ネリンガ

ネリンガ




【原典】リトアニア神話

【CLASS】シールダー

【マスター】 

【真名】ネリンガ

【異名・別名・表記揺れ】Neringa

【性別】女性

【身長・体重】137cm(可変)・??kg(可変)

【肌色】白【髪色】金【瞳色】琥珀色

【スリーサイズ】72/54/75

【外見・容姿】リトアニアの民族衣装であるエプロンを着た明るい少女

【地域】リトアニア西部・バルト海沿岸

【年代】神代

【属性】中立・善

【天地人属性】地

【その他属性】人型・子供・超巨大・巨人

【ステータス】筋力:A+ 耐久:A 敏捷:C 魔力:B 幸運:A 宝具:A+

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【クラス別スキル】

対魔力:EX

 魔術への耐性を得る能力。

 一定ランクまでの魔術は無効化し、それ以上のランクのものは効果を削減する。

 サーヴァント自身の意思で弱め、有益な魔術を受けることも可能。

 害ある魔術効果の殆どすべてを無効化する。

 特に海洋災害系の魔力攻撃でシールダーに害を与える事は不可能に近い。


陣地作成:EX

 一歩ごとに大地を削り、海を堰き止め、己が領域を拡大する。

 砂州の巨人としての侵食現象であり、自分に不利なフィールド状況を「砂と水辺がある地形」へと変化させる、宝具による地形操作の一端。


自陣防御:A++

 味方、ないし味方の陣営を守護する際に発揮される力。

 防御限界値以上のダメージを軽減するが、自分は対象に含まれない。

 ランクが高いほど守護範囲は広がっていく。

 シールダーの守護範囲は破格。宝具使用時は複数の町村を防御範囲内に収める事が出来る。


【保有スキル】

運命神の加護(守護):B

 リトアニアの運命の女神であるライマにより与えられし加護。

 悪意ある運命・因果干渉に対する耐性を得る。

 本来であれば自身の幸運ステータスを大幅に引き上げ、一時的に自身に向けられたあらゆる攻撃を「傷つく運命ではない」として無効化するなどといった効果のスキルであったが、シールダーの精神性から、他者を守護する事に特化したスキルへと変化している。

 即ち、助けを求める人の元へ辿り着き、無事に護り、傷を癒やし、手遅れになる前に問題を解決できるタイミングに「間に合う」可能性に大幅な補正を獲得し、他者に向けられた因果干渉による防御回避不能攻撃に「割り込んで」防御する事などが可能となっている。


勇猛なる少女:A

 荒れ狂う海竜にも激怒する海神にも動じない、巨人の少女の勇敢な精神性。

 勇猛少女の意地の複合スキルであり、巨人でありながら善良で優しく、大らかな心を持ち、人々を助ける為に恐るべき災害にも立ち向かっていく。


砂州の巨人:EX

 砂と海、即ち砂州の性質を持つ巨人としての生態特質。

 その霊基の大部分が魔術的なダイラタンシー流体である砂と水の混合物で構成されており、非常に高い耐久性を発揮する上に、身体が破損してもすぐ再生できる。

 また、魔力を消費するか周囲の砂と水を取り込む事で霊基規模を拡張・強化し、超常的な腕力を発揮することも可能。

 霊基拡張巨人外殻(砂浜) 怪力を複合したような効果だが、一言でいうならば完全流体(砂泥) 


【宝具】 

ランク:A+ 種別:対海宝具 レンジ:約98km 最大捕捉:4000人

 自身の巨人躯体を増大させ、その膨大な質量の砂を用いて、海より来たる厄災たちを退ける為にシールダーが築き上げたという超巨大防壁...即ち、クルシュー砂州を展開する。

 約98kmにも渡る砂塵の要塞。サイズは展開時に調整可能。

 砂州および砂丘は謂わばシールダーの肉体の延長である為、シールダーと同等の頑強性を有しており、一定ランク以下の攻撃的エネルギーを吸収して魔力へと変換し、破壊されてもすぐに再生可能。

 さらに、大規模な地形操作により流砂を発生させて敵軍を飲み込んだり、莫大な砂を固めて叩き付けて質量攻撃を仕掛ける事も出来る。


 また、この宝具は「神秘が渦巻く海」と「人が生きる海と大地」を分ける境界としての性質を持ち、外部からの気象操作攻撃の影響を遮断し、海竜と海神を退けた逸話から、天と地の属性を持つ存在に対してより高い防御性能を発揮する。


ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:1~50 最大捕捉:50人

 シールダーに求婚して来た海竜ナグリスを砂底より召喚する。

 神代の荒ぶる海を征する大海蛇(シーサーペント)の類型であるナグリスは強力な幻想種であるが、シールダーの意向により魔獣相当まで力をセーブされた状態で現界し、波濤と大雨を撒き散らしながら周囲に災害を振り撒く。

 場合によってはシールダーの制御下を離れ甚大な被害を齎す可能性もある為、余程のことがない限り使用することは無い。


【Weapon】 

『石』

 神秘を纏う巨人の投石。

 並の宝具を凌駕する、海が割れたと錯覚する程の絶大な威力を発揮する。


【解説】

 リトアニアの伝承に登場する巨人の少女。

 はるか昔、運命の女神ライマの神殿があった島で一人の少女が生まれた。

 両親が彼女にネリンガという名前を与えると、少女は日単位ではなく時間単位で成長し始め、生後9カ月の時点でもはや乳児ではなく、美しい少女に成長し、その後も健やかに成長して遂には文字通り巨人となったという。

 女神ライマの加護を受け、美しく、聡明で、心優しく、驚くほど強い女の子へと成長したネリンガは嵐の海から流された船を引き揚げたり、砂に埋まった荷馬車を引き揚げたり、知恵と思いやり、そして肉体的な強さをさまざまな場面で発揮し、多くの方法で人々を助けた。

 ネリンガの美貌と善良さは広く知れ渡り、その噂を聞き付けた海竜ナグリスが求婚しにやって来るが、ネリンガはこれを拒絶する。

 怒ったナグリスは海を荒らし、船を沈め、畑や牧草地を浸水させるなどの災いを巻き起こして脅して来たので、ネリンガは人々を守る為に砂をエプロンに入れて海まで運び、砂州と砂丘を築き、松を植え、石を投げる事でナグリスを本土から遠ざけた。

 この時作られた砂州が全長98km、ユネスコの世界遺産にも登録されているクルシュー砂州であると言われている。


 伝承によっては、ナグリスを砂に埋めて退治したとも、災いを引き起こしたのは海竜ナグリスではなく、恐るべき海神バンクプーティースであり、怒り狂う彼から人々を守る為に砂州を築き上げたともされる。

 本稿ではまず求婚にやって来たナグリスから人々を守る為に砂州を築き、大量の砂に埋めてこれを撃退し、その後に海神バンクプーティースが引き起こす大嵐から人々を守る為に、さらに砂州を増築して強化した、とする。


【人物・性格】

 外交的、陽気、能動的。

 明るく朗らか、優しく善良。気は優しくて力持ちを地で行くパワフル少女。

 巨人としての破滅的性質は有さない。恐らくは運命の女神ライマの加護に起因すると思わしい。

 世話焼きであり、巨人パワーで人助けを進んで行い、危険な仕事も進んで引き受けるが、それを苦と思わないし、自己犠牲的な精神を持ち合わせているわけでもない。

 単に「強い自分がみんなの分まで頑張ろう」と努力しているだけである。


イメージカラー:どこまでも続く白い砂浜

特技:海難救助、巨人式建築

好きなもの:砂遊び、魚介料理、漁師

嫌いなもの:しつこい竜、あらぶる海神

天敵:ナグリス、バンクプーティース

願い:クルシュー砂州周辺の環境の改善


【一人称】わたし【二人称】あなた、きみ【三人称】〇〇さん、〇〇くん

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