ヒカルの子育て
カミキヒカル「落ち着いたかい、アクア。この抱き方はね、雨宮吾郎って人に教わったんだ。
皆からはゴロー先生って呼ばれててね、他人であるはずの僕を心配して叱ってくれた優しい人なんだ。
僕は父親ってこんななのかな、兄ってこんななのかなって考えるようになったんだ。大きな手で頭を撫でてくれるゴロー先生が本当に大好きだったんだ…すまないアクア起こしたかな。…?
なんだいアクア、慰めてくれるかな。ふふっ、ありがとうアクア。そうだね、こんなんじゃあゴロー先生に顔向けできないね。これからも頑張るよ。」
アクア(よく頑張ってるよ…ヒカルくん。
ありがとう…僕の父親になってくれて)
ルビー(ふーん…まだパパとは呼べないけど、せんせに影響された人か…少しくらい認めてあげても良いかな?)
ヒカル「どうしたんだい、ルビー。
僕のところに来るなんて珍しいね。嬉しいよ。
こうやって抱っこするのも久しぶりな気がする。ごめんね。
今まで構ってやれなくて。ルビーは僕のことあまり好きじゃないかもしれないけど、何かあったら頼ってほしい。
ふふっ、まだ言っても分からないか。大好きだよ、ルビー。」
ルビー(あったかい…お父さん、てこういうものなのかな…)