ヒフコハ

ヒフコハ



「こは、るちゃん。やっぱり、やめっ」

「駄目。…………そんな風に遠慮して、我慢なんてしなくていいから」


 恥ずかしくて、なにより申し訳なくて、ついつい中断の言葉が口に出てしまって、すぐにピシャリと叱られてしまいました。けれどそんな言葉でも声色は優しくて、私はもう何も言えなくなってしまいます。

 学園どころかキヴォトスでも珍しい、"生えている"生徒。補習授業部の4人の中には3人いて、私もその1人です。定期的に発散しないと際限なく欲求に苛まれてしまう、そんな困った体質の私達に、補習授業部で唯一"生えていない"生徒のコハルちゃんが、こうしてお手伝いをすると言い出してから、もう随分と経ったでしょうか。


「は、ん……んぅ……♡」

「あぁぁぁっ……♡♡」


 小さなお口の中に、太く固く、何より大きくなった私のそれが呑み込まれていって。


「んっ、ぅっ、んっ、んぅぅ……♡♡」

「はっ、はっ、やっ、あっ♡こはるちゃ、んぅっ♡♡」


 そのまま、じゅぷ、じゅぷっ、と。耳を塞ぎたくなるような、恥ずかしくてたまらないいやらしい水音と一緒に、コハルちゃんの頭が上げ下げして。途端に、私の体が暴れ出しそうになります。

 熱くて柔らかい内側が、私のを優しく包み込んで、擦り合わせてきて。柔らかくて、暖かくて、ぞわぞわとするような感覚に、我慢なんてできなくなってしまいます。


「あっ、ひぁっ♡だめ、だめぇ……こはるちゃんっ、コハルちゃ、んっ♡♡出る、出ちゃいます、出ちゃいますからっ、おねがい、はなして、離してくださぃ……!」

「んっ、んぅ……♡♡」

「あ、うっ、だめ、だめなのにぃ……っ♡」


 離してほしい、と伝えたはずなのに、コハルちゃんは余計に深くまで咥え込んで来て。駄目押しと言わんばかりに、きゅうきゅう、って、口の中を甘く締め付けられて、気持ち良さが限界になってしまって。


「ゔっ、うっ、ううぅぅぅーっ…♡♡」


 呻き声みたいな、みっともない声と一緒に、私の中からどろりとした液体が一気に吹き出てしまう。余す事なく、コハルちゃんの口の中へ。


「んっ!んっく、んっ、んゔぅ…………♡」

「うぅーっ♡ごめん、なさっ♡コハルちゃんっ、ごめっ、うううっ♡♡」


 ぴくっと肩を跳ねさせたコハルちゃんは、あろう事かそのまま飲み下し始めまてしまいます。ごく、ごきゅ、ごく、ごく、と喉の奥から音を立てて。次から次へと溢れてしまう私のソレを、嫌な顔ひとつせずに、身体の中へと受け入れて。


「はっ、はっ、はあ、はぁっ……♡」

「……………………ぷはっ……♡」


 何度も何度も、何度も何度も、びくつきながら体液を搾り出して、ようやく絶頂感が引いていく。最後の一滴を飲み干したコハルちゃんは、肩で息をしてしまう私をよそに、私のものからようやく口を離してくれました。


「ん……いっぱい、出た……♡」


 うっとりとしながら、甘い声でそう言ったコハルちゃん。心地良さでうまく頭が回らない私は、ぼんやりと眺める事しかできませんでした。


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