃性。同ランクの勇猛効果に加え、格闘ダメージを向上させるが、視野が狭まり冷静さ・大局的な判断力がダウンする。
一意専心:B
ひとつの物事に没頭し超人的な集中力を見せる。セイバーの場合、自らの行動全てに対して発揮される。生前の唸る獣や攫われた女性の捜索、ロット王の討伐においても、1つの事に熱中するあまり周りが見えなくなり、多くのトラブルを起こした。
不実の呪い:A
セイバーは、嘗て自分の娘をそうと知らずに見捨ててしまった。このスキルはその報いにして呪い。幸運のランクが著しく低下し、苦難・苦境に於いて誰の助けも得られない。また、このスキルを外す事は出来ない。
【宝具】
『聖剣毀つは王の剣(ブレイカー・ファンタズム)』
ランク:A+ 種別:対武器宝具 レンジ: 最大捕捉:
アーサー王と戦い、選定の剣(カリバーン)を折った逸話が昇華された宝具。
セイバーの持つ剣と打ち合う事で、あらゆる武器の持つ耐久値を引き下げ、結果として破壊する。宝具クラスの武具に対しても有効であり、持っている神秘、魔力、耐性等を無視できる。ただ、あくまで耐久値の引き下げであるため、問答無用で破壊できる、という訳では無い。
また、極めて強い神秘を持つ武器、神造兵装等に対しては、効果を発揮しても破壊までには至らない可能性がある。
【解説】
アーサー王伝説に登場する円卓の騎士の一人にして外部顧問監督官。円卓の騎士に数えられながらもその身分は王であり、アーサー王とは同格。非常に武勇に優れた王であったとされる。
円卓加入前は「唸る獣」を追い求める騎士であった。獣探しの途中で愛馬を亡くした彼は、通りかかった騎士(彼は知る由もなかったがこの騎士はアーサー王だった)の馬を奪って冒険を再開。この時アーサーとの間で
アーサー「馬は貸すがお前は王の馬に乗るに相応しいと言える程の人物と言えるのか?」
ペリノア「何だと…?なら通りがかる騎士を全員打ち倒す!それなら認めるだろうな!?」
というやり取りがあったらしく、これが原因で野営をしながら出会った騎士に決闘を挑んでは打ち負かす、という辻斬り紛いの行動を取ることとなった。
何やかんやでこれを知ったモルガンの策略により、円卓の騎士からグリフレット卿が派遣される。そしてグリフレット卿が敗北し重傷を負った事を耳にしたアーサーは、モルガンの目論見通り仇討ちを兼ねて直々に彼と馬上槍試合を行う事となった。接戦の末、ペリノアはアーサーを落馬させる。まだ未熟であるが故に負けを認められなかったアーサーはなんとカリバーンを全解放、勝負あったと背を向けていたペリノアを不意打ち。刃がペリノアの鎧に触れたその時、カリバーンは折れ、アーサーは2度目の敗北を喫する。全解放を行った事に加え、ペリノアの武勇を褒め称えず、剣を我欲のために使おうとしたためであった。そこへマーリンが登場、アーサーの素性を明かす。ペリノアはこれまでに働いた非礼を詫び、同盟を結ぶ。
そのしばらく後。アーサーが妻のモルガンと不貞を働いていた事を知ったロット王が激昂、アーサーに反乱を起こす。これに対してペリノアはアーサー陣営に付き、同盟相手としてロット王を討つ。王国統一後に執り行われたアーサーとグィネヴィアとの結婚式にて、ペリノアは円卓の騎士に迎え入れられた。
マーリンは宴の余興として白い鹿を追う猟犬、その猟犬を連れ去る騎士、その騎士を追う女性、その女性をさらう別の騎士を見せた。アーサーに攫われた女性を探すよう命じられたペリノアは道中、とある乙女に助けを求められる。彼女の傍には重傷を負った騎士がおり、ペリノアに騎士を助けてほしいと懇願。しかしペリノアは先を急ぐあまりこれを拒否。見殺しにしてしまった。
進んだ先で女性を見つけたペリノアだったが、彼女を宮廷へと連れ帰る途中で目にしたものは、往路で出会った騎士と女性の遺体。騎士は亡くなり、乙女も悲しみのあまり自殺してしまったのだ。あの時助けていればこんなことには────。ペリノアは泣き崩れるが、もう全ては後の祭り。死の間際、ペリノアを恨んだ乙女は「最も助けが必要な時、誰からも助けを得られなくなる」という呪いを掛ける。更に亡くなった乙女の正体はかつて愛した女性との間に生まれたペリノアの実の娘・エレイン。このことを後にマーリンによって聞かされたペリノアは、自らの行いを酷く悔いたという。ちなみに、ペリノアはこの冒険でニミュエという女性を救ったが、彼女は湖の貴婦人の1人。後にマーリンに弟子入りし、塔の中に監禁することで知られている。
そしてロット王との戦いから10年後。ロット王の息子であるガウェインの手で「誰からも助けを得られないまま」暗殺され、その生涯に幕を閉じた。
複数人の女性との間に子供がおり、円卓の騎士でもあるパーシヴァル、トー、ラモラック、アグロヴァルの4人は彼の息子。またこの内の1人・ラモラックは何の因果か父を暗殺したガウェイン、その兄弟であるアグラヴェイン、ガヘリス、アーサーとモルガンの子モードレッドによって殺害された。他にもダーナーという子供がいる。
【人物像】
豪胆、壮烈、豪放磊落という言葉が似合う偉丈夫。戦闘狂かつ好色。多くの女性と交わり、円卓の中にも多くの子を持つ。老練ながらもヤンチャさを忘れない不良中年。
見た目通りの豪快な性格で、細かい事は気にしない人物。他人を顧みる事がない一方で、非道な行いには分かりやすく怒りを顕にするなど英雄に相応しい一面も併せ持つ。また、強者との戦いを至上の喜びとする生粋のバトルジャンキーであり「強そう」と思ったら誰彼構わず勝負を仕掛ける。しかし戦えれば良いという訳ではなく、1対1もしくは正々堂々とした勝負を好む。また、自身が認めた強者であれば相応の礼儀を払う。武人としては高潔だが、人間性には難アリ、といったところ。