ドライブデートコメコメ編

ドライブデートコメコメ編

モテパニ作者

コメコメ「ドライブ楽しいコメー!」

拓海「コメコメは車乗った事あったか?」

コメコメ「ここねがいつも乗ってる車に乗せてもらった事あるコメ。でもこの車それより小さいコメ」

拓海「そりゃ芙羽の家のやつに比べたらな…」

コメコメ「でもこっちの方がいいコメ、あっちは運転手さんがいてこの姿じゃ乗れないコメ」

今コメコメは妖精ではなく少女の姿をしていた。

きっかけはゆいが拓海の車に乗せてもらった話をコメコメが聞き、コメコメも乗りたいという話になった事だった。

コメコメ「ゆいやパムパム達とも来たかったコメ」

拓海「全員は流石に乗せられないからな、それにみんな都合もつかなかったし」

コメコメ「だからみんなの分も楽しむコメー!」

拓海「ああ」

〜〜〜

コメコメ「コメェ…」

拓海「まさかこんな事になるとは…」

あれからドライブを楽しんでいたコメコメ達だったが、その途中運悪く暴走しているスペシャルデリシャストーンに遭遇してしまいなんとか抑える事には成功したのだが、騒ぎになる周りから逃げるうちに知らない場所に辿り着き日も暮れてしまっていた。

拓海「悪いコメコメ、今日中には帰れそうに無い。ホテル泊まるような金もないし今日は車中泊だな」

コメコメ「うぅぅ、寒いコメェ」

拓海「…ほら、これ使え」

コメコメ「これは何コメ?」

拓海「ひざ掛けだよ、毛布代わりには心許ないけど妖精の姿なら包まれるだろ?」

コメコメ「拓海はどうするコメ?」

拓海「俺はいいよ、どうせそれ一枚しかないし。おやすみ」

そういうと拓海は席を倒して目を瞑った。

コメコメ「……うーん、えーい!」

コメコメは少し考えるそぶりを見せると拓海に飛びつく。

拓海「うわ!なんだよいったい!」

コメコメ「こうした方が二人ともあったかいコメ!それに今日のコメコメはエナジー妖精じゃなくて女の子コメ、だからこのままでいるコメ」

拓海「ったく」

呆れながらも少し表情が綻ぶ拓海

心も体もあったかいものに包まれ二人は眠りにつくのだった。

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