ペパアオ(ハル)
狭いベッドの上。
ハルトがふざけてペパーの脇腹をくすぐりはじめ、ペパーはやったな!?という顔で仕返しをする。されるがままにくすぐられ、やめてやめてと笑うハルトの姿を見て、ペパーも思わず笑みが溢れる。
ペパーはふとこう思った。
「ハルトが女だったら、オレたちって恋人同士だったんじゃね?」
何故そんな事を考えてしまったのかペパーにもよくわからなかったが、その日の夜、ペパーは奇妙な夢を見た。
狭いベッドの上で戯れ合う相手はハルト…いや、顔はハルトだが、三つ編みヘアー。胸には微かに2つの膨らみがある。それはハルトと同じ顔をした女の子だったのだ。
夢の中のペパーはいつもハルトと戯れ合うように、自然に彼女の身体に触れる。
「ペパー、くすぐったいよ…」
彼女はペパーの首に手を回して、目を細めながら笑う。
ペパーはそんな彼女を愛おしそうに見つめながら彼女の唇にキスをした。
ーーー
「ぅぅん……」
………マフィティフの舌の感触が頬を滑り、ペパーは目を覚ました。
「なんか、変な夢見ちまったな…」
ペパーは右手で顔半分を覆い、窓から入ってくる朝日を眩しそうに眺める。
自分の下半身に違和感を覚えたのはそのすぐ後のこと。
「あ…?」
思わず声を漏らしたペパーは恐る恐る布団を捲り上げて自分の下半身を確認した。