フェニア編 その夜
「これぐらいっ……へいきですから、今朝みたいに激しくしてください……♡」
二度目の処女喪失の痛みより快楽が上回っているのか、今朝に比べれば瞳は蕩けきっていた。
さらにフェニアの拙い足がエルキュールの腰へと回ってホールドしていく。
そこまでされてしまえばもう男として黙っていることは出来なかった。
「あっ♡ひうっ♡えるきゅーるさまっ♡すごいぃっっ♡こんなに、はげしっ……ひああっっ♡」
処女喪失のことを忘れて、獣のように腰を振りかざす。柔尻にエルキュールの硬い肌がぶつかる度に激しい肉の打つ音が響き、同時に色んな体液の混じったものが結合部から噴き出していく。
「んんぅっ……ちゅぷっ♡えるきゅーるさまぁっ……んひゅぅっ♡」
何度も貪るように口づけを交わしては、エルキュールはフェニアへの激しい行為を緩めない。
もはやエルキュールの理性も溶け切っていた。この愛しい少女を孕ませたいと。
ずちゅっっ♡ずちゅるるるっっ♡と規格外のモノが細身なフェニアの下腹部を膨らましては出入りする様は、もはや怪物による凌辱と変わらない。
「ひぐっ♡ああっっ♡おなかっ、ごんごんされてっ……んみゅぅっ♡また、ナカにあついのきちゃうっ……えるきゅーるさまっ♡えるきゅーるさまのがぁっ♡」
しかしそれを受けるフェニアの表情はどこまでも幸せそうで、それがエルキュールの理性をさらに爆ぜさせた。
そうやって彼は肉欲のままに彼女のナカへと精を吐き出していく。