ベビーシッターリョースケくん

ベビーシッターリョースケくん


10年前…ドームライブを目前に控えた際に神木家に来たベビーシッターは…怪しさ満点の黒パーカーを着たリョースケくんでした。しかし普通に、いや普通以上に有能なシッターさんでした。

ミヤコ「どうしてそんな怪しい格好・・・」

リョースケ「シッターさんが出入りして家庭環境が外部に分かるのを防ぐためなんすよ!」

ミヤコ「どうして子供の心が分かるの・・・」

リョースケ「俺、どうしてかなんとなーく分かるんすよ!あ、ミルクだ!あ、おしめだ!って!」

ヒカル「凄いなぁ…」

アクルビ((やべぇなこいつ(この人))


とある日、ヒカルが子ども達に読み聞かせをしている様子を見ていたリョースケくん


リョースケ「へぇー、もう読み聞かせと言うより一人劇場ですねえ!すごいなあ!」

ヒカル「そんなすごいものじゃないさ。仕事柄ね、力が入ってしまうのさ」

リョースケ「トップ芸能人はすごいなあ・・・そうだ!何か芝居のコツってありませんか!?」

ヒカル「どうしたんだい急に。」

リョースケ「実は、ヘルプで幼稚園に行くんですけど、ただ読み聞かせるだけだと子供達が飽きてきちゃって・・・せめて身振り手振りもすればもっと興味を持ってくれるんじゃないかって」

ヒカル「なるほどね・・・よし、リョースケくんにはお世話になっているし、簡単なものでいいなら・・・」


この後、リョースケくんの読み聞かせが大いに受け、同僚に教えを乞われて神木家に泣き付くのはまた別の話。


そして10年後…アクアが中学時代に再会したリョースケくん


リョースケ「アクアくん?アクアくんじゃないか!!」


アクア「リョースケさん⁉︎お久しぶりです!」


リョースケ「随分背が伸びたなぁ…君の家に行ってからもう10年かぁ…俺もオッサンになる訳だ」アハハハ


アクア「リョースケさんも良い感じにダンディさ増しましたよ。今は何を?」


リョースケ「今もシッター業やってるよ。なんか向いてるみたいでさ。ずっとやってる。後君のお父さん、ヒカルくんに習った読み聞かせの腕磨いてクリスマスには子ども会で簡単な朗読劇してる。よく児童養護施設や老人ホームにも行ったりしてるよ。」


アクア「父が役に立ったようで何よりです。実は僕、父と母の影響受けて芸能人してます…てリョースケさんなら知ってますよね」


リョースケ「君のお母さんのファンなのは昔も今も変わらないし、昔見てた子だから君の活躍もずっと見てる。応援してるよ。もし、良かったら今度イベントで朗読劇しているからルビーちゃん達も一緒に来てよ。」


アクア「是非とも。予定あけます」


リョースケ「待ってるよ」


リョースケ…アイが出産時は危うさもあったが、時が解決したのもあり、正史と違ってカミキに狂気を加速させられることはなかったので普通に暮らしている。

偏執的な性質は凝り性や探究心に方向を変え、職務に活かされている





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