ヒャルティ・フグプルーズ

ヒャルティ・フグプルーズ



【CLASS】セイバー

【真名】ヒャルティ・フグプルーズ/Hjalti hugprúð

【性別】女性

【身長・体重】170cm・54kg

【スリーサイズ】B86/W56/H86(Eカップ)

【属性】秩序・善

【ステータス】筋力A 耐久A 敏捷B+ 魔力C 幸運E 宝具A


【保有スキル】

対魔力:A

魔術への耐性。ランクAでは魔法陣及び瞬間契約を用いた大魔術すら完全に無効化してしまい、事実上現代の魔術で傷付ける事は不可能なレベル。


騎乗:C

乗り物を乗りこなす能力。Cランクでは野獣ランク以外を乗りこなすことが出来る。「乗り物」という概念に対して発揮されるスキルであるため、生物・非生物を問わない。


ベルセルクの誉:A

熊の戦士とはまた異なる、屈強な勇士に贈られていたベルセルクの称号。「勇猛」と「戦闘続行」スキルの効果を含む。


幻想種改造:EX

北欧の複合幻想種たるトロール*の心臓を呑み込んだ事による、最高位の自己改造。トロールとしての強靭な筋肉組織が形成され、心臓から送られる魔力によって筋力・耐久を瞬時に増幅させる。

* (北欧の伝説・サガで語られる「トロール」とは邪悪な呪術師、神代より怪物らに堕ちた幻想種、または巨人の総称であり、あらゆる魔性の名を包含する。)


高貴なる剣:A+

剣の守護者。ヒャルティを指し示す異名。戦場にて剣を振るい、王を守る為に自らを剣とする。主人と認めた相手を守る時、全パラメーターを上昇させる。剣の守護者と謳われたセイバーは、誰かを守る為に不屈の闘志を燃やし、肉体的にも精神的にも屈しない守護の力が無限に与えられる。


【宝具】

黄金巨獣(グリンヒャルティ)

・ランク:A

・種別:対人宝具

・レンジ:1

・最大捕捉:1人

フロールヴ・クラキの持つ「黄金の鍔」の意を示す黄金の剣。『ベオウルフ』においてグレンデルの母を切り殺したとされる巨人の剣ともされており、人理の輪の外より鍛えられた巨人兵装。

伝承においてヒャルティが十二の席に加入した時、フロールヴが授けたとされる宝具。

魔力を籠める事で刀身に魔力の刃が形成され、巨人が振るうが如き身の丈の巨剣になる。

強大な幻想種を幾度となく斬り伏せた逸話から魔性・魔獣・巨人の属性を持つ相手に追加ダメージを負わせる事を可能とし、文明の利器を拒絶する、人理を否定する怪物の特性を無効化して攻撃を加える事ができる。


黄金の剣光、白銀の咆哮(グリンヒャルティ・ギュルデンヒルト)

・ランク:A+

・種別:対軍宝具

・レンジ:1〜50

・最大捕捉:300人

『朔日の金環蝕』の全力解放。

極限まで魔力を刀身に蓄積した後、対象に向けて切先を突き出す事で全エネルギーを放出する。

これは生前、有翼のトロールに対してボズヴァル・ビャルキが自らの剣を突き立て、見事に討ち滅ぼした武勇の再現であり、過去の弱い自分との決別を表明するある種のリベンジマッチでもある。

ギュルデンヒルトとはグリンヒャルティの古英語読みである。


【解説】

北欧の叙事詩『ビャルキの歌』に登場する英雄。フロールヴ・クラキに仕える十二席の一人にして「高貴」と称されるベルセルク。幼名は「ホット」。

貧しい農家の出で、戦士になる為に家を出るも元々の体格は小さく、力も弱々しかったのでフロールヴの家臣たちに虐げられる日々を送る。

ある日、一晩だけだが丁重にもてなしてくれた農家へ恩を返すべく、フロールヴの城に向かったボズヴァルに湖へと連れ出すという手段のもと助けられた。

傷を治療したボズヴァルは、ホットを城内のテーブルに連れて行き、隣に座らせる。それを見た家臣たちは、いつものようにホットに向かって物を投げつけると、ボズヴァルは事前に掴んで投げ返し、家臣の一人を殺した。

騒ぎを聞きつけたフロールヴは、古くから在籍していたベルセルクの一人が死んでいると気づく。ボズヴァルに返り討ちにされた家臣は、問題を起こす頭痛の種であったようで、見事に下したビャルキを王は勧誘する。

ボズヴァルはホットと共に加入する事を条件とし、フロールヴもそれを受け入れ、ホットはベルセルクの一員として迎え入れられた。

ユールと呼ばれる冬の祭り時、誰もが手も足も出ない程の強さを持つ有翼の魔獣(作中ではトロールと表現される)が田園を荒らしに襲来した時、ボズヴァルが自らの宝剣を魔獣の心臓に突き立て、これを討伐する。

この時ホットは、恐怖に足が竦んでしまうという醜態を晒してしまう。それを見かねたボズヴァルは、魔獣の心臓と血液を飲み込む事を提言し、強くなるように叱咤を飛ばした。

自らの弱さを恥じ入り、ボズヴァルと並び立てる程の強さを欲して助言に従った結果、ホットは周囲のベルセルク以上の力を獲得した。

そして死骸を生きているように偽装した魔獣に剣を突き立て、己の武勇を示した。

この時、祝福としてフロールヴから十二席の一つと魔剣グリンヒャルティを授かり、自らを王の剣とする為魔剣の真名たる「ヒャルティ」を名乗るようになった。

戦士としての胆力、技量、志しを後々のボズヴァルと高め合い、敵対していたアディルス王との戦にも勝利し、ホット改めヒャルティは充実した日々を送っていた。

しかし、フロールヴの王座を手に入れんと奸計を張り巡らせたスクルドにより、劣勢を強いられる戦を強制される。

その時、死の直前ヒャルティは知ってしまった。ボズヴァルの怒り、定められた死の運命、そして全てが大神の手の平だったという事に。

ヒャルティは眠らされたベルセルクを起こし、そして激情を身に秘めながら復讐を誓うボズヴァルの隣に立ち、ヒャルティは自らの恩師と共に命を落とした。


【人物】

黒をベースとした黄金の意匠が施されている鎧を身に纏う戦士。普段はフードで表情は伺えないが、その内実は美麗な顔の女性。

性格は男っぽく、一人称も「俺」というやや粗雑な言動が見られるが、礼儀作法を損なってはならないと徹底的に叩き込まれているので無作法ではない。

ベルセルクとしての矜持を大切にしており、自らを王と対等の戦友として十二席を授けてくれたフロールヴと、弱かった頃の自分を助けてくれたボズヴァルには深い感謝の念を抱いている。

特にボズヴァルに対してその傾向が強く、その念は敬愛を超えて既に異性に向けるそれとなっており、彼女自身もそれを自覚している。そのせいか王に感謝していると同時に、深い敬愛を抱いている事を複雑に思っている。

過去の弱かった自分がコンプレックスで、強さには貪欲。一人称は関しては昔から自らを強く見せようと「俺」を使っていた。

聖杯への願いは、ひたすら『強くなりたい』の一点張りで、召喚の儀に応じるのも数多の英霊たちと相見え、そして戦う事で自身の強さを感じるのを目的としている。

彼女の願いの根底には『ボズヴァルといつまでも並び立つ戦士でいたい』の感情が込められており、最強のベルセルクと肩を並び続けるには、只管強くならなければならないというのが活動するにあたっての原動力。

ただ、無論主君に仕える戦士らしく、マスターの命令には従うので決して暴走したりはしない。

女性らしさを捨てたのもあって、可愛いものなどには目もくれないようにしているが、仮に熊のぬいぐるみを目にしてしまった場合、即決即断で購入するらしい。


一人称「俺」

二人称「卿」

三人称「此方(等)」


【能力】

「高貴」の異名に違わぬ可憐な剣捌き……ではなく、肉体全体を使った勇猛なる戦闘スタイルをしている。しかしながら魔剣を振るう姿は、気高く美しいと認識されるので強ち間違いでもない。

ベルセルクの名に恥じない能力を有しており、守りに徹した場合類稀な能力を発揮する。


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