プロローグ
注意・こちらはスリーアウトでスレチのためご注意を!「ウ、ここハ…」
辺りは輝きを帯びた森ダッタ。こんなトコロ、異空間にはナカッタ。
ボクは…ソウカ、勝ったんダ。
後先考えず全ての魔力をツギコンデ、ウルトラソードをツクッテ、それからマスタークラウンに放っテ…マッタク…ボクらしくなイ。
「ン…?ナンデ、コレがここニ…?」
魔力をたくさん抱えた魔法のカジツ。
宝石にそっくりで、最後見たときよりさらに紅く熟れてイル。
…魔法の果実っていうのもよそよそしいナ。じゃあコイツを『ジェムリンゴ』という名前とシヨウ。
あ、そういえばモノを種にして育てる魔法なんてあったナ。昔はキョウミなんてなかったケド、今になって役に立つナンテ…!
…ここをこうして、最後にボクの魔法でチャチャっとイジれバ、ホウラ完成!ジェムリンゴの種ができたヨ!コレを植えると多分、ジェムリンゴのとれる木が生えるだろうナ…スッゴク楽しミ!!コレさえあれば、また強く…いや!ボクはボクの力で強くなル!ロクなことにならないしネェ!
…ケド何かの役に立つ可能性があるカラ、増やしてはみようカナ?
「次にこのフクをなんとかしないト…」
耳の突き出たフードにあちこち擦り切れたローブ。あまりにボロボロすぎル。身なりをもうちょっと整えないト、ボロロアって言われてもおかしくないヨォ…。
心象も悪いシ、どうするカ…
そうダ!
魔力を継続シテ使うカラ嫌だけド、仕方ない。ボクの見た目ヲ変える魔法デとりあえずマシにシテミヨウ!
ちゃんとシタ拠点がアッタラ、自分でこしらえるシ…ダイジョウブ、カナァ?
「ン…?」
火が見えル。もしかしたら文明ガ発達したところかもしれナイヨォ!ラッキー!
ーーーとオモッタ数十秒マエのボクをブン殴りたイ。
まともそうな町とおもったケド、辺りはもうメチャクチャ。ナントカ消化はしたみたいダケド、時折残骸中からヘンな物を見つける。ナニコレ?ブラックホールにでも抉られタ??
ああ、ボクはイマ…何故かたくさんのワドルディ達に囲まれテル。
ホントナンデ⁉︎
「助けてください!」
「怪物が襲ってきて…!」
「なんとか追い払ったんですけど、ご覧の通り街はこの有様で…どうにか復旧を手伝ってくれませんか?」
…メンドクセェ。
ソレニ、戦いは本業じゃないんだヨォ…
ボクの本業は!魔道具士兼魔法使いだからネッ!
ネッ!!!!
イヤ、ダカラネェ、ボクの魔法は普通そういう…レボリューションフレイムとかにはならないんだヨォ。
ン"ン"。いや、逆ダ!逆転の思考を持つんダ、虚言の魔術師マホロア!
そうダ!この状況はボクのユメ…ミンナが笑顔になれる夢のテーマパークを創れる資金を簡単に集められるんダ…!
「分かったヨォ。ボクはマホロア、しがない商人ダヨ!ケド戦うのはニガテだかラ、ゴメンネェ。ボクはここで新しい店を開くヨォ!!よろしくネ!」
「お店?」
「どんなお店ですかー?」
どんどんわにゃわにゃの声が大きくなってクル…旅人がめずらしいのカナ?
「『よろずや』。分かりやすくいうと、ナンでも置いてあるお店のことダヨォ」
「へー」
「素材がアレバ武器とかも作るシ、顔出しに来てネェ」
一応魔道具士だしネェ。
…そんな目で見るナヨォ。
「わ、分かりました!うーん…じゃあこのリンゴをみっつあげるので、レンガか材木を売ってくれませんか?」
「エッ?デモ、それは保存が効かないシ、価値も一定じゃないしナァ…」
「え?じゃあどうすれば…」
ウン、思ったより発展してなかっタ…。
ケド、通貨がわりになるのは今ないシ…
嘘。あったワ。ジェムリンゴ。
ポケットに手を入れるフリをシテ、異空間を探る。簡単には潰せない、質感まで宝石ソックリの果実!!
「コノ果実。コレは『ジェムリンゴ』ってイッテ、コノジェムリンゴならいつでもボクの商品を交換するヨォ!」
ジェムリンゴを見せる。太陽が反射して…トテモ綺麗だヨォ。
「わ!綺麗…でも、一つしかないんじゃ?」
「ソ!だから、この街のどこかにコレを植えたいんダケド…」
「も、もちろんいいですよ!」
チョッッッロ。
こんなすんなりいくんだネェ。ビックリ。
「アリガトォ!コレが成長するまでは物物交換も受け付けるカラ、いつでも声をかけてネェ!」
そうしてボクの店主生活はハジマッタ。
毎朝物を仕入レ、昼間はお店を経営シテ、夜は依頼があった装備ヤ手作り商品の補充。この世界のカービィ達もやってきて、忙しいケドそこそこ楽しかったヨォ。
…あの日が来るまでハ。