ニルヴァーナパダ

ニルヴァーナパダ


【元ネタ】史実

【CLASS】ライダー

【マスター】

【真名】ニルヴァーナパダ

【性別】男性

【身長・体重】187m・79kg

【属性】混沌・中庸

【ステータス】筋力B 耐久B 敏捷B 魔力C 幸運B 宝具A+

【クラス別スキル】

対魔力:C

 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。

 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。


騎乗:A

 幻獣・神獣ランクを除く全ての獣、乗り物を自在に操れる。


【固有スキル】

神性:B

 神霊適性を持つかどうか。シヴァ、ブラフマーなどの最高神の化身を称する神聖王の1人。


カリスマ:B

 軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。

 カリスマは稀有な才能で、一国の王としてはBランクで十分と言える。


皇帝特権:A

 本来持ち得ないスキルも、本人が主張する事で短期間だけ獲得できる。

 ランクがA以上の場合、肉体面での負荷(神性など)すら獲得する。


王道踏破:B

 王たらんとする態度を貫くことにより効果を発揮する自戒系スキル。

 一部ステータスの向上に寄与するが、王道を破るような真似をすると弱体化してしまう。

 彼の場合は、「王とは未踏の領域を超えていくもの」という認識を持って、常にチャレンジしまくる。


【宝具】

『縦横無尽の王道戦車(スーリヤヴァルメシュヴァラ・ラタ)』

ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:2~99 最大捕捉:1000人

 ライダー自身が数々の敵を撃ち破ったと称する戦車。

 自らの分身であり象徴であるリンガを搭載し、これからシヴァ神や

 ブラフマー神、スーリヤ神などの神威の破壊光を放ちながら疾駆する。

 ライダーは、この戦車が駆けた痕跡に踏み込んだ者に対して

 位置把握を可能とし、破壊光を瞬時に流し込んで攻撃することが出来る。

 また、ライダー自身がこの痕跡内に瞬間的な移動することもできる。

 在りし日のライダーが“道”を司る帝王であったが故にこの特性を有している。



【key word】

『覇道王/我が軌跡に王道は続く』

 クメール帝国の特性の1つとして、東南アジア世界を繋ぐ『王道』の存在が語られる。

 スーリヤヴァルマン1世はロッブリー地方まで遠征して領域を拡大し、外国諸都市とアンコールを結び、地方と中央、大陸の東西をまたぐクメール帝国の国際ネットワークを形成したという。

 これが後世に語られるクメール王道の原型である。

 ローマ、ペルシア、インカなどの世界史に名だたる王道の一つと言えよう。



【解説】

クメール帝国の11世紀の王。スーリヤヴァルマン1世。在位1006(1002)-1050年。

単馬令(タンブラリンガ)地方の王族にして軍人出身である

ジャヤヴァルマン5世の後、スーリヤヴァルマンは海路から東カンボジアに行き、首都へ進撃した。

当時は三人の王が登場して相争い、最終的にスーリヤヴァルマンが1002年に帝国の王位に着いた。

しかし敵の残党が抵抗したので約9年間征討を続けて、1011年に敵残党を含めた高官4千人に忠誠の誓約儀式を行わせた。これは前例のないことだった。

こういった方針で地方小国が力を持つことを妨げて中央集権化を推進し、国内秩序が回復した。

この様にスーリヤヴァルマンは活動的で有能な王であり、個人としての特性も優れ、

勇壮さでは獅子、美しさは月、学問は大師であったという。


王は自らの版図を示すために各地にスーリヤヴァルメシュヴァラというリンガを置いた。

そして、南部にスーリヤパルヴァダ、北部ではプリヤ・ヴィヘアの改修、東部に大プリヤカーン、チャウ・サイ・ヴィボルを建立し、アンコールに新王宮と堅牢な城壁を建て、王宮内にピミヤナカスを建立している。

特に大プリヤカーンは後の王たちが追加工事をしたことで、有名なアンコールワットの5倍近い広大さを誇るようになる。

王はこのように神殿寺院、道路、石橋、宿駅、貯水池の建設に携わったと碑文に残されており、王が造営した西バライは、クメールの貯水池の中でも最大である。

王は大乗仏教に惹かれたらしく、謚号としてニルヴァーナパダ(涅槃に向かった王)を名乗っている。



【コメント】

とある資料の1つで激烈に偉大な王と推されていたので、それを参考にした。

その資料以外では別にそこまで特筆されてはいない。

適正クラスはライダー。一人称は己(クメール)。



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