【試作】ナギサと幻覚ミカ(仮)
砂糖堕ちハナエちゃんの人このお話は脳内プロットをそのまま文章に書き出しています。
そのため「地の文なし」「ト書き・台本形式」「メモ書きあり」となっております。
本編と流れが変わる為、BADEND予定のIFストーリーとなります。
「はぁっ……はぁっ……」
(ティーパーティのテラス席。零れて広がった紅茶と茶菓子やティーカップが散らばり汚れたテーブルに倒れ伏せて、肩で息をしているナギサ)
【くすくす……ナァ~ギちゃんっ♪】
(ふわりと姿を現す幻覚ミカ)
「はぁっ…はぁっ……ミカさん……」
【とても辛そうだねナギちゃん。暑いよね?寒いよね?痛いよね?身体が渇いて苦しいよね?もう我慢できないよね?……そろそろ良いお返事、聞かせてほしいな?】
「いりません……砂漠の砂糖など……絶対に認めませんっっ!!」
(苦悶の表情を浮かべながらミカ(幻覚)を睨み上げるナギサ)
【はぁ……ナギちゃんさぁ……いい加減自分の置かれた状況理解しようよ?それとも現実から目を背けてるだけなのかな?】
【浸蝕率98%――もうナギちゃんの心(神秘)も身体(テクスチャ)もぜ~んぶ私達の支配下にあるの☆。残り2%は此処とあなただけだよ?桐藤ナギサ――いえ、●●●●教三大天使■■■■■の"神名文字のカケラ(絞り滓)"さん♪】
「まだ……まだ負けてはいません……。必ずあなた達を追い出し器(ナギサ)を取り返してみせます……」
【ふぅ~ん、まだ挽回出来るチャンスがあるとおもってるんだ。もう手遅れなのにね】
【あなたがまだ護れてると思ってる桐藤ナギサの深層心理下の精神世界――ここも、もう砂糖がこれだけ浸蝕して来てるんだよ?】
(テラスの柱を手で摘まむとボロッと硬いはずの壁部分が柔らかい土のように脆く剥がれる。破片が砂のように舞いやがて白い砂糖に変わり辺りに甘い香りを振りまく)
【で、ナギちゃん。さっきよく聞こえなかったんだけど、何言ってたっけ?もう一度教えてくれないかな?】
「くっ!!」
(身体を僅かに起こすと咄嗟に愛銃を引き抜きミカへ発砲する)
【わーお。まだそんな元気残ってたんだ。今のちょっと痛かったよ?】
「うっ…ううっ」
(体力の限界なのか、再びテーブルに突っ伏してしまうナギサ。何とか腕を持ち上げ銃だけはミカに向けようとする)
【頑張ったね、ナギちゃん。――でも、もうここでおしまいだよ】
(余裕たっぷりにゆっくり歩き近づくミカ。震えるナギサを銃をミカの手が掴むと、ナギサの愛銃はあっと言う間に砂の塊に変わり崩れ去ってしまう)
「……そんなぁ!?」
【残念でした☆もうこれで抵抗する手段も力も無くなったね。さぁナギちゃん答え合わせの時間だよっ♪】