トリDの昔の話
昔のトリD…
トリD「皆さん…私、思うのですが…女の子らしさとは何だと思いますか…?」
トリA「何?性別の話?」
トリB「あーなんかありましたよね…何でしたっけ…」
トリC「えるじぃーびぃーてぃーきゅーなんとかですわ〜人は皆おーるいんわんという事ですわ〜」
トリA「それを言うならオンリーワンでしょ?で?あなたは何を言いたいの?」
トリD「…はい、私は…女の子らしくない…と親に言われて…もっと凛と…お淑やかにと…皆さんには見せてない一面なので相談出来なくて…」
トリD「そういう普通じゃない…人とは違う一面ってやっぱり…おかしいのかなって…思いまして…」
トリD「ただ女の子らしさに憧れないとかそんな感じではなくて…むしろ憧れすぎておかしいというか…そんな感じで…」
トリD「やっぱりおかしいですよね…変ですよね…」
トリA「気にしなくていいよ」
トリD「え…?」
トリA「親に言われてなんでしょ?私達の前くらいなら気にしないで話してほしいな」
トリA「私達はもっと貴女の事知りたいからさ?」
トリD「……!」
トリB「人はみんな他の人とは違うところがあると言います、少しもおかしくありません!」
トリD「あ…ありがとうございます!」
トリC「大丈夫ですわ〜人に迷惑をかけたり犯罪をしたりしなければ私は怒りませんわ〜」
トリD「それはもちろん!犯罪なんてしないと誓います!」
トリC「それなら良かったですわ〜!」
それから…
トリD「突然ですが皆さん…女の子って…良いですよね…」
トリD「女性や男性という性別は元々女性一つしかなくそこから分化していったと言われています…つまりは女性というのは原初の性…全ての始まりなのです…」
トリA「つまり?」
トリD「女の子って…めっちゃくちゃ可愛いです〜♡」
トリA「むっちゃ良い笑顔」
トリB「元々はこんな性格なんですね」
トリC「笑顔が可愛いですわ〜」
トリD「はっ!すいません!私とした事が…」
トリA「可愛いから許す」
トリB「許します」
トリC「良い子だからおっけーですわ〜」
しばらくして…
トリD「ふふふ…最近親に隠れてフィギュアを買っているのですわ…!」
トリA「フィギュア?何?それ」
トリB「人形みたいなものです…たしか」
トリC「なんか具合悪そうですわ〜?」
トリD「ふふふふふ…ちょっと深夜にアニメを一気見して…」
トリC「ぶっ倒れちゃいますわ〜!?」
トリD「大丈夫です!萌えの力は正義なので!」
トリA「萌え?」
トリD「さあさあ!皆さんに教えてあげますわ!女の子の素晴らしさを!」
トリB「なんか変わりましたね?」
自宅にて…
トリD「ここの隠し扉を開けると…さあ!ここが私のマイ部屋…いやマイホームです!」
トリA「う…わぁ…」
(辺り一面に飾られてるアニメの女の子の絵…しかも女児っぽいちっちゃい子がいっぱい…)
トリB「ひぇ…⁉︎」
(なんか…女の子が描かれてある抱き枕?みたいなのがあります…ん?これは…?このお人形みたいな…これが…フィギュア⁉︎え?…小さな子がこんな…い…いけない格好を…⁉︎)
トリC「ほわぁ?」
(これは何でしょう?本?題名は…ロリっこ?同人誌?おねロリ?ぷに?ぺど?ロリ…?ロリータの事でしょうか?)
トリD「どうですか⁉︎素晴らしいでしょう⁉︎女の子のこのあどけなくて可愛い笑顔の魅力…!ぷにぷにの幼い扇情的な身体!もう私興奮が治りませんわ!」
トリA「その…今の貴女は可愛くは…」
トリB「ちょっと…その…」
トリC「Dちゃんの目つきがキモイですわ〜」
トリD「何でですか⁉︎せっかく素晴らしい世界へ皆さんをご案内してあげるというのに!」
トリA「とりあえず将来犯罪者にならない事を祈ってるわ」
トリC「え〜今回Dちゃんが逮捕されてしまいましたがご友人の貴女はどう思いましたか〜?」
トリB「そうですね…今回の事件は私達にも責任はあります…小さい子のフィギュアを買っていたり…薄々兆候は出ていたんです…ああ!あの時…私達が止めていれば…!こんな事件には…!」
トリD「勝手に犯罪者にしないでください!大丈夫です!まだ大丈夫です!」
トリA「まだ?」
トリD「大丈夫です!イエスロリータノータッチですので!」
トリB「いずれタッチしそうで怖いです…」
トリC「大丈夫ですわ〜!私護身術や格闘技を習っていますのでいざという時に小さい子を守ってDちゃんをぶっ飛ばしてみせますわ〜!」
トリD「お…お手柔らかにお願いしますね?」
トリA(正直今ならDちゃんの親の気持ちがわかる…)
トリB(その…あれを普通の人に見せたらいけないという感じと言いますか…素を見せたらいけないというか…)
トリC「恋する乙女と言ってもあれはまずいですわ〜!犯罪一歩手前ですわ〜!」