フォーテミアの神々

フォーテミアの神々

名も無き吟遊詩人

主神

フォーテミア信仰における創造神であり、神々を統べる絶対的な王。この二柱のみで半数の信仰を集めるとも言われている。

二柱の関係は「夫婦である」「別名である」「表裏である」などと諸説ある。

・『輝ける日の主"ムシェルド"』

──日と光を支配する神。所謂太陽神であり、一般にイメージされる至高神のそれとほぼ相違ない偉大な神。

・『冷たき夜の主"エレミオス"』

──夜と暗闇を支配する神。夜神、あるいは月神。特に『弱き者の庇護』という側面が篤く信仰される。

大神

主神の子らとされる三兄妹に、他教から持ち込まれた客神を加えた六柱。神々の中でも特に力を持つ彼らは、主神に次ぐ大いなる神として信仰を集める。

・『鉄と炎の神"ガンデナフ"』

──炎や鍛冶、あるいは"生産"を司る神。豪放磊落な存在として語られる。

・『海と風の神"メーレン"』

──海や風、あるいは"水"そのものを司る神。美しく穏やかな存在として語られる。

・『導きの智神"ライベイル"』

──学問や探究を司る神。厳粛でありながら確かに優しい存在として語られる。

・『戦の竜神"ゾル"』

──元来は異教の祖竜であった存在。習合により神として迎えられ、戦を司るものと定められた。また、竜を庇護するものとして語られる。

・『終端の神"ゼムアサン"』

──元来は異教における"死"の具現とされた存在。習合により神として迎えられ、冥府の監視者と定められた。"正しき死"を守護するものとして語られる。

・『創造の守護神"イエド"』

──いつからか神として語られるようになった存在。その由来は知られていないが、全ての"創造"を庇護するものと信じられている。作家や詩人に特に愛される神。

従神

神ならざる者が昇天し神となった存在。ある種族の始祖や神使、聖人であった者たちが名を連ねる。

・『妖精王"フィフシュファン"』

──妖精たちの祖。今も地上の妖精たちを庇護する他、人と妖精を繋ぐ架け橋を担う。彼の神の神聖魔術は『妖精術』に似る。

・『発想の父"クルベコス"』

──古代の発明家であり、ガンデナフの聖人であった人物が昇天したとされる神。新しき(特に物質的な)発明を産み、またそれらを求むる者を庇護する。

・『享楽帝"ドヴォルメ"』

──古代、フォーテミアに帰化した異邦の帝王が後世に神格化された存在。全ての享楽の守護者であり、特に現代において若者から篤く信仰される。ただし堕落は厳しく罰せられる側面も持つ。

・『黄昏の楽士"マーゼナー"』

──ライベイルを篤く信仰し、生前より神使と認められていた存在。昇天し神となって以降は芸術の庇護者として語られる。特に音楽を好み、彼の教会では常に何かしらの演奏がされている。

・『大自然の覇者"ゴルマーン"』

──神に匹敵する力を持っていたとされる獣が召し上げられたもの。獣や獣人の庇護者であり、一部の獣人からは祖霊として信仰される。その御姿は諸説あり、様々な偶像が存在する。

・『究極機構"アルマット"』

──異郷より現れた"心ある機械"が神として迎えられたものとされている。機械生命たちの母であり、今も地上のどこかに現存するとされる稀有な神。

・『風来の旅人"ケイ"』

──"何処かから現れ、幾つもの災厄を退けた英雄"が死後昇天したものとされる神。自由の庇護者であり、従神の中で特に人気がある。


僭称者(悪神)

主要な信仰において神と認められない邪悪な存在。しかしこれらを神と崇める者どもも存在する。

・『悪逆の主"ゲルレック"』

──あらゆる悪徳の権化とされ、神々の信仰者からは"最大最悪の敵"と嫌悪される一方で悪しき者たちからは"至高の神"として信仰される。

・『虚偽と策謀の魔神"メフォラス"』

──神に匹敵する力を持つとされる悪魔。巧みに虚偽を操り、人を堕落させる。またそういった悪党どもを庇護する。

・『不浄王"オルテアン"』

──不浄を受け入れ、悉く呑み込んだ者。"不浄とされるものこそが本質、正しき在り方である"と説き、全てを汚さんとする。

・『暴虐帝"ドヴォルアマス"』

──暴力の化身。何者も庇護することなく、ただ争い傷つけ合うことを推奨している。信者間でさえ殺し合いが絶えず、僭称者の中でも特に忌み嫌われる存在。


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