ドタバタとモフモフと。
一般管理人は見た(驚愕)・文字書き初心者です
・相変わらず本題までが長いし短い
・設定通り書けてるかわかんない
・あとエミュができない
★それでも良ければどうぞ
些細な管理ミスからアブノーマリティが脱走してしまいあれよあれよという間にレベル1の警報から2へと引き上げられてしまった。
管理官として多少、慣れてきたくらいの私にとってはこの非常事態は焦ってしまうには十分すぎることであった。
「どうしよ…なんでこんな脱走する子ばっかり管理してるの……!!」
鎮圧指示を出したり、不機嫌になってしまったアブノーマリティを作業でなだめたりと大忙しである。くそっ、今日は育成のために手練な職員達数人非番にしちゃったじゃん!サイアク!!。
ワタワタしながら鎮圧のために交戦を繰り広げている職員をサポートしつつ…
ふと、思い出したが数日前にやってきたアアブノーマリティ、雪に沈む血珀の作業項目で抑圧の代わりに依頼でなるものがあった気がする。
藁にもすがる思いでそのアブノーマリティに鎮圧命令を出した。
悲鳴の声と鳴り響く銃声、
逃げ惑う足音に引き裂かれる断末魔。
ここに来てからまだ指折り数えられる程度しか経っていないが…どうやらここの外では何者かとの攻防戦が行われているであろうことが推測される。
あぁ…『部屋』から出ることが出来たら助けに行けるのに。
廊下に面している壁にもたれてかかり音が止むまで別の事を考えていようと目を閉じた瞬間、
「すみません。手を貸していただけないでしょうか!。」
収容室のドアが開き、血で汚れた職員の1人が助力を求めに来たのだ。
「今いる職員だけでは対処しきれなくて…申し訳ないけど、下の階で脱走してるアブノーマリティの足止めだけでもお願いします!!」
頭を下げながら一息でそう伝えると、こちらの有無を言わさずに颯爽と長い丈のジャケットを靡かせながら走り去ってしまった。
「おい!」
追いかけようと収容室から身を乗り出して見てももう先程の者はすでにそこには居らず、ただ血まみれになった廊下となにかであった肉片がこびりついているだけだった。
暗転。
真っ暗がりの廊下、よく見えないがおそらく頭部を喰われ亡くなった人間の死体が転々と落ちている。
まるで地獄のような惨状を何事も無いかのように進んで行く。これくらいの悲劇なんて日常茶飯事だったのだ。気にする必要も…ない。
懐中電灯を片手に足元を照らしながら進んで暫くして遠くの方にぼんやりとした明かりを見つけた。
薄明かりから見えるぼんやりとした黒い輪郭。
そこまで歩くスピード早くなくあと少しで直ぐ背後に付くことができるだろう。
歩く速度をあげて徐々に黒い物体との距離を縮めてゆく。
もう少しとなり臨戦体勢で一気に間隔を詰め、鞘から刀を出す。一息入れ思いっきり足を踏み込みその瞬発力を活かして不意打ちで切りかかろうと振り上げた時、
((ふわふわとしてそうな毛並み…))
そんな考えが頭によぎってしまった。
そう、よぎってしまったのだ……残念な事に。
一連の動作を逆再生をするかのように刀を鞘に収めると勢いそのままに目の前の『黒い大きななにか』にしがみついた。
羽毛のような手触りで生き物らしい温かさ。
移動する事に伝わる振動もまるで親にあやされているかのような安心感がある。
そして、この全身を覆う黒いファーのような似姿。
まるで……
「ッ!」
ズキリと頭がいたんだ。
まるであたまのなかにきりがかかっているみたいだ。
しろのせかいに、ぴんくいろのおおきなばけものがおそいかかってくるんだ。
カゲロウのように揺らめいていてぼやけてはっきりとしない感覚に気持ち悪さも覚えた。
…しばらくこの安心感に身を委ねるとしよう。
黒い鳥にしがみついたまま目を閉じた。
……当たり前だが上に突然乗られた大鳥はめちゃくちゃ困惑してその場で立ち往生してたし、下手に上に乗った人物を刺激して滅多打ちにされる訳にもいかないから(上取られてるし)騒動が沈静化するまで大人しくする選択をした模様。
それから血珀くんと大鳥はなんだかんだで仲良くなったし、大暴れアブノーマリティも全部鎮圧できた。
チャンチャン!!(無理やり)